パパ育児の意識を大改革! “イクメン”なんて言ってるようじゃまだまだ
育児番組「すくすく子育て」で人気の京都大学大学院准教授の森口先生に!
NHK『おかあさんといっしょ』11代目体操のお兄さんこと小林よしひささんに!
親子に大人気の室内遊び場キドキドのプレイリーダーさんに!
豪華3本立てインタビュー♫
イクメンや育児休暇という言葉が広く認知されて、パパの育児参加も向上中のいま。おむつ替えやミルク、お風呂に入れるなど、毎日のお世話もパパが手伝ってくれるようになってママもラクになったんじゃないかな。
と思いきや! babycoママ会員の本音アンケートをとってみたところ、「パパの子育てに不満足!」の声が半数を超えています。そこから分析すると、パパの「育児しています」宣言って、じつは浅いのかもと思えてきました。
そこで、発達心理学の先生や、室内のあそび場「キドキド」のプレイリーダーさん、そして体操のお兄さんこと、小林よしひささんに「パパが子育てに参加」について取材してきました! そこで、見えてきたこととは?
対談企画Part1 パパ意識のスイッチの見つけ方!
京都大学大学院教育学研究科准教授 森口祐介先生
babyco編集長 太田菜津美
空気を吸うのと同じくらい、パパの子育ても当たり前に
おなかを痛めてわが子を産むママに比べて、パパは父親としての自覚を持ちにくいと言われています。でも、子育てにおいてパパはれっきとした“当事者”。babycoでは、この自覚を「パパ意識のスイッチ」と考えました。
子どもの命をつなぐ、そのためにもパパはママと連携して
前編に引き続き、森口佑介先生に、パパ意識のスイッチを入れることで見える子育ての流れや、ココロの変化や気づきをお話していただきます。森口先生がいつもお子さんとしている遊びや会話のようすなど、プライベートなお話もあって、リアルパパのホンネが聞けますよ~。
記事:パパ意識のスイッチの見つけ方(後編)|失敗から学ぼう!パパの子育て①
対談企画Part2 パパあそびは赤ちゃん目線できまる!
(株)ボーネルント あそび場運営事業部 キドキドプレイリーダー 早川健太さん
babyco編集長 太田奈津美
パパの赤ちゃんとの遊び方3つのポイント
安心・安全な環境でかけっこやごっこ遊びができ、小さなお子さんに大人気の室内のあそび場。キドキドで、あそびをレクチャーしてくれる “プレイリーダー”早川健太さんに、はじめて赤ちゃんとふれあうパパへ向けて遊び方の大切な3つのポイントを教えていただきました。
記事: パパ遊びは赤ちゃん目線で深まる!(前編)|失敗から学ぼう!パパの子育て②
遊びで経験したことは社会を生きる大きなチカラになる!
後編では、遊びを通して子どもが得られる心の強さややさしさなどについて。それから、スマホでの上手な遊び方も教えてくれましたよ♪
記事:パパ遊びは赤ちゃん目線で深まる!(後編)|失敗から学ぼう!パパの子育て②
【小林よしひささんの子育てインタビュー】パパもママも子育ては同等です
NHK『おかあさんといっしょ』11代目体操のお兄さんを14年間勤めた、小林よしひささん。お仕事でも小さなお子さんたちと多くふれあい、またご自身もかわいい女の子のパパでもある小林よしひささんに、パパの子育てについてご自身の経験を元にいろいろお話を伺いました~。
小林家の“子育て学”は「できることはすべてやる」ようにすること
おむつ替えをしたり、お風呂にいれたり、泣いているときにあやしたり、奥さまがお買いものにいくときにお嬢さんを見るなど、授乳以外なら何でもやるというのが小林家の子育て流儀。ご本人は「それは特別なことではない」と言います。その理由とは?
記事:babyco50号 小林よしひさお兄さんインタビュー Vol.1
ママがやっている家事とパパが思う家事は違うかも
小林よしひささんのインタビューVol.2では、ママがやる家事への理解など、細かいところに気づくことでママとパパの連携がとれるんじゃないかと教えてくれました。
記事:小林よしひさお兄さんインタビューVol.2
~特集のまとめ~
パパは子育ての当事者。関わりを深めることで育児はもっと楽しく!
“イクメン”なんて言ってるようじゃまだまだ。パパ育児の意識を大改革!の
取材を通じて、今まで編集部が使っていた「パパの育児参加」という言葉がもう古い考えなんだと気づきました。
最近は共働きのおうちが増えているので、“子育ては夫婦で同じくらいするもの”と考えるパパが増えてはいますが、パパたちが思う「育児」とママたちが毎日している「育児」には違いがありそう、ということもわかりました。
育児休暇をとるパパもとらないパパも、はじめて子育てをがんばるパパへ。
パパは子育ての当事者です、イクメンとかパパの育児参加と言うだけのお客様にならないで!
おむつ替え、ミルクづくり、お風呂、赤ちゃんとのあそびなど、失敗したってめげないで! 失敗を経験しても赤ちゃんと関わり続けることが、パパとしていちばん大事なことですから。
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この記事を書いた人
書籍・雑誌の編集者であり、知育アドバイザー。絵本をはじめ子育て・知育・教育学習本などの企画から編集制作に携わる。
15年前にスタートした育児情報誌『babyco』を通して、上手な子育てには親の学びがとても大事! 親として学び途中なんだから失敗したっていい! と思うようになりました。知っていれば子育てで起こる様々な出来事について対処できます。突然何か起きても、知っていれば考えることもできます。学んで知って考ることで、子育てがもっと楽しく深くなっていくんじゃないかな〜と。さあ! 親が学べるbabyco、親育のためのコンテンツをたくさんつくっていきますよ。私たちも一緒に学んでいきます!