出産前に準備してよかった!ママが体験から考えた出産準備品リスト

出産準備品リスト
2020/12/28 2023/06/16 草間梓 草間梓

「育児グッズは何が必要かわからない」「種類がたくさんあって、どんなものを選べばいいかわからない」など、赤ちゃんのための出産準備が進んでいないママも多いのでは?
そこで出産体験をもとに先輩ママが
「必要最低限、そろえておいた方がいいもの」と「あるとうれしいもの」を分けて、赤ちゃんのための出産準備品を紹介します!

赤ちゃんの出産準備品! 購入を迷ったらどうする?

赤ちゃんグッズ

多くのママは出産が近づいてくると「育児グッズは何をそろえておけばいいか」不安で、次から次へとほしいものが増えていきます。

〇〇があれば便利かな? 〇〇があるとラクかな? 
など、いろいろな育児グッズが気になります。
はじめての出産となればなおさらでしょう。もちろんその気持ちはわかりますが、ズバリ出産前の準備では、買うか迷った育児グッズは「買わない」がおすすめです。

ほとんどのママは出産すると、本当に自分たち親子に必要なものがより明確になります。

出産前の準備では、買うか迷ったら育児グッズはあわてて買わず、出産後に育児グッズを買い足していくのがいいと思います。

ただ、「買うか迷ったもの」のなかにも「買うかどうかをすごく迷っている」など、買いたい気持ちが強いものもあるでしょう。

そういったものは、どのメーカーがいいのかなど下調べをし、ほしい商品を決めておきましょう。
やっぱりほしいと思ったときにママがすぐに買えるよう、ショッピングサイトや使用しているブラウザへ「お気に入り登録」をしておくといいでしょう。
いざ、購入を再検討するときに便利です。

また、ママが育児で忙しくて買いに行けないときにも、「お気に入り登録」をして商品を選択しておけば、周りの人にお使いを頼むときにスムーズです。

出産後は、赤ちゃんの世話などでゆっくりネット検索をする時間がない可能性が高いので、購入を検討しているものは、どの商品を買うかの目星をつけておくと便利です。

出産準備は、産後の状況によって必要なものが異なることもありますので、完ぺきに準備をするというのは難しいと思います。
少し肩の力を抜いて、ママが楽しく準備ができるといいですね!

育児グッズも進化する! 最新の口コミを!

育児グッズを選ぶときには、少しでもお手頃な価格で、いいものを買えたらうれしいですよね。

「いいもの」の基準は人によって異なりますが、多くのママは、価格と商品の質のバランスを大事にし、先輩ママの口コミも頼りにしているのではないでしょうか。

口コミをチェックするときに気をつけたいのは、その情報の鮮度です。

育児グッズは、年々便利で機能性もよくなっていますので、口コミは、なるべく新しい情報を持っている人に聞きましょう! 

周りの先輩ママの口コミや、先輩ママが投稿したネットの口コミなど、とても参考になります。

<こんなママが身近にいたら口コミを聞いてみて♪>
2人目、3人目を子育て中の友達や同僚
出産する病院の看護師さんや同室のママ
新米ママ学級や育児説明会で会うママや助産師さん

特に2人目を子育て中のママは情報も多く、アドバイスも的確です。

例えば、私は今エルゴベビーの抱っこ紐を使っていますが、同じ商品を使っていた先輩ママ達が、昔と違って便利になっているポイントをいくつか教えてくれました。

<私が先輩ママに教えてもらったエルゴベビーの最新情報>
新生児に使うときは別売りのインサートが不要になった
前向き抱っこができるタイプが販売されている
首の部分までサポートできる深い形に変わった

他にもいろんな情報を教えてもらい、日々、育児グッズが進化していると実感します。各メーカーが商品の改良を続けていますので、新しい情報を入手すると、安心ですね。

出産前に準備したい「育児グッズ」

出産前に準備したいアイテムは、「必要なもの」「あるとうれしいもの」に分けて紹介します。

「必要なもの」は必要最低限のもので、ないと困ります。
「あるとうれしいもの」は、なくても育児はできますが、あると便利なものです。

新生児衣料

新生児衣料

【必要なもの】
・短肌着 3~4(全角以下同)枚
・長肌着 3~4枚

産後の1ヵ月は、あまり外出しないので、赤ちゃんは肌着で過ごします。部屋の温度は冷暖房器具を使って、しっかり調整しましょう!
季節によって必要枚数などが変わってきますので、先輩ママに相談したり、産後に買い足したりしてくださいね。

【あるとうれしいもの】
・ツーウェイオール1~2枚

肌着以外にも服を用意したいママは、ツーウェイオールがおすすめです。
ツーウェイオールは、赤ちゃんの成長に合わせて、足の部分をスカートのようにも、足の形に沿ったローンパースのようにも着せることができる服です。
新生児のときはスカートのようにして着せると、おむつ替えもスムーズ♪ 
サイズは「50~70」と幅が広いタイプが多いです。

