0歳からのおすすめ絵本と集中力を高める読み聞かせ方法

0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせをして意味があるの?と疑問に思うことはありませんか?
ほとんど話を聞いてないような気もするし、なかなか絵本に視線も向かないことも多いですよね。
そんな0歳児への読み聞かせにちょっとした環境の工夫をすることで、1歳になる頃には集中して絵本の世界に入り込むようになるんです。
本記事では、0歳児から絵本を読み聞かせ始めて500冊以上の絵本を一緒に読んできた宗玄さん家の実体験をもとに、選りすぐりのオススメ絵本をご紹介。
元教師としての経験からお伝えしたい「絵本を集中して読めるようになる環境づくり」も合わせて紹介していきます。

0歳が興味をもつオススメの絵本

元高校教員で現在フォトグラファーの宗玄さんが、パパ目線で子育てについて考えていく連載『宗玄さん家の普通だけれど特別な日々』第13回。
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早速、0歳向けにオススメの絵本を紹介します。
宗玄さんちの赤ちゃんに実際に読み聞かせてみた体験を下に、0歳の発達にあわせたさまざまな観点からセレクトした、選りすぐりの5冊です。

<0歳にオススメの絵本>


0歳には成長の発達段階に合うよう

・色合い
・絵本の材質
・繰り返しのストーリー
・キャラクターの親しみやすさ
・日常との関わり
などの観点から絵本を選ぶと、子どもの興味がグっと高まります。

絵本を選ぶ赤ちゃん

 

どうぶついろいろかくれんぼ【0歳に見やすい色合い】

例えば、赤ちゃんの絵本を選ぶときに「色合い」は大切です。
以前の記事で、赤ちゃんは生後3ヶ月頃から明るい色を認識するようになると書きました。
赤ちゃんの視力はどれぐらい?発達に合わせた遊び方と脳を刺激する環境づくり

赤ちゃんが認識しやすいハッキリとした色合いの絵本を選ぶことで、興味を向けやすくなりますよね!

色合いの観点からオススメの絵本が「どうぶついろいろかくれんぼ」です。

どうぶついろいろかくれんぼ(ライオン)

左のページは真っ黄色に顔や体が描かれていて、右のページに動物のシルエットの型抜きが描かれている。

ページをめくるとライオンが完成するといった具合に、視覚的に見やすい絵本です。絵本の材質も厚紙なので、ページがめくりやすいのも0歳の絵本としてはオススメですね!

「どうぶついろいろかくれんぼ」
いしかわ こうじ著
ポプラ社

シリーズ化されている大人気絵本です。
くだものいろいろかくれんぼ
のりものいろいろかくれんぼ

 

エド・インターのいないいないばあ【0歳が持ちやすい材質】

0歳向けの絵本として材質の観点から考えたときに、布絵本は赤ちゃんが握りやすくて、シャカシャカと音の鳴る絵本もあるのでオススメです。
0歳の頃はなんでも口に入れるので、洗うこともできる布絵本は安心感がありますよね!

布絵本では知育玩具のメーカーでもある『エド・インターのいないいないばあ』は、丸みのあるデザインで、いないいないばあ遊びも楽しめ、持ち運べる点からもオススメの絵本です。

厚みがあるので赤ちゃんの手先でも扱えるし、シャカシャカ音が鳴ることに加えて、バギーに付けられるので、外出時にも重宝します。

いないいないばあの布絵本を読む赤ちゃん

 

だるまさんが【0歳が理解しやすい繰り返しのストーリー】

0歳向けの絵本は、繰り返しで単調なストーリーが理解しやすいのでオススメです。

だるまさんが』は、愛嬌のあるだるまのキャラクターが、「だ・る・ま・さ・ん・が」のリズムで展開していく人気シリーズ絵本です。

だるまさんが

読み聞かせしている大人も、「ころんじゃったね」「しぼんじゃったね」と言った具合に合いの手も打ちやすいので、子どもに語りかけながら読みやすい点もいいですね!

「だるまさんが」
かがくい ひろし著
ブロンズ新社

シリーズ化されている大人気絵本です。
だるまさんの
だるまさんと

 

がたんごとん がたんごとん【0歳が親しみやすいキャラクター】

0歳向けの絵本として親しみやすいキャラクターが登場するといいですよね!

