<医学博士監修>ママの体を思う〜産後リハビリテーションとは?

2021/02/23 2021/04/08
「産後リハビリテーション」という言葉を聞いたことはありますか?
妊娠、出産でママの体にはたくさんの変化や負担がかかっていたでしょう。
そんなママの体をしっかりとケアしていきましょう、というのが「産後リハビリテーション」です。
産後もずっと元気であるために。自分の体と向き合ってみませんか?
腰痛、手首の腱鞘炎、仙腸関節の機能不全やそれに伴う腰痛、恥骨結合離開、肩こりなど。
ママの体調の悩みを解決できる方法をご紹介します。
妊娠中のママにとっても、産後のためにぜひ知っておいてもらいたい知識です。
目次
- 1 産後リハビリテーションについて
- 2 妊娠中〜産後の身体の変化
- 妊娠中の腰痛はどうして起こる?
- 産後のトラブルをどう防ぐ?
- 3 実際の身体のトラブルについて
- 手首の腱鞘炎
- 産前産後の腰痛
- 肩こり
- 4 産前産後のリハビリテーションで、いつまでも元気なママに!
産後リハビリテーションについて
妊娠、出産はお母さんにとって非常に大きなイベントです。
病気ではありませんが、この期間に女性の体に大きな変化が起こります。
日本ではまだ一般的ではありませんが、諸外国では産前産後に理学療法士が身体的なケアへ関わることも多く、出産後何十年と続く人生を生き生きと生活していくために産前産後の身体のケアは必要と考えられています。
妊娠中〜産後の身体の変化

妊娠中にお母さんは、徐々に出産に備えた体に変化していきます。
妊娠後期から徐々に骨盤などの関節が緩み出産に備えた体に変化します。その過程で腰痛は出現しますが、腰痛の原因はこれだけではありません。