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離乳食を始めるとき、卵の取り入れ方が気になるママも多いですよね。
この記事では、卵の栄養価やアレルギー予防について詳しく解説します。
初期・中期・後期ごとの卵の与え方や役割も紹介!
また、アレルギーリスクを考慮した卵の進め方や、おすすめの卵料理レシピも。
ぜひ参考にしてくださいね。
卵は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養がたっぷり含まれています。
・タンパク質
体の組織を作るのに必要です。
・ビタミンA、ビタミンD
視力や骨の発達に役立ちます。主に卵黄に含まれています。
・DHA、アラキドン酸
脳の発達をサポートします。主に卵黄に含まれています。
・鉄分、カルシウム、ビタミンB群
疫力アップや代謝が向上します。
また、疲労回復にも効果的です。
卵の栄養素は、火を通して食べることで消化吸収が良くなります。
ただし、過剰に摂取するとアレルギーのリスクがあるので、適量を心がけましょう。
卵アレルギーは、卵に含まれるタンパク質に対する過敏な反応で起こります。
遺伝的要素や環境要素が関与しているため、完全な予防は難しいですが、次の方法でリスクを減らすことができます。
●卵黄から始めて、一度に与える量を少しずつ増やす
●卵白は火を通してから少量ずつ試す
●他の食材と混ぜて調理する(例:豆腐や野菜と一緒にスープなど)
アレルギー症状(皮膚の発疹やじんましん等)が出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。
離乳食で卵を始めるのは、一般的に離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)が適切です。
初期には赤ちゃんの消化吸収能力が未熟なため、卵が負担になることがあります。
まずは中期から卵黄を少しずつ始め、後期(生後9〜11ヶ月頃)に卵白を少量ずつ試してみましょう。
ただし、赤ちゃんの様子や成長を見ながら、医師と相談して進めることが大切です。
卵黄と卵白はそれぞれ異なる栄養素が含まれており、アレルギー反応のリスクも異なります。
卵黄は脂肪分が多く、ビタミンやミネラルが豊富ですが、アレルギーの原因になることは少ないです。
卵白はタンパク質が多いものの、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
進め方としては、まず卵黄から始めましょう。
アレルギーの症状がなければ、次に卵白を少量ずつ与えてみてください。
【離乳食初期(生後5~6ヶ月)】
まだ卵を与えないでください。
【離乳食中期(生後7~8ヶ月)】
まずは卵黄を少量ずつ与えてみましょう。
卵黄は加熱してペースト状にし、他の食材と混ぜて与えると食べやすくなります。
卵白はアレルギー反応を引き起こすことがあるため、この時期は避けてください。
【離乳食後期(生後9~11ヶ月)】
卵白も少しずつ試してみましょう。
アレルギー反応が心配な場合は、最初は1/8個程度から始め、様子を見ながら徐々に量を増やしてみてください。
また、卵白は必ず火を通してから与えましょう。
卵は毎日でなくてもよく、2日に1回程度を目安に取り入れるのが理想的です。
卵によるアレルギー症状には、皮膚のかゆみや発疹、嘔吐、呼吸困難などがあります。
対処法には、アレルギーの原因となる食材を避ける、症状に応じた薬の使用、予防策として食物の摂取量を減らすなどがあります。
卵を使う際は、卵黄と卵白を分ける、少量から始める、加熱調理をするなどの注意が必要です。
ただし、子どもの様子をよく観察し、アレルギー症状が出た場合はすぐに医師に相談してください。
離乳食で卵を使うときは、加熱してやわらかく調理したものがオススメです。
シンプルで作りやすい料理例をいくつかご紹介します。
【離乳食初期(5~6ヶ月)】
この時期は、卵黄を少量ずつ取り入れます。
おかゆや野菜スープに卵黄を少し混ぜるところから始めてみましょう。
【離乳食中期(7~8ヶ月)】
卵白を少しずつ取り入れられるようになります。
おすすめレシピは、卵とじやベビー用オムレツです。
卵をかけるだけで、簡単でおいしい料理が作れます。
離乳食中期のおすすめレシピはこちら
【離乳食後期(9~11ヶ月)】
卵を使ったさまざまな料理に挑戦しましょう。
例えば、卵とじうどんやベビー用卵サンドイッチなど、バリエーション豊かなメニューが楽しめます。
市販の商品は栄養バランスが良く、少量から試せるので、初期の離乳食におすすめです。
いろいろな食材をあたえることで、赤ちゃんの食事のバリエーションが増え、食物アレルギーの予防にもなります。
ただし、赤ちゃんのアレルギー症状に注意しながら進めましょう。
ママとしては、いくら気を配っていてもアレルギーや摂取量について心配になることもありますよね。
離乳食で卵を取り入れる際には、医師や栄養士との相談がとても大切です。
赤ちゃんのアレルギーのリスクや栄養状態を把握し、適切なアドバイスをしてくれます。
些細なことでも、気になったら相談できる環境作りを意識してみてください。
栄養たっぷりの卵は、赤ちゃんにも積極的に食べてほしい食材ですよね。
注意事項を心がけ、専門家や医師とも相談しながら、お子さんに合わせて少しずつ取り入れてみてください。
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