楽しく食育を学ぶ絵本6選〜離乳食・幼児食コーディネーターママ推薦

食育の絵本
2023/05/26 2023/05/29 やまもと鞠 やまもと鞠

お子さんの食事作りが始まると、偏食や食べむらなど、食にまつわる様々な悩み事が出てくるかと思います。
そんな悩めるママさんパパさんのお悩み解決のヒントになればと、離乳食・幼児食コーディネーターの資格をもつママライターが、食べることに親しみをもってもらえるような『楽しく食育を学べる絵本』をご紹介します。

子どもに『食べること』の楽しさを伝えたいママパパへ

家族 笑顔 食卓

毎日のお子さんのお食事作り、とても大変ですよね。頑張って手作りしても、好き嫌いして食べてくれなかったり、野菜を残したり・・・。

一言に食事作りといっても、さまざまなお困りごとがあるかと思います。

ここでは、そんなお悩み解決のヒントになればと、

お子さんが食べ物そのものや食べること、料理をつくることに興味をもってもらえて
食への親しみを感じてもらえるような

『楽しく食育を学べる絵本』を紹介していきます。

 

0歳から野菜に親しんでもらおう!赤ちゃんの食育デビューにおすすめの絵本

やさいさん
タイトル・やさいさん
著者・tupera tupera
出版社・Gakken
値段・1045円(税込)
対象年齢・0~2歳

最初に紹介するこちらの絵本は、ページをめくると、色々な野菜が畑から飛び出してくるしかけ絵本になっています。

やさいさん やさいさん だあれ

というセリフと

すっぽーん

という擬音を繰り返すリズミカルな響きが、赤ちゃんへの読み聞かせとしてもぴったり。

お子さんの初めての食育絵本として推薦したい一冊です。

少し大きくなってきたら、

○○ちゃんの好きなにんじんさんだね!
こっちのお野菜は食べたことあったかな?
食べてみる?

などの声がけもおすすめです。

同じシリーズで「くだものさん」もあります。

 

思わずページを食べたくなっちゃう? 今日のお昼はこれで決まり! 

サンドイッチ サンドイッチ
タイトル・サンドイッチ サンドイッチ
著者・小西英子
出版社・福音館書店
値段・990円(税込)
対象年齢・2~4歳以上

その名の通り、サンドイッチの絵本です。

ページをめくるごとにサンドイッチに挟む具材が増えていく様子が、リアルな描写も相まってとっても美味しそう!!

子どもの好きそうなチーズやソーセージなどの具材から、野菜や卵までバランス良い仕上がりになっていくのもポイントです。

筆者の子どもは、この絵本のおかげでレタスを食べることに成功しました! この本のようにサンドイッチ作りをお子さんに手伝ってもらうと、楽しい時間になるかと思います。

英語版も発行されていますので、大きなお子さんにはそちらもおすすめです。

 

野菜のキャラたち大集合! お気に入りの野菜が見つかるかな?

やさいのがっこう
タイトル・やさいのがっこう シリーズ
著者・なかやみわ
出版社・白泉社
値段・1320円(税込)
対象年齢・3~5歳以上

人気作家なかやみわさんのシリーズです。

2023年5月現在、5冊が刊行されていますが、どの作品も、野菜が苦手なお子さんにぜひおすすめしたいです。

さまざまな野菜たちが登場し、その野菜たちがみんな、美味しくなるために野菜の学校に通って頑張っているお話です。 キャラクターがとてもかわいらしく、苦手な野菜やあまり馴染みのない種類の野菜にも親しみをもってもらえることでしょう。

頑張って学校に通って大きくなったから、残さずに食べてみよう?

などの声かけもできそうですね。 美味しく育つための方法がたくさん描かれているので、お子さんと家庭菜園にチャレンジするきっかけにもなりそうです。

 

もったいないってどういうこと? SDGsの学びにも!

もったいないばあさん いただきます
タイトル・もったいないばあさんのいただきます
著者・真珠まりこ
出版社・講談社
値段・1650円(税込)
対象年齢・3~6歳以上

ベストセラーの「もったいないばあさん」シリーズのうちの一作です。

好き嫌いをしていると、もったいない、もったいないと言いながら現れるもったいないばあさん。 最初は、子どもをおどかす怖いおばあさんなのかな? と思いきや・・・ それぞれの食べ物の役割や、食材や作ってくれた人に感謝し、残さず食べることの大切さをやさしく教えてくれます。

「もったいない もったいない」とテンポのいいセリフ回しで、お子さんも楽しく読めるかと思います。 お子さんが

もったいないって何?
食べたらじょうぶになるってどういうこと?

などと質問してきたら、ぜひ一緒に色々お話ししてみて下さい。

自然の恵み、いただく命、大切に作られた食べものなど、大人にとっても再確認できる1冊です。

 

トマト嫌いでも楽しめる、子どもの好き!が詰まった旅する絵本

トマトの森では
タイトル・トマトの森では・・・
著者・フィリケえつこ
出版社・WAⅤE出版
値段・1540円(税込)
対象年齢・4~6歳以上

2021年に刊行された絵本ですが、どこか懐かしいようなイラストが魅力です。

こちらの絵本はその名の通りトマトが出てきますが、それだけだはなく汽車や動物、工場など、子どもの好きそうなものがたくさん登場します!

表紙にも描かれていますので、トマトが嫌いなお子さんでも興味を示してくれるのではないかと思います。 特にトマトの缶詰工場のシーンは、缶詰がつくられる過程がリアルに描写されているので「こうして作られているんだね」と親子で学ぶこともできます。 その缶詰を使ったトマトソーススパゲッティもとても美味しそうです!

 

お子さんのお手伝い意欲をそそるかも?リアルなしかけ絵本

かがみのえほん きょうのおやつは
タイトル・かがみのえほん きょうのおやつは
著者・わたなべ ちなつ
出版社・福音館書店
値段・1650円(税込)
対象年齢・5~7歳以上(小さい子にもおすすめ!)

対象年齢が少し高めに設定されていますが、小さなお子さんにもぜひおすすめしたい一冊です。

その理由は、絵本のページが片面すべて鏡になっているからです!

ぜひ、しかけ絵本を選びたいときの候補にしてみてください。

自分の姿が映り込むので、絵本の世界に一緒に参加しているかのような気持ちになれます。

まず卵を割って、小麦粉、お砂糖を入れて・・・と美味しそうなおやつが完成していく様は、とてもわくわくすることと思います。 自分も作ってみたい! という気持ちが涌いたら、一緒にキッチンに立ってみるのもいいかもしれませんね。

 

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イラスト/とーふねこ

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