保育士免許と幼稚園教諭一種免許を所持。子育ての悩み相談に乗る子育て支援を担当していた経験もあり。6年間保育士として働いた後、未経験でWebライターの世界へ!保育士としての経験と知識を活かし、ママ・パパが楽しく子育てできるように子育て情報を発信します♪
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子育ての悩みは、子どもの年齢や発達状況によってさまざまですよね。
「離乳食を食べてくれない・・・」
「うちの子の発達は大丈夫なの?」
「夜泣きがひどくて眠れない」
など子育ての悩みは多くあります。
ですがママ友・パパ友がいなくて相談できない、周囲の人には相談しにくいなどの状況で、悩みを抱えたままにしているのは辛いですよね。
ママ・パパの心を守るためにも、子育ての悩み相談を受け付けてくれる場所を知っておきましょう!
元保育士として子育て支援センターで勤務していたことがある筆者がお伝えします♪
子育ての悩みや相談は、まずはお住まいの市町村に問い合わせてみるのがおすすめです。
各市町村には
保育士、保健師、ケースワーカー、歯科衛生士、言語聴覚士、栄養士
などの専門家が所属しています。
市町村の電話番号に連絡すると、悩みに応じた窓口へと案内してくれるはずですよ!
市町村のホームページでも、子育ての悩み相談窓口が用意されているところが多いので検索してみてくださいね。
子育ての悩みはひとりで抱え込んでいると苦しいので、まずはお住まいの市町村を頼りましょう!
子育ての悩みを相談できる場所は多くあります。 多くの場所が電話やメールなどで相談を受け付けているので、一覧にしてみました。
名称 | 相談受付内容 | 連絡先・詳細HP |
都道府県の 相談窓口 |
子育ての悩み全般 | 各都道府県別子育て相談窓口 |
市町村ごとの 相談窓口 |
子育ての悩み全般 | 各市区町村のHP |
児童相談所 | 子育て、保険、心身障害、発達、非行、児童虐待 | TEL:189(固定電話・携帯電話) 全国児童相談所一覧 |
子育て・女性健康支援センター | 妊娠、出産、子育て ※助産師が対応 |
全国の相談窓口 |
ママさん110番 | 子育て全般の悩み ※保健師や元園長などが対応 |
TEL:03-3222-2120 月~金10:00~12:00・13:00~16:00 育児相談電話 |
エンゼル110番 | 授乳、食事、発育、しつけ、育児 | TEL:03-3222-2120 エンゼル110番 |
よりそいホットライン | 子育て、家族関係、お金、仕事 | TEL:0120-279-338 よりそいホットライン |
助産師や保健師、小児科など | 発達、健康 | かかりつけの病院など |
※2022年4月時点情報
市区町村ごとの子育ての悩み相談における窓口になっていることも多い、子育て支援センターの存在を知っていますか?
子育て支援センターとは、市町村ごとに設置されている子育て支援サービスを提供する施設です。
学校や保育園などの公共施設の一室、児童館内などに設置されていることが多くあります。
お住まいの地域の子育て支援センターの場所やサービスなどについて詳しく知りたい場合は、ホームページを検索してみてくださいね。
① プレママ・0歳~未就学児の保護者向けの悩み相談・援助の実施
② ママ・パパたち、子どもたちの交流場所の提供
③ 地域の子育て関連情報の提供
④ 子育てに関する講習の実施
子育て支援センターの主な事業内容はこの4つです。
どんなサービスが受けられるか詳しく解説していきますね。
子育て支援センターでは子育てに関する悩み相談や援助のサービスを受け付けています。
例えば、こんな子育ての相談を受け付けてくれますよ!
