2児のママ。看護師として働きながら、看護師ママライターとして活躍中。現在、得意なパソコンでHP作成・webデザイン・動画編集を勉強中。
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いま、働いているママが増加傾向にあるそうです。
育児と家事と仕事の両立には工夫が必要ですよね。そんな働くママのために、今回はワーキングママが実際に「家事を楽にするために行ったこと」をリアルレポートとしてお届けします。
家事の時間・家事ストレスを減らして子どもとの時間を持つためには?
家事ストレスを減らすためには?
そんな工夫をご紹介します。
最近は、共働きの夫婦が増えています。
働いているママの割合がどれくらいか知っていますか?
厚生労働省の「2019年度国民生活基礎調査」によると、下図のように推移しています。
グラフをみてみると、子どもを育てながら働くワーキングママの割合は7割を超えています。この15年で、働くママはあきらかに増加傾向。今後も働くママは増えていくかもしれませんね。
でも、出産後、産休・育休を終えて働くママは、育児と仕事の両立で大変ですよね。
働きに出て、帰宅後には息つく間もなく家事&子育てをこなすためにがんばっていても、イライラしてしまったり、疲れきってしまうこともあるでしょう。
家事はパパも手伝ってくれると助かりますが、実際はママがほとんどの家事をしているという家庭が多いと思います。家事に追われて子どもと過ごす時間がなくて悩むママもいるかもしれませんね。
そこで、看護師としてフルタイムで病院で働いてるママが実際に行った「家事ラク技」をご紹介します!
はじめまして。看護師としてフルタイムで病院で働いてる2児のママです。
看護師の仕事はハードで、定時で帰れない事も多いんです。保育園が終わるギリギリに子どもを迎えに行き、家に帰ってきてから夕食作り・洗濯・子どものお風呂・寝かしつけ......と息つく暇もありません。
夫は子どもが寝た後に帰ってくるため、ワンオペ育児で家事と育児に追われ毎日疲れ切っていました。
「仕事と家事と育児に疲れた」
そう本音を職場でもらしていたほどです。
そんなとき、看護師の先輩ママから
「家事を工夫すると、もっと時間に余裕ができて心にゆとりがもてると思うよ」と教えてもらいました。
それまで私は「家事を工夫する」といった発想もなく、家事はこういうものなんだと思ってただ毎日必死にこなしていたので、そう声をかけられてはっとしたのを覚えています。
それからいろいろと家事を見直し、工夫してみることにしました。そんないくつかの両立アイディアを今回ご紹介したいと思います。
看護師の経験上、仕事中は時間を常に気にしていたので、家事も時間を気にするようになっていました。
「どうせなら、家事にかかる時間をはかってみよう!」と、実際に家事にかかる時間をはかって、どうしたら効率良く家事ができるのかいろいろ試してみました。
その中で、時短効果があったものをまとめてご紹介します!
保育園で使用した服やパジャマやタオルは、濡れていたり汚れていたりするので、仕事から帰ってから必ず洗濯をしていました。
そこで洗濯物を干す時間を図ってみると、所要時間は30〜40分。
その時間を削れたら子どもとの時間が増えるのでは? と考えました。
実は、自宅にある洗濯機には乾燥機がついていましたが、晴れている時は洗濯物を干すというのが固定観念にあって、「乾燥機を使用するのは雨の日だけ」と勝手に思い込んでいたんです。
電気代がかかるので、節電のためにも乾燥機はあまり使用しないようにしていたんです。でも、電気代を節約するより、洗濯物を干す時間を子どもとの時間にあてた方がいいのではないかと考えてみることにしました。
実際、乾燥機を使用してみて、子供との時間が増えました。子どもも喜んでくれたので、乾燥機を使用してよかった! と思っています。電気代も大切ですが、その時期に何を優先するか、考え直してみることって意外と大切ですよね。
掃除は、私が苦手とする家事のひとつでした。
この苦手意識を改善してストレスを軽減するにはどうしたらいいんだろう? と思っていたんですが、苦手なことだけになかなか方法も見つからないままでいたのですが。。。
ある日、友達の家に遊びに行く機会がありました。子ども達がお菓子食べて床が汚れた後に、すぐにコードレス掃除機を出して掃除し始めたんです。
「コードレス掃除機って掃除しやすそう」
友達に借りて、私もコードレス掃除機を使用してみました。
コードレス掃除機はすぐに掃除できて、軽くてコンパクトで使いやすかったんです。
ちょうど使っていた掃除機の調子が悪かったので、さっそくコードレス掃除機を購入。
それからは、汚れた時にすぐにコードレス掃除機を出して掃除するようになりました。掃除機を変えただけで、さっとこまめにその場で掃除をするようになっていたんです!
