時短につながる便利術! ジップロック®︎を活用した離乳食の食材作り置き冷凍術

離乳食の食材作り置き冷凍術
2022/05/19 2024/01/14 babyco編集部 babyco編集部

添加物などを心配せず、安心して食べさせたい。生まれてから最初に食べるものだから、イチから作ってあげたい。だから、離乳食は手作りでがんばりたい! そんなママ・パパもたくさんいますよね。でも、食べやすいように細かく切ったり、ペースト状にすりつぶしたりものを離乳食の時間がくるたびに少量用意するのはなかなかに大変。

そこで、ジップロック®︎フリーザーバッグを使った“離乳食作りがラクになる食材の冷凍保存方法”をご紹介! 離乳食によく使う野菜類やだしの冷凍保存方法を、月齢に合わせてお伝えします。

離乳食の食材を冷凍するメリット

離乳食の食材冷凍

冷凍保存は冷蔵保存に比べて食材が日持ちするから、お肉や野菜、パン類などを冷凍で保存している、というご家庭も多いですよね。離乳食で使う食材も、冷凍することで多くのメリットがあるんです。

【冷凍保存のメリット】
●離乳食作りの時間を短縮できる
あらかじめ下ごしらえをして冷凍保存しておけば、必要な量だけを取り出して使うことができます。赤ちゃんがおなかを空かせてぐずっているときや、ママやパパが仕事から帰ってきてバタバタしているときでも、パパッと調理して食べさせてあげることができますね。

【ジップロック®︎フリーザーバッグを使用するメリット】
●量の調整がしやすい
「ジップロック®︎フリーザーバッグ」に入れて保存することで、使うときは凍ったままパキッと折って取り出したり、冷凍する前に1回分ずつ取り出せるようにお箸などで跡をつけたりなど、1回分の調整がしやすくなります。
●冷凍庫のスペース節約に
かさばるものを入れすぎて、冷凍庫が常にパンパン……なんて方も多いのではないでしょうか。「ジップロック®︎フリーザーバッグ」では食材を薄く伸ばして冷凍するため厚みが少なく、立てて保存もできるので、たくさんの食材を少ないスペースで入れることができます。
●密封力が高く、日持ちの管理もしやすい
ジッパーが2重になっている「ジップロック®︎フリーザーバッグ」は密封性に優れており、汁物や水分が多い食材を入れても液漏れする不安が軽減されます。また、日付や入れている食材の名前を書けるスペースがあるため、1週間ほどで使い切りたい離乳食の保存にはとっても便利!

▼こちらの記事もcheck!
離乳食の基本の進め方 1日の食事回数や量、初期・中期・後期・完了期ごとに食べていいものって?

食材別の冷凍方法〜だし汁・野菜スープ〜

だし汁

野菜スープは離乳食初期から食べられて、野菜の栄養をとることができますし、だし汁はいろんな料理に使えるので、薄味の離乳食に変化をつけることができます。
幅広い料理に使えるので、ぜひストックしておきたい料理です。

野菜スープ(洋風スープ)は、にんじん、キャベツ、玉ねぎなどアクが少なく、煮くずれしにくい野菜でつくるのがおすすめです。また、こして残った野菜は各月齢の大きさに加工すると離乳食に使えますよ。

だし汁は、市販品は塩分や化学調味料が含まれているものが多いので、にぼしやこんぶなどの天然の素材を使って手作りしてもよいです。

初期・中期・後期・完了期から 冷凍方法

製氷皿でだし汁を冷凍ジップロックでだし汁を冷凍保存

1.製氷皿に入れ、ラップ(サランラップ®️)でふたをして、冷凍する。
2.凍ったら製氷皿から取り出し、「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかりと閉め、冷凍で保存する。

〜使うときは〜
使う分だけ取り出して、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。容器のフタをずらしてのせ、電子レンジで加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。

 

野菜スープ・だし汁を使ったレシピはこちら!
▶【中期】【後期】【完了期】皮ごとにんじんのハヤシライス
▶【後期】ツナの冷や汁風

食材別の冷凍方法〜ブロッコリー編〜

ブロッコリー

ビタミンCやカロテン、鉄分などが含まれていて、栄養面でもとっても優秀なブロッコリー。
やわらかくしやすく、味のくせも比較的ないため、離乳食にもオススメな野菜です。
彩りもよいので、取り入れるだけで料理が華やかにもなりますね。

