保育士免許と幼稚園教諭一種免許を所持。子育ての悩み相談に乗る子育て支援を担当していた経験もあり。6年間保育士として働いた後、未経験でWebライターの世界へ!保育士としての経験と知識を活かし、ママ・パパが楽しく子育てできるように子育て情報を発信します♪
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指先も器用になり、言葉もでてくるようになる1歳児。
日々新しいことができるようになる時期だからこそ、どんなおもちゃを選べばいいのか悩んでしまいがちですよね。
この記事では、実際に1歳児クラスを担任した経験のある元保育士が厳選した1歳児が夢中になるおもちゃをご紹介します。
成長が大きい1歳児だからこそ、長く遊べるおもちゃをセレクトしました。
ぜひ1歳児のおもちゃ選びの参考にしてみてくださいね。
子ども達が大好きなアンパンマンが描かれた型はめパズルは、保育園でも大人気のおもちゃです。
赤、青、緑、オレンジの4色の色があるので、子どもが色を覚える役にも立ちます。
形は全部で12種類あるので、最初は型はめパズルとして遊ぶことは難しいかもしれません。
ですが、1歳児はものを出し入れするのが大好きな時期。
型はめが難しい1歳前半の時期は、フタを開けてパーツを出し入れするだけでも、十分に楽しむことができます。
1歳後半になると、色と形を覚えてくるので、型はめパズルとしても活躍してくれますよ。
2歳児になっても子どもは型はめパズルが大好きなので、長く遊ぶことができるおもちゃです。
ふたを開け閉めするおもちゃなので、子どもが指を挟まないようにだけご注意ください。
上からボールを入れると、くるくるとボールが降りてきて、最後にベルが「チン!」と鳴るおもちゃです。
簡単な構造ですが、子どもは夢中になって遊びます。
大体生後10ヶ月頃から遊べるおもちゃですが、1歳児になると指先も器用になり、次から次へとボールを入れられるようになってくるので、楽しさも倍増です。
ミニカーやお人形など、小さなおもちゃをボールを入れる穴に入れてしまうことがありますが、分解できる造りになっているので、簡単に取り出すことができます。
2歳や3歳の子どもでも集中して遊べるおもちゃなので、長く使えるという点でもおすすめですよ。
レゴ®️デュプロはレゴ®️の2倍のサイズのブロックです。
誤飲の心配がある1歳児でも安心して遊べるように、大きめのレゴとして開発されました。
私が勤務していた保育園にもデュプロがあり、1歳児クラスで遊んでいました。
積んで遊ぶのが大好きな1歳児の時期に、重ねられるデュプロはぴったりです。
積んでどんどん高くして、最後にはガシャンとバラバラにする遊びが楽しいのが1歳児。
最初は大人が積み上げるところを見せることによって、子どもも真似をはじめます。
デュプロには、人形やパンの形、車の形のブロックもあるので、1歳児後半からはごっこ遊びのお供にもなってくれます。
2歳・3歳になると、ごっこ遊びの幅も広がってきて、デュプロでおうちやお店を作って遊べるようにもなる、長く遊べるおすすめおもちゃのひとつです。
1歳は積み重ねるのが好きな時期なので、コップがさねは集中してよく遊べるおもちゃです。
コップがさねで遊ぶことによって、子どもは「大きい」「小さい」という概念を学ぶことができます。
さらにコップがさねをおすすめする理由は、純粋に器としても使えるという点です。
入れたり出したりが好きなお年頃の1歳児。
おもちゃをコップに入れたり出したりする遊びにも使うことができます。
さらに1歳児の後半でおままごともできるようになると、コップがさねは料理を入れるお皿に変身します。
2歳、3歳になってもおままごとで活躍してくれるおもちゃです。
1歳児でもお絵かきを楽しめるクレヨンがベビーコロールです。
持ち手が丸いため、1歳児の握力でもしっかりと握ることができます。
1歳児のお絵かきは、クレヨンを持つ力加減が難しく、一般的なクレヨンは折れてしまいやすいです。
その点ベビーコロールは堅めの素材を使っているので、たたきつけるようなお絵かきに使っても折れにくくなっています。
