子供のスキーやスノーボードはいつからできる? 1歳からスキーを始めた親子の体験

子供のスキーやスノーボードは何歳から楽しめるでしょう。
中学や高校でスキー教室がある学校も多いので、小さいうちからスキーを習わせてあげて、少しでも滑れるようにさせてあげたいというパパママもいるでしょう。
1歳からスキーをはじめたライターママの体験をまとめました。ぜひ、習い事の参考にしてください。

まずは雪に慣れよう!雪遊びから始めて、ソリやおもちゃスキーで滑る感覚を身につけよう。

そり遊び

「子供がスキーをできるようにさせてあげたい、習わせてあげたい!」
「親子でスキーを楽しみたい!」
と思ったら、まずは雪に慣れるところからスタート。早くは子どもが歩けるようになったら、パパやママが一緒に遊びながら、滑ることができるようになりますよ。

我が家の子供は2月生まれなので、歩き始めて1歳になる頃に初めてスキー場へ。

最初は雪の上を歩いたり、雪だるまを作ったりと雪遊びがほとんどでした。ソリ遊びも楽しかったようで、何度も何度もソリで滑っていましたよ。

私自身がスキーをするので、この頃はおんぶして滑ったりもしていました。風を切っているのが楽しいようで、背中で「キャーキャー」と楽しそうな声を上げていましたね。
(あくまで我が家の体験です!おんぶスキーを推奨しているわけではありません!)

雪に慣れてきたなと思えるタイミングで、プラスチックのおもちゃスキーにチャレンジ!
おもちゃスキーは、長靴のまま使えるので、ちょっと滑る感覚を楽しむにはとっても便利でした(後半でご紹介します!)。

おもちゃスキーとはいえ、はじめてのスキーですから、いきなり両足スキー板を履かずに、例えば片足だけつけて、ストックでこいでみたり、ちょっと引っ張ったりすることからスタート。
慣れてきたら両足にセット!

ママやパパが後ろ向きになって、手をとってあげて、顔を見ながらゆっくりと滑らせると怖がらずに滑れようになりますよ。

子供向けの施設が整った「キッズパーク」などが用意されているスキー場も増えてきているので、楽しみながら雪と触れ合うのがオススメです。

 

本格的なスキーは2歳〜足のサイズが15cmになってから!

はじめてのレンタルスキー

レンタルスキーのブーツサイズはだいたいが15cmからです。

3歳になる前の2歳の時に、足のサイズが14cmくらいになったので、初めてレンタルスキーを借りました。

おもちゃスキーは長靴を履いたまま簡易的に板に装着するので、足首がグラグラしていて、しっかりと自分でスキー板を操作することは難しい。これがしっかりとしたスキー靴になると、足首が固定されるので、スキー板を操作しやすくなるのです。

そもそも子供は雪の上でなかったとしても、歩いたり走ったりが安定してくるのもだいたい2〜3歳くらいなので、本格的にスキーを始めるのもそのくらいからOK。

ブーツをしっかりと履いたら、いきなり両足のスキーをつけるのではなく、片足だけつけて歩き回ってみましょう

これをしばらく体験させてあげると、子どもはスキーが滑る感覚を感じて、スイーとスキー板を滑らせることができるようになりますよ。

慣れてきたら両足にスキーをつけて、歩き回ったり、斜面を登ったり。足の裏で滑る感覚に慣れるのが上達への近道!

 

ウエアやゴーグル、グローブは買うの?レンタルできる?

ウエアのレンタルはどこのスキー場でも、キッズ向けに80cmくらいから用意されています。スキー場によってはウエアのレンタルだけでなく、小物類のレンタルをしているところもありますが、帽子やグローブはレンタルしていないこともあります。

事前に、行くスキー場のレンタル情報をチェックしておきましょう。

1シーズンに何度かスキーに行く予定があるのであれば、ウエアは買ってしまうと便利かも。ふだんは雪が降らない地域でもたまに雪が降った時、スキーウエアを着れば濡れる心配もなく遊べるという利点もあり!

メルカリなどのフリマアプリやリサイクルストアで購入する手もありますよ。

キッズ用ウエアは、上着の袖やスキーパンツの長さを調整できるタイプを選べば、2〜3シーズン着ることができます

 

滑ることに慣れてきたら、ドンドン滑ろう!

八の字

始めはキッズパークなど、本当にゆるい斜面で、少しずつ滑ることに慣れていきましょう

子供は身長が低いため、大人の目線で見ているよりも斜度がゆるいと感じます。斜度に対する恐怖心もないので、慣れてくればドンドンと滑ることができるようになるのです。
大抵の場合、転んだ時の衝撃も大人よりも少ない!

