マイペース3歳とイヤイヤ2歳姉妹のママです。子育てはママが安定していることが何より大切と考え、ママ向けコーチングや心理学、ヨガを学び日々成長中です。ママとしてだけじゃなく、妻として女子としてもハッピーに過ごせるよう模索中!
「夜泣きが辛い、イライラ」というママだけでなく、出産前から「夜泣きが怖い」というプレママもたくさんいます。
乳児期の子育ての最難関ともいえるかもしれません。
決定的な乗り越え方もなく、わが子にあった対応を求められるというところも悩ましいところ。
そんなママたちとそのパパや家族に向けて、2児のママとしての私の体験談を交えて夜泣きついてまとめてみました。
まずは「夜泣き」の基礎知識をおさえておきましょう。その後に私の対策や体験談をご紹介します。
文字通り、赤ちゃんが夜泣くこと。ママじゃない人にも広く知られているものですが、簡単に整理させてもらいますね。
参考:小学館「はじめて出会う育児の百科」、主婦の友社「最新版 はじめての育児」
いったん眠った赤ちゃんが特に理由なしに夜に目を覚まして泣く状態のことです。足バタバタしたりと激しく暴れる子、一晩中泣く子もいれば10分程度で治まる子もいて、症状は赤ちゃんそれぞれ。
一般的に生後6ヵ月~1歳半くらいまでで、ピークは生後10ヵ月くらい。期間にも個人差があるものの2歳すぎには治まるといわれています。
医学的に原因は解明されておらず、原因にはいろいろな説があるようです。
記憶力がつき昼間起きていたときに受けた刺激が夢に出てきて泣く、暑い寒いやおむつが濡れて気持ち悪い、空腹などの不快感から泣く、またメンタルリープという脳の発達によるものだという説もあるようです。
\玉川大学 農学部・脳科学研究所佐治量哉先生に聞きました!/
夜泣きはなぜする?その答えは「脳」にもあった!脳科学で紐解く赤ちゃんのねむり
抱っこして落ち着かせる、白湯やミルクをあげてみる、外に散歩にいくなど、いろいろな方法を試して乗り切っているようです。 最近ではいろいろな対策グッズが販売されていたり、ベビーマッサージなど対策法がネットで紹介されていたりします。
夜泣きの基礎知識を頭に入れたところで、私が実際に試した対策方法をご紹介します。
二人の子ども夜泣き経験から私があみ出した対策や気づき、向き合い方です。
まずは基本の対策です!
・早寝早起き、昼間は元気に遊ばせる。
・寝室の温度湿度を気にするようにして寝る時間がきたら明かりも暗くする。
・寝る時間以外は寝室に入らせない、遊ばせない。(寝室は寝る場所と意識させるため。)
・夜のルーチンを決めて毎日その通りに動くようにする。
ちなみにわが家は、夜ご飯→歯磨き→お風呂→絵本→マッサージ→暗い寝室へ移動 がルーチンです。
夜泣きに向き合うには、パパママの気持ちも大切。毎日のことだけに、モチベーションをいかに保つか? がポイントです。そのために実践したことをご紹介します。
・自分へのご褒美をつくるよう意識する
私の場合は、朝ごはん前に甘いものを食べる、買い物の際は自分の好きなものを買うようにするなどをご褒美にしています。
・小さな達成感を感じられるように動く。
「これをやったら達成感を感じられるな」というものでかつハードルの低いものを複数見つけるようにして、意識的に動いていました。
コツはすぐ取り掛かれて時間が掛からないこととそれを複数持つことです。
私の場合は、水回りをきれいにしておく、節約のためにパパにお弁当を持たせる、ご飯を炊く、子どもに絵本を1日1冊読む、1日1回外の空気を吸わせる、などです。
どうすれば達成できるかも考えて動くようになり、たとえば水回りに関してはついで掃除やながら掃除をしたり、こまめに拭くようになりました。パパのお弁当は目的が節約なので冷凍食品も使っていますし、おにぎりだけという日もあります。
(パパは大人なので自分の栄養管理と調整自分でやってもらいます:笑)
・パパと交換日記をする
仕事で帰りが遅くすれ違いがちなパパに、子どもたちの昼間の様子を伝えるためにはじめました。
余裕の無いときは一言二言で終わることもあるし、愚痴の日もあります(笑)。パパも返事を書き忘れることもあります。そこはゆるーくそれぞれお互いのペースで好きなように。
交換日記をつけてよかったと思うところは、パパが育児の苦労を理解してくれて私の頑張りを認めてくれるようになったところです。大変さは変わらないですが、理解者がいることは、私に力を与えてくれます。
また自分の頑張りを日記で確認できるようにすることで、「私、頑張っている」と自分を認められるようにも。 これからも続け、いずれは子どもたちが大きくなったときにプレゼントしたいと思います。
夜泣きの対策グッズも意外と侮れません!
実際に使ってみてよかったものをご紹介します。
わが子たちには一番効果があったと思います。
使わない時と比べると、夜泣きの回数が少なくなり、激しい夜泣きも少なくなった気がします。そして私自身、このアロマでリラックスできたのと、短時間でも眠りが深く疲れが取れやすく感じました。
わが家のおすすめグッズはこちら▶︎AMOMA ベビースリープ (夜泣き専用アロマ)
クラシックやオルゴールなども試しましたが、わが家の寝かしつけには一番合っていたと思います。
音楽だけのものより、歌詞があり歌えるのがいいのかもしれません。
このCDの曲を私が拙い英語で口ずさむだけで子どもたちの寝るスイッチが入るようで、寝つきもよくなった気がします。
わが家のおすすめグッズはこちら▶︎0さいからのえいごシャワー~赤ちゃんとママの聞き流し英語(歌&語りかけ) 遊び方解説つきCD
子どもが持ち運びやすいサイズでオススメです。
3歳の長女も0歳のときからずっと一緒に寝ています。ぬいぐるみを抱えながら寝ると安心するようです。
わが家のおすすめグッズはこちら▶︎アンパンマンぬいぐるみとガーゼのおくるみ アンパンマン ふわりんスマイルぬいぐるみS Plus アンパンマン
ガーゼや毛布など、気に入ったものを使うといい話はよく聞きますよね。わが家ではおくるみに使っていたものがそのまま子どもたちの眠りに安心を与えてくれるグッズとなりました。肌ざわりがよく、いまでは寝るときの必需品です。
わが家のおすすめグッズはこちら▶︎aden + anais(エイデンアンドアネイ) おくるみ
夜泣きに困っているママ、多いですよね。私も毎日パニックでした。
原因も症状も個人差があり、これといった決定的な解決方法もなく、ママをとっても悩ませます。
海外では「赤ちゃんは昼夜関係なく泣くもの」と考えてられているようで、英語で「夜泣き」にあたる直訳できる単語はありません。思うに「夜泣き」は日本だけの概念のようです。
私も「なんで泣きやまないの~?」とつい必死になっていた時期もありましたが、そうですよね、赤ちゃんは泣くものだと気づかされました。 いとおしいわが子のことなので、つい肩に力がはいりがちですが、もっとリラックスしてママ自身のことも大事にして、少しでも楽しい日々にしたいものですよね。
この記事が、そんな気づきのきっかけになればと思います。ぜひママだけではなく、パパや身近な人たちにもこの思いが届けばいいなとも思います。
イラスト/マツ