育児をがんばり過ぎていませんか? ちょいユル子育てのススメ

ちょいユル子育てのススメ
2021/02/25 2023/06/16 兵藤さゆり 兵藤さゆり

ママは出産後、赤ちゃんにつきっきりで時間のないなか、育児や家事をしていると思います。
自分ですべてやらなくては……と考えがちですが、便利なアイテムを活用したり、身近な人に少し頼る気持ちを持つことで今より肩の力を少し抜いてみてはいかがでしょう?
ちょっとだけ今より楽な生活が送られるように考えていきませんか?
ママライターが自分の経験をもとにまとめてみました!

育児をちょいユルにする方法

産後すぐのママは、赤ちゃんが誕生した幸せとともに毎日つきっきりの育児をめいっぱいがんばっていると思います。

けれどがんばり続けていると疲れてしまうこともありますよね。

育児期間はこれからも長いので、息切れしないようにゆるくできるところはちょっとゆるくして、ママのゆとりもちょっとずつ作っていきませんか?

赤ちゃんの抱っこをちょいユルに考える

赤ちゃんの抱っこをちょいユルに考える

赤ちゃんは抱っこが大好き!
でもずっと抱っこしているとママの体に負担がかかりますよね。抱っこはスキンシップとしても大切ですが、毎日抱っこするママの体だって大切。
体調を考えながら工夫して、ゆるくできる方法がないか、探してみるのもいいかもしれません。

<アイディア1>
・腰抱きタイプの抱っこひもを使う

腰で赤ちゃんを支える腰抱きタイプの抱っこひもは、腰で支える分、肩や腕の負担は減らせます。シーンを選んで使ってみましょう。

<アイディア2>
・おんぶひもを使う

ずっと抱っこの姿勢が続いて抱っこ自体がつらいときは、おんぶに変えてみるのはいかがでしょうか?

おんぶ紐じゃなくても抱っこひもが4WAYや6WAY(1つで4通り、6通りの使い方)などになっている場合、おんぶの機能も付いていたりします。

使い方を変えるだけで1つの抱っこひもを活用しながら、体勢を変えられます。

おんぶは使う筋肉がちがうので、うではらくちんになりますよね。

<アイディア3>
・手首のサポーターを使う

腱鞘炎対策のママさん用サポーターも販売されていますよ。

手首の負担を減らせられると思います。

<アイディア4>
・バウンサーを使う

そしておんぶもツラい、そんなときはバウンサーを活用してみるのはいかがでしょうか?

なかには電動で優しく赤ちゃんを揺すってくれたり、メリーが付いてるものもありますよ。

離乳食作りをちょいユルに考える

離乳食作りをちょいユルに考える

健康的な手作りの離乳食をバランスよく毎食何品か準備して…とやっていると疲れたりしますよね。

せっかく作っても赤ちゃんが食べてくれないとガッカリしてしまいますね。

そこで簡単離乳食をご紹介。

 

<アイディア1>
・取り分ける

ママやパパのごはんをつくる課程で「離乳食分を取り分けて」作ると一石二鳥です。
例えばこんな方法がありますよ。

♪たとえばこんなレシピ♪
『取り分け離乳食①りんごとさつまいもの煮物』
『取り分け離乳食⑥「いろいろ野菜のポトフ』

<アイディア2>
・裏ごしの手間をはぶく

部分的に調理をする、手間のかかるところを省くだけでもじゅうぶんちょいユルになります。

離乳食作りでは、裏ごしなどの手間がかかりますよね。それを手軽にできるものを活用してみましょう。

フードプロセッサーなどを使えば手早くできますし、もともと裏ごししてあるものを使えばさらに早く離乳食が作れますね。

少し時短できた分はメニューのアレンジにも挑戦できますよ。

♪たとえばこんなレシピ♪
『離乳食作りに悩んでいるなら~パルシステムで時短&安全を実現!』

 

<アイディア3>
・カット済みや加熱済み食材を使う

食材が切ってあって加熱するだけなど、大人向けのメニューセットはときどき目にしますね。

じつは赤ちゃん向けのものも出ているんですよ。

野菜や魚など小さくカットして加熱の済んでいるものを利用して調理をしても時短に作れますよ。

 

<アイディア4>
・作らずそのままあげるだけ

作らずすでにできているものをそのままあげるだけ、というのが究極のちょいユルですね。

ヨーグルトや皮をむいただけであげられるフルーツが簡単で便利ですよね。

バナナ、ピーチ、マンゴー、キウイ、ブドウなどはスプーンでも切れるくらい柔らかいのでカットする手間もなくて良いですね。

✳︎注意✳︎
ただし、離乳食時期の果物はアレルギーリスクが高いものもあります。りんご、バナナ、いちご、みかん、ぶどう、オレンジ、桃などは、一般的に離乳初期からスタートすることができます。はじめは少量ずつ試してくださいね。

市販のベビーフードでもペースト状になっているものがあるので使ってみるのも良いかもしれません。

さらに栄養バランスを考えたいならカインデストという栄養満点のベビーフードもありますよ。

子どものお風呂をちょいユルに考える

子どものお風呂をちょいユルに考える

新生児の頃は赤ちゃんをベビーバスに入れるのでママや大人の人が一緒に湯船に浸からなくてもいいですが、1ヶ月を過ぎた頃から一緒に入ったほうが良いのかな? どうやって入れたら良いのかな? といろんな悩みが出てきますよね。

そんな時の方法をご紹介!