新生児のときは特に成長が早いので、サイズの幅がある服を買っておくと少し長めに使えて、お財布にもやさしいですよ。
部屋で赤ちゃんが肌寒いときに着せることもあります。
おでかけ時も1枚持っていると便利です。

5月生まれのわが子の場合
5月と6月に長袖のツーウェイオールを着て、数回外出をしました。ツーウェイオールは、夏以降にはサイズが合わないかと思いきや、「50~70」とサイズに幅があったおかげで、10月はパジャマとして活躍しました。

 

おむつグッズ

【必要なもの】
・新生児用のおむつ 1パック

すぐにサイズアウトしてしまうこともあります。成長が早い時期なので、まとめ買いよりも、1パックずつ買うのがおすすめです。 ただ、おむつは、各病院が準備してくれる出産グッズに含まれている場合があります。 事前に出産グッズの中身を病院へ確認しておきましょう。

・おしり拭き 2パック

赤ちゃんの肌に合わないことや、ママ自身の使い勝手などの好みもあります。最初はまとめ買いをせず、使ってみて買い足すか、他のメーカーのものに変えるかどうかを考えてみるといいでしょう。
新生児のうちはおむつ替えも多いので、2パックくらいは準備しておくと安心です。 万が一、肌に合わず使わなかったとしても、拭き掃除のときなどに、お掃除シート代わりになるので、捨てずにとっておきましょう。

【あるとうれしいもの】
・おしり拭きウォーマー

おしり拭きがいつでも温かいので、拭いたときにおしりがひやっとせず、赤ちゃんがびっくりすることなくおむつ替えができます。特に新生児など月齢が低いときは、深夜のおむつ替えも多いので、いつでもおしり拭きが温かいのは、赤ちゃんもうれしいはず!

夏は使わないという先輩ママの意見もありますが、夏でも常温のおしり拭きを使うと泣いてしまう赤ちゃんもいます。温かいおしり拭きのほうが、赤ちゃんもほっとするのかもしれませんね。

 

母乳・ミルクグッズ

母乳相談室 哺乳瓶

【必要なもの】
出産後のようすを見てからそろえる

授乳方法は出産してから決まります。ママの希望する方法や母乳の出る量、赤ちゃんの吸う力など、いろいろな条件をもとに、ママが病院で先生と相談しながら授乳方法を決める場合が多いでしょう。

おそらく入院中は、病院の哺乳びんを使うことになると思うので、ミルク育児のママも退院時までに準備ができれば、間に合います。
事前に病院で使う哺乳びんを聞いておくと、選ぶ参考になりますね。

【私の場合】
私は心配だったので出産前に買いましたが、準備していた哺乳びんは使わなかったです。

というのも、私は母乳育児を希望しましたが、母乳があまり出なかったので、母乳とミルクを併用する混合育児でした。

入院中に看護師さんから授乳方法や哺乳びん瓶についてのアドバイスをもらい、退院の帰り途中に、母乳へ移行するのがスムーズと言いわれているピジョンの「桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 哺乳器(哺乳びん)」を購入しました。
この哺乳びん瓶は乳首が大きめで、ミルクの出る穴が小さいのが特徴です。
母乳で飲む条件に似せて作ってあるそうです。ただ、赤ちゃんの口のサイズや加える力によっては、「母乳相談室」が合わないということもあるそうです。

それほど、ひとそれぞれである、ということなんですね。

 

寝具

ベビーベッド

【必要なもの】
・ベビーベッド or ベビー布団 一式

ベビーベッドかベビー布団か、悩むママも多いのではないでしょうか。

まずは、今の寝室スタイルのまま、ベビーベッドやベビー布団を追加した場合に、不便がないかを想像してみましょう。

例えば、ベッド派のママは、ママのベッドの隣にベビーベッドを並べ、布団派のママは、ママの布団の隣にベビー布団を並べる想像をしてみましょう。
そのうえで、不便に思う点があれば、解消していくためにはどうすればいいかを考えるのがいいでしょう。

また、おうちに上の子どもやペットがいるママは、赤ちゃんの安全を考えてベビーベッドを選ぶ先輩ママが多いです。

【わが家の場合】
私は布団を選び、ベビー布団セットを買いました。
単品買いも検討しましたが、防水シーツ、綿シーツ、タオルケットなどもほしかったのと、セット売りのほうがお得だったのが購入の決め手です。
ベビー布団を選んだ理由は、家の中で手軽に移動ができるからです。私は、もともとベッド派でしたが、睡眠が浅いパパが子どもと同室ではいい睡眠がとれないと考え、寝室をわけました。
また、産後しばらくは私と子どもの移動が少なく生活できるように、リビングで寝起きしたかったのものベビー布団を選んだ理由の1つです。
産後2ヵ月が過ぎた後に寝室へ移動しましたが、ベビー布団だけなので、手軽に移動ができました。
実家に帰るときも、旅行で温泉に車で行くときも、家で使っているベビー布団を持ち運びしました。
あわせて、添い寝ができるのもベビー布団ならではのメリットです。

