ベビーカーの選び方、大事なのは3つのポイント!抱っこひもも必要なのはどんなとき?

ベビーカーの選び方
2021/12/03 2023/09/29 うえののりこ うえののりこ

今回はベビーカーの選び方について、3つのポイントをご紹介。

ベビーカーや抱っこひもなど育児グッズの準備は、どのくらい進んでいますか? 何が本当に必要で、どれが自分にはそれほど必要ではないか考える必要がありますよね。

1人目のときにベビーカーの選び方を失敗したという先輩ママの意見も。そもそもベビーカーやバギー、抱っこひもなどの大型グッズは安いものではないため、慎重になってしまいますよね。

そもそも、絶対に買わなきゃいけないもの? 抱っこひもの併用も必要なの? といったママたちの疑問にお答えしていきます。

ベビーカーってどんな種類があるの?

すでにご存知のママが多いかもしれませんが、ここで改めてベビーカーの種類を見てみましょう。

 

国内で企画・製品化されるベビーカーは、安全性を保証する「SG基準」という規格でA型B型の2種類に分類されています。

● A型ベビーカー
寝姿勢で使用でき、両対面タイプと背面タイプがある。
早くから使用できるのでファーストカーとして選ぶ人も多い。
使用時期:新生児期(1ヵ月)~48ヵ月までの間
※乳児期(4ヵ月、首がすわる頃)から使用するタイプもアリ。

● B型ベビーカー
すわり姿勢で使用。軽量のものが多く、セカンドカーとして選ばれることが多い。
使用時期:おすわりができる時期(7ヵ月)~48ヵ月までの間

 

また最近は、バギーを選ぶママやパパも増えてきました。

● バギー
厳密な定義がなく、生後1ヵ月から使用できる3輪バギーや、B型ベビーカーと同じくおすわりができる時期から使えるものなど、海外の基準により製品化されたものが多い。

 

ベビーカーの選び方で知っておきたい3つのポイント

ベビーカーで散歩する夫婦

ベビーカーやバギーの購入について、「1人目のときは見た目と価格で決めて失敗した」という先輩ママの声があります。価格や見た目は、かなり重要。だけれど、実用的な面を考慮して選ぶことがとても大事です。

また、ベビーカーの選び方として、種類のほかに「移動手段」をイメージするといいでしょう。おでかけは、おもに車? それとも徒歩、電車? どちらの移動が多くなりそうでしょうか? 電車やバス、徒歩の方は、ベビーカーと抱っこひもを必要に応じて使い分ける二刀流がおすすめです。

車にベビーカーを乗せて移動する方は、購入する前にチェックしておいた方がいいことがあります。それは、ベビーカーを折りたたんだときの大きさと、車のトランクの収納スペースの広さ。購入してから車のトランクに入らないなんてことがないように、必ず先に寸法を測っておきましょう。

車をあまり使用せず、歩きでのおでかけが多くなりそうなご家庭には

キャスターや足回りがしっかりしたエアタイヤの3輪バギーA型ベビーカーがおすすめです。

クッション性がよく、路面からくる振動も少なくて乗り心地バツグン。とくに、3輪バギーは安定感もあり、カーブやターンの小回りがきき、スムーズな走行ができます。ただ、バギーはサイズが大きいものが多いので、玄関など置く場所をきちんと確保できるか確認しておきましょう。

ハイシートのベビーカーも、歩きでのおでかけが多い人におすすめ。高い位置にあるシートは路面からの熱やほこり、排気ガスなどの影響が軽減されます。

 

ママひとりでのおでかけが多くなりそうなご家庭には

ひとりで持ち運びのできる重さか、開閉のしやすさなど、購入前に店頭で実際に試すことを忘れないようにしましょう♪

 

車移動が多く抱っこひもだけでいいかも?と思っているご家庭には

ベビーカー売り場

赤ちゃんの体重が増えてくると、抱っこひもだけだと腰に負担がかかって大変に感じる場合があります。それに、近所へのお散歩やお買い物はベビーカーで行くと、荷物を乗せることもできて◎。A型ベビーカーの対面式だと、顔を見ておしゃべりしながらのお散歩も楽しいですよ♪

 

ベビーカーやバギーがあるのに、抱っこひもって必要?

抱っこひも 赤ちゃん

「バギーやベビーカーがあれば、抱っこひもはいらないのでは?」と思っている方もいるのでは? じつは、人混みや階段が多い場所では抱っこひもが便利な場合も

また、寝かしつけやあやすときにも手だけの抱っこでは大変でも、抱っこひもがあれば楽チン♪ おんぶができるタイプの抱っこひもだと、家事をするときに体の正面が空いて作業がしやすいので重宝します。生活シーンによって、使い分けができるとうれしいですね。

ところで、抱っこのスタイルが赤ちゃんの成長時期で違うことは、みなさん知っていますか?

3~4ヵ月で首がすわるまでは横抱っこタイプ、それ以降は縦抱っことおんぶタイプが可能になり、前向き抱っこタイプは、おすわりができる7ヵ月頃から使用可能になります。新生児検診を抱っこひもで連れて行く場合は、首のすわっていない赤ちゃんにも使える横抱っこができるタイプを購入しましょう。すべてに対応できる4WAYの抱っこひもだと、長く使えます。

メーカーによって使用時期は違ってくるので、ベビーカーと同じく、売場で実物を見て、自分の目でいろいろ確認することは大事です。店頭では赤ちゃんと同じ体型や重さの人形を置いてあるところも多いので、パパといっしょにぜひ試してみて!

 

選び方のポイントは自分たちに合っているかどうか

ベビーカーや抱っこひもだけでなく、どのような機能があって使い勝手は自分たちに合っているかなどを充分納得した上で、育児グッズをお買いものできるといいですね。充実した赤ちゃんとの生活を想像しながら、育児グッズを探してみて!

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