私の掃除の苦手意識は、重たい掃除機からきていたのです。小柄な私には重い掃除機を出して掃除するよりも、コードレスのコンパクトで軽い掃除機の方が合っていたようです。掃除機を変えるだけで、掃除のストレスが軽減し、掃除が楽しくなりました!
買い物に行くときには、献立を考えて食材を買いに行っていました。
でも、献立を考えて買い物をすることに時間がかかるので、私にとっては負担でした。
そこで勧められたのが、食品宅配でした。
食品宅配では、食材が切ってあり炒めるだけで料理が完成するキットや、1週間の献立のメニュー付きの食材セットがありました。
その他にも自分の好きな野菜や食材も注文することができます。
献立も食材も配達してもらえるので、とても助かりました。
食品配達は、献立や買い物を考える時間が軽減され、私の気持ちも楽になりました。
野菜炒めって、炒める時間より野菜を切っている時間の方が長いと思いませんか?
実際に時間をはかって野菜炒めをしてみたんですよ。
野菜を切っている時間が15~20分
炒める時間が10分だったんです!
「はじめから野菜が切ってあれば、炒め物などの料理をするときに時短になるのではないか」そう気づきました。
そこで、野菜を切って冷凍して必要な時に使用しようと試してみました。
休日に野菜を切り、冷凍して保存。料理をする時には、冷凍庫にストックされた野菜を使用する事で、野菜を切る時間を時短することができたんです。
野菜はまとめて切って冷凍することで、時間を有効活用する事ができました!
看護師として働いているときは、
「どう行動したら効率よく仕事ができるか」と当たり前のように考えているのに、
家事ではそんな発想をしていなかった過去。
それが先輩ママからの一言がきっかけで、いつの間にか家事をしながらでも
「どうしたら時短できるか」
を考える習慣がつきました。
家事時短を考えはじめて、自分は仕事も育児も家事もがんばって完璧にこなそうとしていたことに気づいたのです。
疲れが溜まってしまっていたことも自覚できました。
仕事も育児も家事も、がんばりすぎず、時には手を抜いたりすることが大切だったんです。
家事時短を始めて、徐々に子どもとの時間も増えていきました。
考え方をちょっぴり変えてみたら「笑顔が増えた」ことが大きかったです。家事時短を有効活用し、がんばりすぎないという気持ちになったことで、ストレスが減り、イライラすることもなくなりました。
家事を工夫することによって、子どもと過ごす時間が増えるかもしれません。
乾燥機やコードレス掃除機は道具の活用ですが、仕事と育児の両立のためには、そうした道具に頼るというのもひとつの手です。
家事ストレスが減り、心にも少し余裕が生まれるかもしれません。
仕事にも出ているのですから家事をがんばりすぎず、時には肩の力を抜いてみるのもいいかもしれませんね。
ママが笑顔だと子どももうれしいはず。それまでは疲れた顔をしていて、笑顔が少なかったんですよね。ママが笑顔で子どもと過ごす時間が増えると、それだけで子どももうれしいんだと改めて気づかされました。
働くママの笑顔が増える事を、同じ働くママとして願っています。
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