がたんごとん がたんごとん」は、汽車が線路を走っていると、哺乳瓶やコップやリンゴが「のせてくださーい」と乗車していくストーリーで、キャラクターがなんとも愛らしいです。

「がたん ごとん がたん ごとん」
安西 水丸著
福音館書店

安西水丸さんによって1987年に出版されながら、今も愛され続けている絵本で、きっと多くの方が読み聞かせしてもらってきた絵本です。

がたんごとんがたんごとんを読む赤ちゃん

 

はじめてえほん5冊セット【0歳にもわかりやすいシンプルな内容】

0歳向けの絵本は、シンプルな内容だと読みやすくて認知しやすくてオススメです。

はじめてえほん5冊セット」は、
・どうぶつ
・いろ
・せいかつ
・あいうえお
・かず
をテーマとした5冊セットで、シンプルなイラストが描かれている赤ちゃん向けの図鑑のような絵本です。

シンプルで見やすい内容なのに加えて、小さくて持ち運びもしやすく、厚紙で破れにくいので、赤ちゃんにはピッタリの絵本です。

「はじめてえほん5冊セット」
石川 日向 (イラスト)
永岡書店

 

0歳児が絵本を集中して読む工夫

前回の連載記事「0歳からの絵本の読み聞かせ|絵本を3年間500冊以上読んだ成長記録」でも書きましたが、

我が家では0歳4ヶ月ほどから絵本を読み聞かせを始めて、1歳になる頃までに子どもがどんどん絵本に興味を示すようになりました。

最初は絵本にふと視線を向けたりするだけだったのが、笑うようになり、「うー、あー」と声を出すようになり、座って5冊ほど集中して読めるようになり、手マネをするようになっていったんですね。すごい成長です。

月齢が低い時ほど読み聞かせに対して赤ちゃんが無反応に見えることもあるでしょうが、突然興味を示し始めたり、視線が向くようになってくるので、じっくりと時間をかけながら読んでいくといいですね!

本棚

そんな中で、我が家の絵本との関わりとしてよかったのが、

毎日同じ時間に、
同じ環境を設定して、
絵本を読んだこと

です。絵本を習慣させたんですね。

具体的には、お風呂に入った後に、テレビや音楽を全て消し、ソファーに座って本を読むことを毎日繰り返しました。

「今は本を読む時間ですよ」というメッセージを赤ちゃんにわかりやすく伝えるように工夫したわけです。

0歳の赤ちゃんが
絵本に集中しやすい環境設定

子どもと大人が同じ方向を向き、大人は子どもの後ろに座る。
これから読む本を左側に隠し、次に読む本への期待感を高める。
左側から取り出した本を見せて、読み聞かせ、終わると右側に本を隠す。
子どもの左右に大きなクッションを置くことで、子どもの視線を読んでいる絵本に集中させる。
これから読む本や読み終わった本は、視線が分散しないように隠しておく。
0歳の赤ちゃんが絵本に集中しやすい環境設定

そうやって集中して5冊ほど絵本を読むと、娘はだんだんと眠くなっていき、目をこすったり絵本を必要以上に触ろうとしたりと落ち着きがなくなっていきます。
そうなると潮時で、終わりの歌を歌って寝室へと向かって、娘はスヤスヤと寝るのでした。

絵本を読む行動を毎日同じにすることで、娘は絵本が習慣化していったわけです。

僕は元教師として教育現場での実戦経験がありますが、子どもに「◯◯をしよう!」と伝えるよりも「その行動を起こしやすい環境をつくる」ことで、自然と行動が変化していく場面を数多く見てきました。

きっとこれは、赤ちゃんも子どもも大人も同じですね。

「子どもが整理整頓できなくて困っている」といった事例でも同じですが、どんな環境設定を行えば子どもが行動を起こしやすくなるのかを考えることで、子どもの行動は大きく変わっていくのだと感じています。

0歳から1歳6ヶ月までの絵本への反応の変化は、前回の記事で詳しく書いてあるので、読んでみてください!
⇒「0歳からの絵本の読み聞かせ|絵本を3年間500冊以上読んだ成長記録

宗玄さん家の今日の1枚

PHOTO/宗玄浩

 

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