産後はとにかく横になってゆっくりするのが一番ですが、そんななかでも寝たまま休憩感覚でできるストレッチなので、本当におすすめです。
babyco編集長。書籍編集者。
新潟の山奥で肉用牛を飼育しながら、野菜やくだものを育てる祖父母のお手伝いをきっかけに、丹精込めて作られた食材のおいしさ、食べることや命の大切さを学ぶ。特集記事、離乳食やママごはんなど幅広く担当。ママ・パパの気持ちに寄り添った記事の制作を心がけている。
産後の体に負担をかけずに、おなかをゆっくりと引き締める、1日10秒の寝たままできるストレッチをご紹介!
教えてくれるのは、“ズボラさんでも続けられるながらリンパマッサージ”で女性の美や健康を支える、大人気リンパ師 あい先生です。
愛式メディカルリンパ®マッサージ創始者。柔道整復師。リンパ師。2児のママ。人生ではじめて受けたリンパマッサージをきっかけに最高の癒しと健康への道を見つけたことから、リンパマッサージの基礎技術を取得。これまで3万人以上の肩こり・腰痛・むくみといった症状を改善。コロナ禍を機に、自分で体調を整える大切さを伝えたいと始めたYouTubeは登録者数88万人超え。著書に『心臓の左上をさすればしっかり疲れはとれる』(新星出版社)など。
あい先生 |リンパ師(YouTube)
こんにちは、美容にズボラなbabyco編集長 なつみんです。
前回、あい先生に教えていただいた顔やせマッサージ【10秒で顔ラインすっきり!】「耳下グリグリ」(>>記事はこちら)に続き、今回は産後ママからリクエストの多い「おなか周りの引き締め」を取り上げます♪
普通分娩の方は産後1ヵ月以降を目安に行いましょう。帝王切開で出産した方は産後2ヵ月以降を目安に行い、少しでも傷の痛みや違和感、翌日のだるさなどを感じたらすぐにストップしましょう。
今回のテーマはおなかやせ(くびれ作り)。
寝起きに、おやすみ前に、寝たまま脚を左右に倒すだけのストレッチです。
左右の腰からおしりにかけての伸びを感じながら、おなか周りのリンパを刺激しましょう。
こんなときはストレッチをお休みしよう
熱、だるさ、しんどさを感じるときは、ゆっくり横になるのが一番なのでストレッチはお休みして体を休めましょう。
始めて2日目、3日目はやり過ぎに注意しましょう。日によって体調が違うので、翌日にだるさを感じるときは、がんばり過ぎずに回数を減らしましょう。
仰向けに寝転んで、両ひざを立てます。両腕は腰の横に置くか、肩の高さに開くかして、力を抜いてラクに。
ひざを曲げた状態で、まずは脚を左に倒して10秒キープ。このとき、筋肉の伸びがよくなるように深呼吸をしましょう。
次に、脚を右に倒して10秒キープします。先ほどと同じく深呼吸を忘れずに。
産後はとにかく横になってゆっくりするのが一番ですが、そんななかでも寝たまま休憩感覚でできるストレッチなので、本当におすすめです。
あい先生のYouTube動画でこのストレッチを見たとき、よく見かける定番のやつだ〜というのが正直な感想でした。
何を今さら…と思いつつやってみると、おなか周りがめちゃめちゃ伸びて気持ちがいい!!
まだ続けて2週間くらいなので、キュッと引き締まったくびれを取り戻すにはもう少しかかりそうですが、そのほかのメリットもたくさん発見。
● 腰のあたりが伸びることで腰痛も少しラクに
● ストレッチ中の深呼吸でリラックスできる
● 就寝前に行うと、血流がよくなるからかスーッと寝つけるようになった
● 布団に入ってからの足先の冷えが改善されてきた気がする
ぐーっと伸びをするように両腕を上げると、おなか周りだけでなく、わきや腕のあたりも伸びて気持ちがいいですよ。
腰からおしりにかけての「伸び」よりも「痛み」を感じる場合は、その部分にリンパが詰まっている証拠。痛みを感じないレベルになるまで、コツコツ毎日続けてみましょう!
イラスト:おかだ ひろみ