ワンオペ育児で自分と赤ちゃんの体を洗う場合

 

・浴槽(お風呂のお湯)の中で赤ちゃんに待っててもらう

スイマーバを活用。

(ただし、あくまで赤ちゃんの泳ぎ練習のために作られたものなので本来は入浴用のものではありません。赤ちゃんがおぼれないように注意!目を配ることを忘れずに)

ママの顔や髪はお風呂ではないときに洗面所で洗う手もあります。

そうすれば赤ちゃんと一緒のお風呂での作業や時間が短縮できますよ。

 

・浴室内の洗い場で赤ちゃんに待っててもらう

バスチェアや洗い場に敷く柔らかいマットを活用。

ママが体を洗っている間、同じスペースで待っててもらう。

 

・脱衣所で赤ちゃんに待っててもらう

バウンサーを活用。

寝返ったり、活発に動くようならバウンサーなど高さのあるものには乗せず、脱衣所の床に柔らかいマットなどを敷いて、床の上で待っててもらう。

赤ちゃんはハダカか、サッと服を脱げる状態にして、その上に寒くないように布や服をはおらせる。

浴室のドアを開けるなどして、赤ちゃんが見える状態でママは先に体を洗う。

そして赤ちゃんを洗う。

ママはタオルを巻いたりやバスローブを着たりして自分の体に付いたお湯をすばやく吸収&仮の着衣を済ませる。

赤ちゃんを拭いて服を着せる。

これを読んでいるママは「赤ちゃんが寒そう」とイメージするかもしれませんが、お風呂上がりぽかぽかあたたまった赤ちゃんは、この方法でも大丈夫そうです!

ワンオペ育児で赤ちゃんと一緒に入れない場合

帝王切開の出産後でママの入浴ができない。
上のきょうだいもまだ小さくて、同時に入ると待っている間に湯冷めしてしまう。
1人ずつ入浴させるのも目が離せなくて危険…。

そんなときにおすすめしたい方法です。

・ベビーバスに入れる間はギリギリまでベビーバスを使う

ママがなんとか入れられると思える間は赤ちゃんが大きめでもベビーバスを使ってみるのはいかがでしょうか?
できるあいだは沐浴を続ける、という方法でも赤ちゃんの体をきれいにしてあげることができます。

・キッチンのシンクに設置するソフトシンクバスを使う

キッチンのシンク内に物を置かないようにして、シンクをきれいに洗ってからソフトシンクバスを取り付けます。

浴室を使わずに赤ちゃんの体を洗えます。

ママさんに聞いたお風呂上がりのワンオペ着替え方
これは実際にママ友たちに聞いてみた方法です。寝返り前の赤ちゃんにはよさそう!

① 脱衣所にバウンサーを持ってきて、バウンサーの上にタオルをあらかじめ敷いておく
② 赤ちゃんをバウンサーのタオルの上に乗せて拭く
③ ママはタオルを巻いたりバスローブを着たりして、自分の体に付いたお湯をすばやく吸収させ、仮の着衣を済ませる
④ 赤ちゃんを片手抱きして、もう片方の手でタオルをどかし、肌着や服をバウンサーに乗せる
(服に赤ちゃんのうでを通しやすいよう、肌着のそでを服のそでに通して重ねておくと便利)
⑤ 服の上に赤ちゃんを乗せて着替えをすます

寝返りをするようになると、高さのある場所は落ちるとあぶなくて赤ちゃんを乗せられないので、柔らかいマットなどを脱衣所の床に敷いてその上で着替えるなどの配慮が必要になってくると思います。
ちょいユルしながあも、赤ちゃんの安全は一番に考えたいですよね!

時間帯を変えてみると意外とらくちん!

「お風呂タイム」というと生活習慣として夜をイメージしてしまいがちですが、入院中の沐浴タイムは日中だったりしませんでしたか?

もちろん、生活リズムを整えていく上で寝る前のお風呂で一度体をあたためてから体温が下がった頃になると眠くなっておやすみない…という流れも今後は大切になってくるかもしれません。でも赤ちゃんが小さいときはそれにしばられすぎなくてもいいのかな? とも思います。

たとえば夕方は夕飯の準備などで忙しいですよね。だったら夕食を作る前、少し早めの時間帯にお風呂に入ってしまえば、やらなくてはいけないことというよりもイベント感覚になれて、ママの気持ちにゆとりができるかもしれません。

日中おばあちゃんがお手伝いに来てくれている時間に入ってしまうなどもできますね。もちろんパパができるなら、パパにお願いしちゃいましょう。

ママも甘えてみよう!

子育てで疲れているママ

自分ですべてやろうと背負い込みすぎず、いろんな方法に頼ることで気持ちにゆとりが生まれると思います。

ちょっとした工夫や便利なアイテムをうまく使って、まわりのひとにも頼りながら、いっしょに乗り越えていきましょう。

そして人になにかをしてもらったときには、相手に感謝を伝えましょう。

きっと自分の心も温かくなりますよ。

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