babyco編集長。書籍編集者。
新潟の山奥で肉用牛を飼育しながら、野菜やくだものを育てる祖父母のお手伝いをきっかけに、丹精込めて作られた食材のおいしさ、食べることや命の大切さを学ぶ。特集記事、離乳食やママごはんなど幅広く担当。ママ・パパの気持ちに寄り添った記事の制作を心がけている。
七五三のお祝いにぴったりなヨーグルトを使ったケーキ、秋が旬のじゃがいもやさつまいもを使った離乳食・幼児食レシピです。
管理栄養士。東京生まれ。明治大学第二文学部卒業。3人の子育てをしながら栄養学を学ぶ。矢島助産院で日々、妊婦さんや産後ママのための食事を担当する傍ら、企業や雑誌などで離乳食の監修やママのための食に関する講演・講習会などを各地で行う。著書に『妊娠・授乳中の気になる症状改善レシピ200』(日東書院)ほか
材料(直径8cmのホール型1個分)
サンドイッチ用パン 3枚
ヨーグルト(無糖) 340g
好みのフルーツ(今回は冷凍ブルーベリー170g、冷凍いちご1個を使用)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 ボウルにザルをのせてキッチンペーパーをしき、ヨーグルトを一晩水切りする(水切りすると、ホイップクリームくらいの固さで約180gになる)。
2 サンドイッチ用パンをすべて丸く抜く。
3 耐熱容器に冷凍ブルーベリー、砂糖大さじ1(分量外)を入れて、フタをして600Wの電子レンジで1分加熱する。冷凍いちごは解凍する。
4 2の1枚に1のクリームを少量ぬり、3のブルーベリーの汁けをきって並べる。ブルーベリーの上に1のクリームを広げて2の1枚をのせ、くり返す。
5 2の最後の1枚をのせたら、1のクリームをぬる。水けをきった3のいちごを飾る。
▶︎POINT
クリームチーズのようなもっちりした食感がおいしい、パンを使ったケーキです。誕生日や七五三のお祝いなど、特別な日にめしあがれ♪
水切りしたときに出る「乳清(やや黄色みのある水分)」は、栄養価が高いのでジュースやカレー系の料理に混ぜて使うと無駄がありません。
材料(90mlのカップ約3個分)
じゃがいも 1個
きゅうり 薄切り3枚
にんじん 薄切り3枚
ミニトマト 3個
マヨネーズ 小さじ2
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 じゃがいもは皮をむいて4等分に切る。耐熱容器に入れてフタをし、600Wの電子レンジで3分加熱する。フォークやマッシャーでつぶし、マヨネーズを加えて混ぜる。
2 きゅうりは星型で抜く(まわりの部分を残し、星の形の部分はみじん切りにする)。
3 にんじんは耐熱容器に入れて、フタをして電子レンジで1分加熱する。星型で抜く(星の形の部分を残し、まわりの部分はみじん切りにする)。
4 ミニトマトは4等分に切る。
5 1に2と3のみじん切りを加えて混ぜ、カップによそう。3の星の部分を2のまわりの部分にはめて飾り、ミニトマトをあしらう。
▶︎POINT
ほんのり感じるマヨネーズの塩けが食欲をそそります。飾りのミニトマトなどの野菜は、赤ちゃんの手づかみ食べの練習にもgood!
材料(作りやすい量)
米 1合
もち米 1合
さつまいも 100g
小豆 45g
ごま塩 少々
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 小豆は洗い、鍋に水600ml(分量外)を入れて中火にかける。小豆が踊るくらいの火力で、ときどき水を50〜100mほど加えながら、やわらかくなるまで15〜20分茹でる(茹で汁は残しておく)。
2 米ともち米を合わせて洗い、ザルにあげる。
3 さつまいもはよく洗い、皮つきのまま2cmほどの角切りにして水にさらす。
4 炊飯器に2、1の茹で汁を入れる。水を加えて水量を調整し、3を加えて炊く。
5 炊き上がったら1の小豆を加えてさっくりと混ぜる。茶碗によそってごま塩をふる。
※イチからお赤飯を作るのが大変であれば、角切りにしてやわらかく茹でたさつまいもを市販のパックのお赤飯に混ぜて作っても十分おいしい。
▶︎POINT
秋が旬のさつまいもの甘みと、小豆の香ばしい風味がよく合います。大人もおいしく食べられる味つけなので、家族みんなで食べてもいいですね。
材料(4個分)
いなり用油揚げ 4枚
ごはん 160g
寿司酢 小さじ2
ミニウインナー 2本
焼きのり 少々
飾り用の野菜(今回はレタス、ブロッコリー、星型に抜いたにんじんを使用)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 ごはんに寿司酢を混ぜる(なければ白飯のままでも可)。
2 1を4等分にし、いなり用の油揚げ4枚にそれぞれ詰めてくちを閉じる。
3 ウインナーは平皿にのせてラップをし、600Wの電子レンジで1分加熱する。縦半分に切り、片方の端を1cmほど切る(耳が8本できる)。
4 皿に飾り用の野菜をのせて、2の1個をのせる。3の2本をいなりの上になるように皿にのせる。焼きのりを切って目と鼻にし、3のウインナーの端をくちにしていなりに顔をつける。
▶︎POINT
お祝いの席にもぴったりな、かわいいうさぎのおいなりさん。便利な市販のいなり用の油揚げを使っていますが、市販の油揚げで作る場合は下記を参考になさってください。
1 油揚げは半分に切り、なかを開けて袋状にする。
2 小鍋に水100ml、白だし大さじ1、1を入れて5分ほど煮る。煮たら汁けをしぼり、ごはんを詰めて同様に作る。