今回は花蕾の部分のみ使用しますが、軸の軸の部分も外側のかたい皮を除けば利用できます。その場合は、皮を厚くむいてかたい繊維のない状態にし、1cmくらいの輪切りにして、やわらかく茹でてから加工しましょう。

初期から ペーストで使用するときの冷凍方法

ブロッコリーペースト

1.小房に分けてやわらかくなるまで茹で、花蕾の部分だけを残す。
2.1を裏ごすかすりつぶし、「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかりと閉め、冷凍で保存する。

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
※解凍後はしっかり加熱調理しましょう

中期・後期・完了期から 刻んで使用する場合の冷凍方法

刻んだブロッコリー

1.小房に分けてやわらかくなるまで茹で、花蕾の部分だけを残す。
2.月齢に合わせた大きさに切る。
※月齢に合わせた食材の大きさの目安はこちら
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかり閉め、冷凍で保存する。
※1週間で使いきれるように、50〜60gくらいを目安に保存しましょう

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
汁ものに使用する場合は、凍ったままだし汁に加えて一緒に加熱しましょう。

 

ブロッコリーを使ったレシピはこちら!
▶【後期】【完了期】野菜いっぱいそぼろごはん
▶【後期】ブロッコリーとさけの煮びたし

食材別の冷凍方法〜かぼちゃ編〜

かぼちゃ

かぼちゃは、ビタミン類やカリウムなどの栄養が豊富なことはもちろん、甘くて食べやすいので赤ちゃんにも好まれやすい食材です。
柔らかくしやすいので、すりつぶしなどの調理もしやすいのが嬉しいポイント。

電子レンジで加熱することで煮崩れせず、包丁で切りやすくなりますよ。

初期から ペーストで使用するときの冷凍方法

かぼちゃペースト

1.かぼちゃ(150gの場合)の種とわたを取り除き、ラップ(サランラップ®️)でゆったりと包み、電子レンジ(500W)で約3分加熱する。

2.1をスプーンなどでかき取り、裏ごしする。
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかりと閉め、冷凍で保存する。

※少量のときは、ラップ(サランラップ®️)で1回分ずつ小分けにして包み、「ジップロック®︎フリーザーバッグ」に入れて冷凍で保存するとよいでしょう。

※かぼちゃは1回分10gくらいを目安にすじ目をつけると使いやすくなります。

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
※解凍後はしっかり加熱調理しましょう

中期・後期・完了期から 刻んで使用する場合の冷凍方法

きざんだかぼちゃ

1.かぼちゃ(150gの場合)の種とわたを取り除き、ラップ(サランラップ®️)でゆったりと包み、電子レンジ(500W)で約3分加熱する。

2.1のあら熱をとって皮を除き、月齢に合わせた大きさに切る。
※月齢に合わせた食材の大きさの目安はこちら
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかり閉め、冷凍で保存する。
※1週間で使いきれるように、50〜60gくらいを目安に保存しましょう

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で30〜40秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
汁ものに使用する場合は、凍ったままだし汁に加えて一緒に加熱しましょう。

 

かぼちゃを使ったレシピはこちら!
▶【中期】かぼちゃとカッテージチーズのサラダ
▶【中期】トマトかぼちゃうどん

食材別の冷凍方法〜にんじん編〜

にんじん

ビタミンやミネラルが豊富なにんじん。
1年を通してスーパーに並べられており、手に入りやすいことから、離乳食に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
茹でると甘味が増すので、赤ちゃんもモリモリ食べてくれることが多いですよ。

また、にんじんは茹でる前に刻んでしまうと、やわらかくなるのに時間がかかります。茹であがった後に処理することで時短になります。

初期から ペーストで使用するときの冷凍方法

にんじんペースト

1.1cmくらいの輪切りやスティック上など大きめに切り、やわらかくなるまで茹でる。
2.1を裏ごすかすりつぶす。
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかりと閉め、冷凍で保存する。

