“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
子育てが始まると、毎日座る時間がないくらい忙しくなりますよね。
体力的にも気持ち的にも疲れてしまうことも多く、もしかしたら「私、子育てに向いていない?」と思い悩んでいませんか。
今回は、babycoママたちに「子育てに向いていないと感じたことはある?」と聞いてみた結果から、「子育てに向いていない」と感じやすい理由と、ママたちが実践してきた対処法についてお話しします。
子育ては必ずしも楽しいことや幸せなことばかりではありません。
ママが思い描いていた通りにはいかなくて、しんどくなることもあります。なかには、「向いてないかも」と悩んでしまうママもいるかもしれません。
そこでbabycoママたちに、子育てが向いていないと感じる理由を聞いてみました。
母親になると、理想の母親像を持つ人もいると思います。ところが、はじめて尽くしの子育てでで、失敗!と感じてしまうママも少なくありません。
「わたし良い母親じゃないかも」と思ったことはありませんか。
とくに、「子育てを完ペキにしなくちゃ!」と強く思うほど、理想と現実がかけ離れてしまい自信をなくしてしまうかもしれません。
また、ほかの母親と比較してしまい、自分を責めてしまう場合も。
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当然ですが、子どもを育てることに責任を感じますよね。
さらに、自分の子どもだからこそ、子育ては絶対に失敗したくない!と思うものです。
子育ては正解が見えず、わからないことだらけ。そのため、気持ち的にも負担が大きくなります。わからないけど、責任がある!という思い込みの重圧が大きなストレスになってしまうこともあります。子育てが向いていないと感じる原因は、必ずしも子どものお世話のことだけとは言えません。
パートナーが子育てに積極的でないと、「私ひとりがやっている」という孤立感から、「辞めたい」と感じることもあるといいます。
ここに、「どうして私だけ」という、ママの心に不公平な気持ちが生じやすくなるからだそうです。
子育て中の大きな悩みの一つに、「赤ちゃんが寝てくれない」がありますよね。
個人差はありますが、生後6ヶ月から1歳半くらいまでの夜泣きや寝ぐずりがひどい時期に、ママの負担が大きくなる傾向にあります。
夜泣きの時間は不規則で、寝静まった深夜でもお構いなし。赤ちゃんをあやすのに、1時間おきや30分おきに対応するのはほんとうに大変で、仕事をしているママパパにとっては大きな壁になります。
ただでさえ疲れているママに、追い討ちをかける夜泣き。
それなのに、「夜泣きをしんどく感じるなんて、自分に育児は向いていないんだ」につなげてしまうママも少なくないそうです。
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子育てをしながらフルタイムで働くのはむずかしく、人によっては、キャリアを諦める選択をせまられることもあります。
子育てのために休職・退職することに対して「子どものためなのに惜しく感じるなんて、親に向いていない」と感じてしまう方も……。
子育てはの大変さは、赤ちゃんのお世話だけではありません。家族の食事づくり、家族の洗濯、部屋の掃除、買い物etc.
ゴミ捨てのような仕事を入れるとやることはてんこ盛り!
それも赤ちゃんのお世話をしながらたくさんの家事をひとりでやるなんて、できっこありません。
しかも、場合によっては仕事もなんて……。
ところが、これらを完ペキにやろうとするママたちがいます。
もし「子育てが向いていない」と感じたなら、現状をじっくり見つめ直す機会かもしれません。
babycoママたちが実践してきた方法を教えてもらいました。
親や友人、同僚など、周りにはたくさんの子育て経験者がいます。
落ち込んだときは、どうやって乗り越えたかを相談したほうがいい!
シングルマザーや、パートナーが非協力的だった人の話も聞けるかもしれません。
リアルな体験談はとても勉強になりますし、同じような境遇の人がいると知るだけでも、少し心が軽くなるかもしれません。
子育てが向いていないと感じるときは、とてもがんばっていてひとりで無理をしているんじゃないかと思います。
そんなときは、1日だけでもひとりでゆっくりする時間を確保するとよいリフレッシュになります。というか、ぜったいに1人の時間をつくってください。
1人の時間を作る方法は、パートナーに育児を任せたり、親にお願いしたりなど。
学生のときは運動部で、妊娠する前までは登山が趣味だったので体力には自信がありました。「だから、わたしなら大丈夫!」と過信していたのだと思います。
夫が出張しがちでも「わたしならひとりでやれる!」と信じきっていましたが、子育ては仕事よりもずっとむずかしかった。
「自分、無理してるかも」と気づいたのは、母から「些細なことにイラついている」と指摘されたときです。
そのときに「わたし無理してる」と、わかりました。そこから、ひとりでゆっくりできる時間をつくり、心に余裕を持てるように意識しはじめました。
「自分は大丈夫」ではなく、子どもに笑顔を見せられるように、自分自身を労ることも意識するようになりました。
子育ては1人でするものではありません。
自分だけで頑張ろうとしないことが大切だと思います。
子育ては、手が2本では足りませんよね。人によって体力は違いますが、わたしの場合は2日間子どもとふたりきりのときには、次の日には眠くて疲れて起き上がれませんでした。
母親だから、ひとりで子どもの世話をするのは当たり前、ではありません。自分一人で責任を感じて頑張りすぎると、親になったしあわせも見えなくなってしまうかもしれません。わたしがそうでした。
自営業のわが家。朝から晩まで仕事をする夫をサポートしたくて「1人で大丈夫」と言ってしまいました。
結果、自分を追い込んで自律神経のバランスを崩し、夫にも自分の親にも生まれたばかりの子どもにも迷惑をかけてしまいました。
子育て中のママは、ただでさえ忙しいので、言いたいことを我慢する傾向にあるといいます。
つまり、「忙しくて面倒からだまっていよう!」または「波風立てる必要はない」ということだと思います。
そのせいで、ストレスや疲労が蓄積し、限界に達することがあります。
そんな時は、我慢のバリアを外して、まずは、パートナーや親、友達に「言ったほうがいいか」などを相談してみましょう。
今の苦しさや困っている心の中を吐き出すことで、そのストレスは軽減されるかもしれません。
もちろん、ママの言いたいことを直接相手に伝えてもいいでしょう。
「こんなに大変なのに」「こんなに苦しいのに」「どうして察してくれないの」と苦しんでいても、声に出さないと相手に伝わらないこともありますから。
どちらにしても、言いたいことがあるなら話し合いや相談の機会を大切にしてみてはどうでしょうか。
わたしは、それでストレスがなくなり、夫も子育てに協力的になってくれました。
もちろん、そのご家庭ごとに事情があると思いますので安易には言えませんが、それでも、心の声は外に出してあげたほうが上手くいくかもしれません。
子育ては1人ではできなくて当然のことだと思います
地域によっては子育てに関する相談窓口を開設している自治体もありますので、誰かに話を聞いてもらうことからはじめてみると良いと思います。
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子育ては、想像以上に大変で、思い通りにいかないことばかり。
「自分が向いていないのではないか」と思い詰めてしまうこともあるかもしれません。
それは、一生懸命になりすぎて無理をしているからかも。
限界が来る前に、パートナーと話し合ったり、周りに助けを求めたりしてみてください。
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