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家族みんなの心がけがウイルスから身を守る!②マスクについて

#パパ #親 #ママ

家族みんなの心がけがウイルスから身を守る!①感染症について」では、

● 感染症とはどんなもの?

● 飛沫感染と接触感染って?

など、病原体がどこからやってきて、私たちの体にどんな影響を及ぼすのかを簡単にお話ししました。それでは、具体的にどう対策をしたらいいのか、引き続き、感染管理認定看護師の佐々木先生と防災のプロである佐伯先生に教えていただきましょう。

マスクは本来、「症状がある人」がつけるものということを忘れずに


● マスクをしていれば安心、という考えは捨てよう!
飛沫感染の対策として日常的にマスクを使用していると、なんとなく「マスクをしていれば大丈夫」と安心していませんか? しかし、街中でマスクをしている人を見かけると、マスクをあごにかけておしゃべりしていたり、息苦しいのか鼻を出していたりと、はたして予防になっているのか?というつけ方をしている人がたくさんいます。

みなさんに覚えていてほしいのは、マスクは本来、症状がある人が、病原体の混ざったつばやくしゃみを広めないためにつけるものということ。感染していない人が予防のつもりでまちがった使い方をしてしまうと、予防どころか感染リスクを高める原因になってしまうんです。


例えば、マスクをあごにかけると、あご下に付着した病原体がマスクの内側にくっつき、そのマスクを再度装着することで病原体がくちに入ってしまうかもしれません。また、そのマスクを再度装着する際にマスクの表面をさわることで、手指にも病原体が付着します。これがおでかけ先で、すぐに手を洗えない状況だったら? 予防としてマスクをつけるならば、「正しくつけて、さわらない」を徹底することが大切です。



● 「正しくつけて、さわらない」を習慣化するために
予防としてのマスクの効果を高めるために、みんなで正しいつけ方をチェックしてみましょう。ちゃんと着用できている自信がある!という方も、ぜひもう一度おさらいしてみてください。





一時的にマスクをはずすときの対処法は?

「マスクをさわらない」を習慣化したいものの、飲みものを飲んだり食事をしたりするとき、食後に歯をみがくとき、仕事の打ち合わせなど、私たちは1日のなかでマスクをはずす機会がたくさんあります。みなさんは、はずしたマスクをどのように保管していますか?

マスクの外側を下にしてテーブルに置いたら卓上が汚れてしまうし、そのマスクの内側に会話で飛んだつばがついたら…と思うと、どうやって保管したらいいのでしょうか?

佐々木先生は「マスクをはずしたらその場で捨てる。再利用しない」を徹底している・させているお立場ですが、マスクの供給が不足している現在、私たちがどう対処したらいいかを教えていただきました。

<一時的にマスクをはずすときの対処法>

はずしたマスクは未使用のコピー用紙など人がまだふれていない紙に挟んでおき、再度着用したら、挟んでいた紙は破棄または消毒しましょう。

〜はずして保管するとき〜
①    A4用紙(またはA4サイズ程度のもの)を1枚用意し、横半分に折る。
②    耳にかけているマスクのゴムひもだけを持ってマスクをはずす。
③    ①の紙にマスクを挟む(ゴムひもはマスク面にふれないように両側に広げておく)。
④    マスクを挟んだまま、紙の余っている部分を折り返す。

〜保管したマスクを再度着用するとき〜
①    紙を開き、マスクのゴムひもの部分のみを持って着用する。
②    ノーズワイヤー(鼻のあたる部分)と、あご下の端の部分だけをつまんでフィットさせる。
③    手洗い、または手指消毒を行う。使用した紙は捨てる。

※マスクの再利用は最長でも1日として、何日もくり返し使うことはやめましょう。



無意識にふれてしまう人は、本当に必要な場面でのみ着用しよう

どうしてもマスクの外側を無意識にさわってしまう、そんな人は「感染のリスクがあるときにだけ着用し、その場から離れたらはずす」という着用の仕方がよいでしょう。せきをしている人のところに話をしに行かなくちゃいけない、満員電車に乗らないといけない、人の多いところに出かけなきゃいけないなど、

人と人の距離が近い場所 手の届く距離での会話 換気の悪い狭い空間


のような、感染リスクの高いシーンでのみ装着し、その間はマスクにふれないことを心がけてみましょう。はずしたら、先ほどの方法で保管をするか、使用が終わったら捨ててください。



これまで、「感染」「マスク」について佐々木先生と佐伯先生にお話を伺いました。続きまして、新型コロナウイルスの予防法としてもっとも重要な「手洗い」について、お話を伺いたいと思います。

手洗いについてのお話はこちら



今回お話を伺った先生
厚生中央病院

佐々木圭子先生
感染管理認定看護師、フィットテストインストラクター。急性期病院の感染管理者としてマスクなどの個人防護具や手指衛生など感染対策の指導・教育などを行う。感染対策を通じて医療機関と地域の安全を守り、病院の縁の下の力持ちを目指している。

佐伯潤先生
国士舘大学 防災・救急救助総合研究所 嘱託研究員。『訓練に勝る防災はナシ』をコンセプトに、数々の企業の防災計画の立案と、計画実施のための訓練設計と教育を務めている。また、大手スポーツ製品メーカーや消防製品メーカーなどのアドバイザーとして、防災製品の開発にも参加。

ライター:太田菜津美(babyco[ベビコ]編集長)

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