babyco編集長。書籍編集者。
新潟の山奥で肉用牛を飼育しながら、野菜やくだものを育てる祖父母のお手伝いをきっかけに、丹精込めて作られた食材のおいしさ、食べることや命の大切さを学ぶ。特集記事、離乳食やママごはんなど幅広く担当。ママ・パパの気持ちに寄り添った記事の制作を心がけている。
お月見の日は、うさぎがモチーフのおやつ&夕食レシピで月夜を楽しみましょう♪
同じく9月の行事のひとつ「敬老の日」に、ママやパパと一緒におじいちゃん・おばあちゃんをお祝いする赤ちゃんレシピもご紹介します。
管理栄養士。東京生まれ。明治大学第二文学部卒業。3人の子育てをしながら栄養学を学ぶ。矢島助産院で日々、妊婦さんや産後ママのための食事を担当する傍ら、企業や雑誌などで離乳食の監修やママのための食に関する講演・講習会などを各地で行う。著書に『妊娠・授乳中の気になる症状改善レシピ200』(日東書院)ほか
材料(作りやすい量)
ごはん 80g
鶏ささみ 1本
玉ねぎ 1/8個
かぼちゃ 50g
にんじん 20g
ブロッコリー 小房2個
片栗粉 少々
水 200ml
オートミール 大さじ1
カレー粉 小さじ1/3
塩 少々
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 鶏肉は1cm角に切り、片栗粉をまぶす。玉ねぎは粗みじん切りにする。かぼちゃは皮をむいて薄切りにする。
2 にんじんは薄切りにして、茹でて星型などで抜く。ブロッコリーは茹でる。
3 鍋に1の玉ねぎとかぼちゃ、水、オートミールを入れて弱火で7分煮る。1の鶏肉、カレー粉を加えてさらに8分煮る。
4 うさぎ型にごはんを詰めて、皿の中央にのせる。ごはんの周りに3をよそい、2を飾る。
▶︎POINT
食物繊維が豊富なオートミールを赤ちゃんごはんに。鶏ささみにまぶした片栗粉で全体にとろみがつくので、飲み込みやすく、食べやすいカレーです。オートミールがない場合は、3でオートミールなしで煮て、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつけましょう。
材料(作りやすい量)
ホットケーキミックス 100g
卵黄 1個
砂糖 大さじ2
牛乳 30ml
にんじん 4cm分
準備しておく道具
大きめの鍋
1cmほどの高さのある平皿
15×15cmほどに切ったクッキングシート4枚
※蒸し器がある場合は、蒸し器を使用する
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 ボウルに卵黄、砂糖を入れてねっとりとするまでよく混ぜる。牛乳を加えてさらに混ぜ、ホットケーキミックスを加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
2 1を4等分にし、クッキングシート4枚それぞれに生地を丸く広げる。平皿の裏側が上になるように鍋にのせて、平皿の高さのギリギリまで水をそそぐ。フタをして、弱火で15分ほど蒸す。
3 うさぎの耳と目を作る。にんじんを薄切りにし、茹でる。薄切り2枚の両角を切って耳を作り、目は丸型などで抜く。
4 蒸し上がった2に、小さく2ヵ所に切り込みを入れる。3の耳をさし、目をつける。
▶︎POINT
まんじゅう型ではなく、蒸しパンのようにカップに入れて蒸す場合は、牛乳を50mlにすると生地がやわらかくなって流し込みやすいです。
材料(作りやすい量)
酢飯 160g(ごはん160gに対して寿司酢小さじ1)
紅鮭フレーク 大さじ1
卵 1個
きゅうり 1本
にんじん 薄切り4枚
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 酢飯を80gずつに分けて、片方に紅鮭フレークを混ぜる。酢飯をラップに包んで茶巾絞りにし、白色の手まり寿司を3〜4つ、紅鮭の手まり寿司を3〜4つ作る。
2 卵は薄焼きにして錦糸卵にする。きゅうりは輪切り数枚を星型などで抜き、残りはピーラーで縦に薄切りにする。にんじんは茹でて星型などで抜く。
3 1の手まり寿司にきゅうりを巻いたり、錦糸卵や星型に抜いたにんじんなどを飾ったりする。
▶︎POINT
大皿で作るちらし寿司を、赤ちゃんが手づかみ食べしやすいようにミニサイズにアレンジ。余った具材は、きゅうりならサラダの具材に、錦糸卵ならそぼろ丼の具材にも活用できます。
材料(作りやすい量)
むき海老 150g
片栗粉 小さじ2
昆布だし 400ml
塩、しょうゆ 各少々
三つ葉 葉数枚
後期(生後9〜11ヵ月)
完了期(生後12〜18ヵ月)
幼児食
作り方
1 海老だんごを作る。海老は背ワタをとって包丁でよくたたき、塩少々(分量外)を加えて混ぜ、すり身にする。片栗粉を加えて混ぜる。
2 水400mlに昆布を浸けて煮立て、沸騰前に取り出す。
3 水でぬらしたスプーンで1をだんご状(約6個)にして2に入れ、海老の鮮やかな赤色が出てくるのを目安に煮る。塩、しょうゆで味をととのえて、三つ葉を散らす。
▶︎POINT
仕上げに塩を加えるので、1で海老だんごに混ぜる塩はひとつまみ程度でも十分、味がつきます。三つ葉は独特の香りがするので、赤ちゃんが苦手そうにしている場合は、ほうれん草などの葉野菜を合わせてもおいしいですよ♪