先輩ママたちで話した、それぞれのメリット、デメリットをお伝えしますので参考にしてください。

<ベビーベッド>
●メリット
・安全が保たれやすい(幼い兄弟や姉妹、ペットなどがいる場合)
・抱っこやおむつ替えのときにラク
・収納スペースがあるものもある(ベビーベッドによって異なる)
・床から離れているので通気性がある

●デメリット
・ベビー布団より高価
・ベッドを置く場所を取る
・夜泣きや夜のおむつ替えは、起きて対応が必要

<ベビー布団>
●メリット
・添い寝がしやすい
・場所移動がしやすい
・夜のおむつ替えや夜泣きのたびに立ち上がって対応しなくていいのがラク(添い寝の場合)

●デメリット
・抱っこのときに、腰や膝に負担がかかりやすい
・床に近いので、湿気やほこり対策が必要
・大人の布団が赤ちゃんにかぶさらないようになど、注意が必要(添い寝の場合)

 

【あるとうれしいもの】
・おくるみ

日中の肌寒いときに赤ちゃんにかけたり、退院時に赤ちゃんをくるんだり、いろいろなシーンで使うことができます。
私のおすすめは、日中のお昼寝のときに、赤ちゃんをくるんで使う方法です。
生まれて間もない0ヵ月から3ヵ月ごろに、赤ちゃんは急にびくっと手を広げたり、抱きつくように腕を曲げたりするモロー反射が見られます。
このモロー反射をきっかけに赤ちゃんが目を覚まし、ママがゆっくりできないことも多いようです。私の体験では、おくるみをすると赤ちゃんがよく寝てくれました。そんな点でママのお助けアイテムです。ただ暑い部屋での使用や、長時間の使用は避けましょう。

モロー反射(原始反射)って?
▶︎生まれたての赤ちゃんのこんな様子にびっくり! 原始反射ってどんなもの?

 

お風呂グッズ

【必要なもの】
・ベビーバス

安定感のあるプラスチック製のベビーバスや洗面台などで使えるマットタイプ、空気で膨らますタイプなど、いくつかのタイプがあります。先輩ママの私としては、空気で膨らますタイプがおすすめです。

1、2ヵ月で使わなくなるので、小さくたためて、収納が便利なものを選びましょう! また、実家に帰省するときにも、持ち運びができます。 ・ベビーソープ ベビーソープは、片手でプッシュしやすい泡タイプがいいでしょう。

・ベビーソープ

ベビーソープは、片手でプッシュしやすい泡タイプがいいでしょう。

【あるとうれしいもの】
・ガーゼハンカチ 2~3枚

沐浴のときに赤ちゃんの体を洗ったり、朝起きたときに、顔を拭いたりするのに便利です。また授乳後のげっぷやよだれを拭くときにも使えます。 私は、沐浴のときに毎日使っていました。 授乳後のげっぷやよだれ拭きは、タオルでも代用できます。 ガーゼハンカチは1枚ずつではなく、3~6枚セット売りが多いので、セットで買っておくと安心です。

 

衛生&ケア用品

【必要なもの】
・爪切り

退院後、すぐに使うアイテムのひとつです。新生児のうちは、3日に1回ペースで爪切りするほど、爪が早く伸びるのでおどろきです。うっかり切るのを忘れていると、赤ちゃんの顔にひっかき傷が増えてしまったりするのも、育児あるあるのひとつです。・体温計赤ちゃんは、体調が悪くても言葉で伝えられません。いつもより体温が高く感じるな、お顔が火照ってだるそう…など、具体的なシーンを想像しやすいように心配なときにすぐに測れるように、準備しておきましょう。

・体温計

赤ちゃんは、体調が悪くても言葉で伝えられません。いつもより体温が高く感じるな、お顔が火照ってだるそう…など、具体的なシーンを想像しやすいように心配なときにすぐに測れるように、準備しておきましょう。

【あるとうれしいもの】
・ベビー用の洗濯用洗剤

新生児の体に触れても優しい無添加の洗剤を選ぶと安心です。家で使っている洗剤が、すでに肌にやさしい洗剤の場合は、大人と同じものでもいいと思います。

 

出産はみんなで支えるもの!ひとりで悩まず出産準備を!

産後のママの体の状態や、周りに助けてくれる人がいるかによって、出産前にどこまで準備するかを決めてもいいと思います。

身近に頼れる人がいない場合は、市などが準備している子育てプログラムがある場合もありますので、事前にチェックしてみてくださいね。

私の場合、産後1ヵ月間は、股関節が痛くてあまり歩けなかったので、必要なものはネットで購入していました。ネット購入は便利ですが、お届けに時間がかかるお店もあるので、お届けにかかる日数を確認しながら購入するように注意しましょう!

お腹が大きくなってきて、動きづらかったり、寝つけなかったりと、ママは体の変化が大きいころです。

出産はみんなで支えるもの! ひとりで悩まず、家族や周囲の人と一緒に考えながら、ママの体を第一に、楽しく進めましょう!

 

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