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
※解凍後はしっかり加熱調理しましょう

中期・後期・完了期から 刻んで使用する場合の冷凍方法

きざんだにんじん

1.1cmくらいの輪切りやスティック上など大きめに切り、やわらかくなるまで茹でる。
2.月齢に合わせた大きさに切る。
※月齢に合わせた食材の大きさの目安はこちら
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて薄く広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかり閉め、冷凍で保存する。
※1週間で使いきれるように、50〜60gくらいを目安に保存しましょう

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。

 

にんじんを使ったレシピはこちら!
▶【初期】かぶとタイのおかゆ
▶【中期】にんじんと納豆のあえもの
▶取り分け離乳食レシピ「にんじんライスボール」(後期〜)

食材別の冷凍方法〜青菜編〜

小松菜

ほうれんそう、小松菜などの青菜は鉄分が豊富なので、離乳食メニューにもおすすめの食材です。
やわらかい葉の部分を食べさせてあげて、月齢が進んだら茎の部分も調理して食べさせてあげましょう。
じつは青菜は、下ごしらえをして冷凍することで、裏ごしをラクにすることができるんです!

初期・中期から ペーストで使用するときの冷凍方法

ほうれん草ペースト1ほうれん草ペースト2

1.葉先のみをやわらかくなるまで茹でたあと、水にさらしてアク抜きをする。
2.1を5〜10gずつに分け、ラップ(サランラップ®️)でスティック状に小分けにして包む。

3.2を「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜き、ジッパーをしっかり閉めて冷凍で保存する。
※赤ちゃんの内臓は未発達なため、繊維が多い野菜を食べると飲み込みにくくなってしまうことがあります。そのため、初期と中期は、繊維が多い茎の部分ではなくやわらかい葉先のみを使用しましょう。
※特にほうれん草はアクが強いので、必ずアク抜きをしましょう。
※1週間で使いきれる量で保存しましょう。

〜使うときは〜
袋から取り出し、凍ったままの状態ですりおろし器ですりおろします。こうすることで面倒な裏ごしの手間を省き、かんたんにペースト状にすることができますよ。すりおろした後は、しっかりと加熱調理をしてください。

後期・完了期から 刻んで使用する場合の冷凍方法

きざんだほうれん草

1.葉先と茎の部分に分け、やわらかくなるまで茹でたあと、水にさらしてアク抜きをする。
2.月齢に合わせた大きさに切る。
※月齢に合わせた食材の大きさの目安はこちら 
3.「ジップロック®フリーザーバッグ」に1を直接入れて平らに広げ、なるべく空気を抜いてジッパーをしっかり閉め、冷凍で保存する。
※後期・完了期からは、かたい茎部分も混ぜて使えるようになります。茎は柔らかくなるまで時間がかかるため、葉先より長くゆでましょう。
※1週間で使いきれるように、50〜60gくらいを目安に保存しましょう

〜使うときは〜
ジッパーを開け、凍ったまま使いたい分だけパキッと折って取り出し、レンジ加熱可能な容器(ジップロック®︎コンテナーなど)に入れます。 水やだし汁を少量(小さじ1/2~1程度)加え、容器のフタをずらしてのせ、電子レンジ(500W)で20〜30秒加熱して解凍します(量により加熱時間は調節してください)。
※解凍後はしっかり加熱調理しましょう。
汁ものに使用する場合は、凍ったままだし汁に加えて一緒に加熱しましょう。

 

青菜を使ったレシピはこちら!
▶【初期】コーンクリームがゆ
※お子さんに合わせて、ゆでたほうれん草を細かく切って冷凍しても食べられます
▶【中期】白身魚入り あんかけうどん
▶【後期】【完了期】野菜いっぱいそぼろごはん 

作りおき冷凍で離乳食づくりを少しでもラクに♪

離乳食を食べる赤ちゃん

1週間で食べられる量まで一気に作って冷凍しておくのが、今回ご紹介した作りおき冷凍術。イチから作る必要がないから時短できて、さらにジップロック®︎で保存しておくことで使いたい分だけ取り出せるから、毎日の離乳食作りがラクになります。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

掲載協力:旭化成ホームプロダクツ株式会社

\ほかにも離乳食に使える食材の冷凍方法を公開中!/
▼詳しくはこちらをクリック!
離乳食のためのフリージングテクニック

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