子育て支援センターで相談できること
■ 発達
■ 身長・体重
■ 授乳や離乳食
■ 歯磨き指導
■ トイレトレーニング
■ 保育園入園のための活動方法について
■ きょうだい児の子育て
■ しつけ
ほかにも子育て全般のさまざまな悩みを、
保育士や歯科衛生士、保健師、栄養士などの専門家に相談
することができます。
「離乳食を食べてくれない」
「歯磨きがうまくいかない」
などで悩むこともありますよね。
子育て支援センターはスタッフとして在籍している保育士が、
歯科衛生士、保健師、栄養士、言語聴覚士
などのさまざまな専門家と連携して子育ての相談を受け付けています。
食事のことは栄養士に。
お口の中の悩みは歯科衛生士に。
といった感じでそれぞれ専門的な知識を専門家本人から聞ける窓口を紹介してくれるので、まずは気軽に子育て支援センターのスタッフに悩みを相談してみてくださいね。
場所によって在籍している専門家は異なりますが、地域が提供しているサービスなので、悩みに応じた専門家へとつないでくれることも多いです。
子どもを連れて行っても大丈夫。
遊び場と一体化している子育て支援センターが多いので、子どもの遊びを見守りながら、または保育士に子どもを見てもらいながら、子育てに関する悩みを相談することができますよ。
子育ての悩みをちょっと愚痴りたいときに、ママ友・パパ友がいると心強いですよね。
でもどうすればママ友・パパ友を作れるんだろうと悩んでいる人にも、子育て支援センターはおすすめの場所。
遊び場と一体化している子育て支援センターの場合は、子どもの遊んでいる姿を見守りながら、他のママやパパと交流することができます。 同じ子育ての悩みを分かち合うことで、心がラクになることもあるはずですよ♪
子どもにとっても同年代の子どもと遊ぶことは、いい刺激になります。
ママ・パパの友だち作りの場だけではなく、子どもの友だちを作る場としても、子育て支援センターは活用することができます。
同年代の子どもがたまたま遊びに来ていなくても、年上の子や年下の子とふれあう機会は、子どもにとっていい体験になるはずです。
ママ友・パパ友とつながりたいな〜と思っている人は、ぜひ子育て支援センターに顔を出してみてください。
各市区町村では、さまざまな子育て支援に関するイベントが開催されたり、子育て支援のサービス提供がおこなわれています。
自宅と近所の公園だけでの育児では、いきづまってしまうこともありますよね。近隣のちょっとしたイベントに参加できるだけでも、生活に変化があってママパパにとっても赤ちゃんにとってもプラスになること請け合いです。
ですが、せっかくのイベントやサービスを知らぬまま、活用できていない人も多いんです。
そのため子育て支援センターでは、地域の子育て支援のイベントや子育て支援サービスの情報を提供しています。
各自治体が提供している子育てに関するサービスだけでなく、一般の子育てサークルやリトミック教室などの情報も提供している場合があるので、お住まいの自治体に相談してみてくださいね。
子育て支援センターでは、子育てに関する講習を実施しているところもあります。
<子育て支援センターで開催されている講習例>
■ プレママ・プレパパ教室 離乳食の作り方講習
■ しつけについての講習
■ 怒りをコントロールするアンガーマネジメント講習
■ 食物アレルギー講習
いろいろな専門家による講習を子育て支援センター自体が実施していたり、自治体で開催されている講習を紹介してくれます。
子育てについてもっと知りたいという人は、どんな講習があるのか子育て支援センターに問い合わせてみてくださいね。
子育て支援センターの利用方法は、各市町村ごとにさまざまです。
コロナ禍前は予約なしで行ける施設が多かったのですが、コロナ禍により利用人数の制限や予約制になっているところもあるようです。
お住まいの自治体の子育て支援センターに問い合わせてから行くことをおすすめします。
対象者 |
0歳~未就学児およびその保護者
|
利用料金 | 基本無料(一部有料の場合もあり) |
利用可能日時 | 各子育て支援センターによって異なる |
利用年齢は0歳からで、まだ首のすわっていない赤ちゃんを連れて利用するママ・パパも多くいます。
まだ子どもが小さいときでも、先輩ママ・先輩パパの話を聞いたり、スタッフに悩みを相談することでリフレッシュできるという人もいましたよ♪
子育て中の悩みは、どこに相談すればいいのか悩みますよね。
同年代の子どもを育てているママ友・パパ友と話をするだけでも、「自分だけが悩んでいるのではない」と知ることができて、心が軽くなるはず。
この記事で紹介した子育ての相談を受け付けているサービスや、子育て支援センターをうまく活用して、子育てを楽しんでくださいね。
【連載記事】
\保育士ライターの家庭で使える保育のコツ/
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