お絵かきで心配なのが、誤飲・誤食ですが、ベビーコロールは大きめなので、その心配も少ないです。
万が一食べてしまっても、体に無害な素材を使っているので、まだまだ誤飲・誤食が心配な1歳児でも安心してお絵かきしてもらうことができます。
第5回キッズデザイン賞 キッズセーフティ部門 最優秀賞「経済産業大臣賞」も受賞しているクレヨンです。
歩くのも上手になってくる1歳児の時期は、ボール遊びも楽しみたいお年頃です。
オーボールはとても掴みやすいボールの形をしているので、投げたり転がしたりといろいろな遊びがしやすいのが魅力。
0歳児から使えるおもちゃではありますが、1歳児になるとさらに上手になげられるようになりますし1歳の遊びでもオーボールは大活躍してくれます。
まだまだおもちゃを口に入れてしまいがちな1歳児のおもちゃは衛生面も気になるところですが、オーボールは丸洗いできる素材なので、衛生面でも安心です。
歩くことにも慣れてきた1歳児におすすめなおもちゃのひとつが、引き車です。
押し車とは異なり、ひもを引っ張っておもちゃの動きを楽しみます。
担任をしていた1歳児クラスでも引き車は大人気おもちゃのひとつでした。
歩くことがさらに楽しくなるおもちゃなので、室内で体を動かしてほしいときにもぴったりのおもちゃです。
1歳児後半になると、お買い物ごっこにペットとして引き車を連れて歩いている子もいました。
インテリア映えするようないろいろなデザインのものもあるので、見比べてみるだけでママまで楽しくなりそうですよ。
1歳児も半ばになると、おままごとが大好きになります。
特に子どもは包丁でチョキンと切ってお鍋に入れるのが大好きです。
そこで活躍するのが、マグネットタイプのおままごとセットです。
おままごとセットはいろいろな種類がありますが、保育園で働いていて木製のものが一番壊れにくく扱いやすいと感じました。
木製のおままごとセットは磁石でくっつくものが多く、磁石の方がマジックテープタイプのおままごとセットより、弱い力でも切り分けやすいことが理由です。
木製のおままごとセットを選ぶ際に注意していただきたいのは、磁石が露出していないものを選んでいただきたいという点です。
磁石が露出しているものは、ふとした時に磁石が外れてしまい、誤飲の危険性があります。
安心しておままごと遊びを楽しめるように、磁石内蔵型の木製おままごとセットがおすすめです。
パロはボールをハンマーで箱の中に叩き入れると、コロコロ転がって箱の外に出てくるおもちゃです。
最初は付属しているハンマーは使わず、グッと押し入れる子が多いのですが、この押し入れる動きが楽しいようで、保育園でも子どもが集中して遊べるおもちゃのひとつでした。
1歳半を過ぎるとハンマーで叩き入れることを学んで、コツンとボールをハンマーで叩き入れられるようになっていきます。「道具を使う」ということを覚えていくんですね。
おうちで使っているという保護者からも、「気付けばこれで遊んでいる」という声を聞いたことがある人気のおもちゃです。
「叩く」という日常的には、あまり推奨されない行為を思う存分楽しむことができる点でもおすすめです。
机に置いておくと、1歳児がとても集中してよく遊ぶおもちゃのひとつがプラステンです。
5色の円形のピースを並べたり、重ねたり、棒に通したりと、さまざまな遊びができます。
1歳児前半は棒にピースを通すことが難しくても、1歳児後半になると棒に通して遊べるようになっていきます。
つまむ▶離すという指先の繊細な動きが必要なおもちゃなので指先を鍛える遊びにも繋がりますよ。
さらに保育園では、プラステンのピースがおままごとの具として大活躍していました。
ピースが小さめなので、誤飲には十分に注意してください。
1歳児は、できることがたくさん増えていく時期です。
子どももできなかったことができるようになると、嬉しいもの。
が、理想的なおもちゃです。
今回紹介したおもちゃを使って、ぜひ子どもがどんどん新しいことに挑戦できる環境を作ってあげてくださいね。
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