【リアルママの実体験】完全ミルク育児のメリット・デメリット

近年、世界保健機関(WHO)やユニセフの母乳育児推奨を受け、日本の厚生労働省でも母乳育児を推奨しています。
その影響で、少数派となる完全ミルク育児を選択するママの中には、肩身が狭い思いをしている人がいるかもしれません。
ひとり目を混合→完全母乳→完全ミルクで。

ふたり目を完全ミルク育児で育てたママライターが、
実体験も交えて、完全ミルク育児のメリット&デメリットをご紹介します。
実は、赤ちゃんやママにとってもいいことが沢山ありました!

完全母乳育児、混合育児、完全ミルク育児の割合は?

母乳育児を選択するママが多いのは何となくわかっていても、一体どれくらいの割合か知っていますか?

厚生労働省の「平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要」によると、下図の様に推移しています。

 

生後1ヵ月頃までは、昭和後期から約半数が完全母乳育児を選択し、平成後期まであまり大きな変化はありません。

でも、生後3ヵ月までみてみると完全母乳育児を続けるママは、平成後期になると約15%も増加しています。

それに反比例する形で完全ミルク育児の割合が、グッと下がっているのが分かります。

この理由のひとつとして挙げられるのが、1989年(平成元年)にWHOとユニセフが共同で発表した「母乳育児を成功させるための十か条」が影響していると考えられます。

母乳育児を中心とした新生児ケアの推進活動から、ママの完全母乳育児への関心が徐々に高まっていったのかもしれません。

では、そんな中で完全ミルクを選択するママはどんな人なのでしょうか?

完全ミルク育児を選択する理由とは?

母乳で育てることよりも完全ミルク育児を選ぶ理由はさまざまです。

例えば、母体に関わることや仕事の都合などで完全ミルクを選択するママも少なくありません。

<完全ミルクを選択した理由>
ひとり目を完全母乳で育てたが、哺乳瓶拒否があり、誰にも預けられず辛かった
持病の薬の影響で母乳をあげられない
母乳があまりでなかった
子どもが双子や早産でうまく母乳を与えられなかった
おっぱいを吸われる感覚が気持ち悪かった
すぐ仕事に復帰したかった

ちなみに私は、ふたり目を完全ミルクで育てましたが、その理由は2つ!

(1) ひとり目のとき、完全母乳育児を目指していたが、乳腺炎が重なり、母乳育児がつらかった

(2) ふたり目を妊娠する前に病気になり、薬の影響を考え、念のために完全ミルクにしたかった

 

ひとり目の母乳育児は、度重なる乳腺炎や寝不足による体調不良で、正直ふたり目も母乳育児をする自信がありませんでした。
そこに持病の薬がきっかけとなり、完全ミルク育児を選択する後押しになったのです。

それでは、完全ミルク育児への準備をご紹介します。

 

ママライターが実践した完全ミルク育児への流れ

ふたり目の完全ミルク育児で私が実践したことや出産後の流れをご紹介します。

特に大掛かりな準備は何もありませんが、出産前に準備しておいたことと、産後の様子をご紹介します。

妊娠中の準備

粉ミルクや哺乳瓶、消毒グッズを揃えておく
▶︎
私の場合は完全ミルクはふたり目だったので、ひとり目に使用した哺乳瓶を3本と新生児用の乳首や消毒用薬を購入しました。

ウォーターサーバーを契約する
▶︎完全ミルク育児はとにかくミルクの回数が多いので、すぐにお湯が出るウォーターサーバーは本当に便利でした。

・医師や助産師、夫に「産後は完全ミルクで育てたい」と伝える
▶︎妊婦検診の時、産後の過ごし方について理解してもらえていると、親身なってもらえると感じました。
夫には、授乳頻度やミルクの作り方を理解してもらうことで、産後の授乳を交代してもらえて楽でした。

・予定帝王切開だったため、事前入院手続きでも完全ミルク育児希望を病院側に伝える
▶︎産後の投薬スケジュールを立てやすく、安心して病院に任せることができました。

 

出産後の様子

私が出産した当日は、手術後のため授乳はありませんでした。

出産翌日の午後に2回授乳し、夕食後に母乳を止める薬(カバサール)を服用しました。

母乳が沢山出るようになってから薬で止めようとしてもうまく効かないため、ほとんどは初乳をあげてすぐにやめる人が多いそうです。

出産後3日目には、私の母乳は完全に出なくなっていて、少し寂しい気持ちも…
でも、免疫成分が豊富だと言われる初乳をわが子に与えることができてよかったです。

現在ふたり目は1才3ヵ月ですが、免疫が切れると言われている半年を過ぎても大きな病気や風邪もなく、元気に成長しています。

完全ミルク育児のメリット・デメリット

母乳育児と違い、完全粉ミルク育児の情報は少ないので、「完全ミルクで大丈夫かな?」と不安に感じるママもいるかもしれません。
私も最初はそうでした。
でも私は「完全ミルク育児でよかった!」と感じたことがたくさんありました。