ママやパパが前に立って、ストックで支えながら滑らせてあげたり、板の先端を押さえながら滑らせてあげると、子どもも安心して滑ることができます。

まずはスキー板でハの字を作ることからスタート。小さい子はハの字がわからないこともあるので、「スキー板で三角形を作ろう!」と言うとわかりやすいです。

 

便利な道具で、パパママが教えるのもラックラク!

子どもがスキー板で三角形を作ったまま、その状態をキープするのはなかなか難しい。どうしても板が重なってしまったり、板の先端が広がってしまったり。

そんな時にはボーゲンヘルパーを使ってみると便利!

我が家は下記で紹介している
◆トライスキー(ボーゲンヘルパー)
◆コーチベルト
を使っていました。

コーチベルトはとても便利なのですが、後ろで操作するパパやママがパラレルで滑れるくらいの腕前がないとちょっとコントロールが難しいかも。

後ろで子どものスピードをコントロールしながら、子どもが自分で好きなように滑ることができるので、上達の度合いも早いです。

トライスキー

▶▶トライスキー

コーチベルト

▶▶コーチベルト

おもちゃスキー

▶︎▶︎おもちゃスキー

 

シーズン中に何回か行くなら、シーズンレンタルがお得!

レンタルスキー

ウエアは買ったけれど、スキー用具はどうしようかな? と悩みますよね。買ってもいいけれど、ブーツはすぐにサイズアウトしちゃいそうだし、サイズアウトしたらゴミとして処理するのも大変。

そんなわけで、うちはシーズンレンタルを利用していました。

買うよりも安い価格でシーズン中レンタルができるのです。シーズン中に2〜3回行けば元が取れてしまうくらいの価格なんですよ。かなりお得です。

ちなみに大人用のシーズンレンタルもあるので、家族で何回か行く予定ならパパやママもレンタルするのもありかも。

我が家が利用していたのはここ▶子供スキーサポートセンター

キッズ向けのレッスンに参加するのもおすすめ

スキー教室

我が家では私がずっと教えていましたが、最近は各スキー場がキッズ向けのスクールを充実させていますね。大人向けのスクールとは違って、子どもが楽しく滑ることができるようにいろいろと工夫されていますよ。

初めてスキー板を履くタイミングでレッスンに参加するのもOK。

最初はパパやママが一緒に滑ったり教えていて、少しできるようになってからレッスンに参加するのもいいでしょう。

パパやママが自由に滑りたいから、子どもはレッスンに参加させてしまうという手も。

自分たちのスキーのスタイルに合わせて、上手にレッスンに参加してみましょう!

 

0歳から始めたスキー以外の習い事

運動神経は持って生まれたものともいわれますが、小さい頃からからだを動かしていれば、運動することが好きになってくれるかなと思い、身近で習える水泳体操などをしていました。

ピアノは自宅にあったので、せっかくならやってみようかと習いましたね。

水泳

近所でベビースイミングをやっていたので、生後6ヶ月から教室に参加しました。

最初は泣いてしまったりすることもありましたが、この頃からやっているとほとんど水に対する恐怖心が出ることもなく、毎週楽しく通っていました。

3歳になると水泳教室に参加できるようになったので、そのまま水泳を習い始めました。

小学校に入ると授業で水泳があるので、泳げた方がいいかなと思い、小学生になってもそのままずっと続けてました。

ピアノ

幼稚園に入った3歳の頃から、ピアノを習い始めました。

音楽は小学校からずっと授業であるので、譜面が読めるようになるとラクかな思ってました。音楽に親しみを感じてほしいと願い、毎日の練習をしながら、週に1回のレッスンを続けていました。

体操

からだの軸をしっかりと作り、運動神経アップ、あらゆるスポーツの基礎になるものとして、幼稚園に入る少し前の3歳になった頃から近所の体操教室に通いました。

学校の授業でも体育はあるので、跳び箱や鉄棒、マット運動など体育の基本を習えたことはよかったです。

サッカー

小学校に入学する頃、サッカーに興味があったようで、本人の希望で体験をしてからサッカーも始めました。

地元のサッカークラブに入り、休みの日には練習をしていました。

まずは雪遊びからスタート!雪に慣れたらスキーにチャレンジ!

1歳からでもスキーはできるのか最初は不安もありましたが、子どもが小さいうちは斜面に対する恐怖心もなく、スピードにも慣れて上達がとても早かったです。
ひとつ大切にしてもらいたいのは、必ず大人が見守れる環境を作ること。無理をせず安全を第一に楽しんでくださいね。

ちょっと滑れるようになれば、中学や高校のスキー修学旅行では、ヒーロー&ヒロインになれるかも?!

ぜひ、雪遊びからスタートして、親子でスキーを楽しんでください。

イラスト/robuart