完全ミルク育児のメリット・デメリットを参考に、自分に合った授乳スタイルを選んでみてくださいね。

完全ミルクのメリット

赤ちゃんを預けることができる

完全ミルク育児であれば、ママ以外の人でも授乳が可能です。ママが疲れている時にパパに授乳をお願いし、体を休ませたりお出かけをすることができます

 

ママの食事や薬の制限がない

母乳育児の場合、お酒や薬、カフェインなど口にするものは色々と気をつけなければいけません。

しかし完全ミルク育児であれば、それらを気にすることなく、妊娠前と同じような食生活に戻ることができます

 

赤ちゃんが飲んだ量がわかる

完全ミルク育児は、すべて哺乳瓶でミルクをあげるため、赤ちゃんがどれくらい飲んだかすぐわかります

そのため、赤ちゃんに栄養が足りているか不安になることも少ないです。

 

外出先で授乳場所を探さなくてもよい

外出先で赤ちゃんのおなかが空いたとき、すぐに授乳をしてあげたいところですが、完全母乳育児だとそうはいきません。母乳をあげるときは、なるべく人目を避けたいもの。授乳ケープをしていても、飲食店や男性の前だと恥ずかしいという人もいます。

でも、粉ミルクであれば場所を選ばずどこでも授乳ができるので、気持ちがとても楽です。

 

おっぱいトラブルがない

乳腺炎やおっぱいに傷ができることもなく、赤ちゃんに安定したミルクの量をあげることができます。


ビタミンD不足にならない

ビタミンDは食事などから栄養として摂取するものと、紫外線にあたることにより皮膚で合成されるものがありますが、
内分泌(ホルモン)系の疾患を持つこどもの専門的治療や研究を行っている日本小児内分泌学会によると、最近はどちらも不足している傾向がみられるそうです。

ビタミンDが不足すると、0才児では歩行開始の遅れやけいれんの症状がでる「くる病」になることがあるそうです。
その対策として、日本小児内分泌学会では、乳児用ミルクが良いとしています。

完全ミルクのデメリット

粉ミルク代がかかる

完全母乳に比べると、粉ミルクの費用がかかります。また、哺乳瓶や乳首、消毒グッズも必要です。

赤ちゃんの飲む量や粉ミルクの種類にもよりますが、わが子の場合、ピーク時は1週間で1缶消費していました。

そのため、粉ミルクは予めセールのときにまとめ買い

粉ミルク費用は我が家の場合、
MAXで1ヵ月約6,500円。
(1週間で1,625円の粉ミルク1缶を消費した計算)

新生児期や離乳食が始まるとミルク量も減るため、1年のミルク代は約6〜7万円と考えておくといいと思います。

もし粉ミルクを買いすぎて少し余ってしまっても、栄養たっぷりのミルクですから、離乳食と一緒にストローやコップで与えることで、最後まで使い切ることができますよ。

 

外出時の荷物が増える

オムツや着替えなど、もともと外出時の荷物は多いもの。完全ミルク育児だと、そこに「哺乳瓶・お湯・白湯・粉ミルク」が加わります。

特に旅行などの長期外出だと、消毒グッズも必要に。

しかし最近は、液体ミルクや使い捨て哺乳瓶も登場しているので、うまく活用すれば荷物量を減らすことも可能です!

デパートなどで調乳用のお湯が準備されているところもあるので、あらかじめお出かけ先の施設の授乳室情報をチェックするとお湯の準備も不要になります。

 

ミルクを作る手間がかかる

粉ミルクの授乳は、ミルクを作るためにお湯を沸かしたり、温度を冷ます時間がかかります。また、授乳後にミルクを消毒する手間も。

調乳のストレスを軽減させたいママは、お湯や白湯を事前に準備しておくのもいいでしょう。

ちなみにわが家は、ウォーターサーバーを使用していましたが、調乳スピードが早く、とても助かりました。

完全ミルクを検討して迷っているなら

多くのママが母乳育児を希望している中、完全ミルク育児は考えていない人や、できれば避けたいと思っている人も多いと思います。

また、この記事を読んでいる人の中には、完全ミルク育児に対してネガティブなイメージを持っているかもしれません。

でも私は、完全ミルク育児を経験してみてとても良かったと感じています。授乳を自分一人で抱え込まず、家族みんなで行うことで、子育てに対して一体感が生まれました。
私自身の産後回復も、ひとり目に比べて早かったように感じています。

大切なのは、約1年ほどと言われる授乳期を、それぞれのママがストレスなく笑顔で過ごせることが一番ではないでしょうか。

もし完全ミルク育児を検討していて不安に思っているママがいたら「完全ミルク、絶対におススメだよ!」と言いたいです。それでも完全母乳育児や混合育児など、色々な方法があるので、自分に合った授乳スタイルを見つけることができるよう、心から応援しています!

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