バスチェアに座らせておもちゃで遊ばせている間に、自分や長男の体を洗っています!(なつきママ)
babycoオンラインコンテンツディレクターであり、雑誌・書籍の編集者。カナダで短期大学、映画制作専門学校卒業後、新聞記者、ラジオDJ、TVドラマの編集など多様な分野の知識を得て帰国。帰国後は雑誌編集を中心に活動し、広告案件においても企画・コンセプト立てから担う。ライフスタイルを得意とし育児媒体には20年携わっている。
ワンオペでお風呂に入れるのは本当に大変。そんなママ・パパたちへ、先輩ママたちが実践している「じっとしていない赤ちゃんとの上手なバスタイム」のコツをお教えします。
スムーズにワンオペお風呂をすませるための手順から、ママたちが愛用している便利なお風呂グッズなど幅広く解説。
今日からでも始められる簡単で効果的な方法をぜひお試しください。
ワンオペを少しでもラクに。快適バスタイムを目指しましょう!
赤ちゃんがつかまり立ちを始めるとママやパパは少し手があいて、お風呂タイムがラクになるように感じるかもしれません。
ところが、赤ちゃんが活発に動き回るようになるので新たな悩みも出てきます。
確かに赤ちゃんが自分で体を支えられるようになると大人が支える必要はなくなりますが、成長とともに、お風呂の中で自由に動き回るようになるため目が離せません。
親子ともにお風呂に慣れてくる頃だからこそ、油断大敵!
じっとしていない赤ちゃんとお風呂に入る際の注意点は大きく2つです。
◆赤ちゃんから目を離さない
◆転倒や溺水に注意する
安全に楽しくお風呂に入れるためのポイントをしっかりと押さえましょう。
お風呂のお湯を少なめにする、滑り止めマットを敷くなど、ちょっとした工夫でより安心感が高まります。
先輩ママの実践方法を交えながら、具体的に紹介します!
赤ちゃんは好奇心旺盛!
つかまり立ちができるようになると、座っていたときには見えなかったものが見えるようになって視界が広がります。
すると、ますますいろいろなものに興味をもって触りたがるでしょう。
お風呂の周りは赤ちゃんにとっては新しい発見がいっぱいの遊び場のようなもの。
ママが脱いだり洗ったりしている間、「赤ちゃんをどこで待たせればいいの?」とお悩みのママも少なくないでしょう。
先輩ママたちにアンケートをとってみたところ、浴室派と脱衣所派のママでわかれました。
それぞれママの声を聞いてみましょう。
浴室で待たせる派
◆寒い季節は、浴室暖房を使っています。脱衣所には物が多くいろいろと触りたがるので、浴室で待たせてます。脱衣所で待たせる派
◆冬は浴室があたたまるまで時間がかかるので、入る時は脱衣所で待たせて大人が先に洗ってから子どもの服を脱がせてお風呂に入れてます。いずれの方法でもママたちが気をつけているのは、赤ちゃんから目を離さないこと。みなさんドアを開けたままにしていました。
お風呂場の環境によって方法はさまざま。先輩ママの声を参考に、待たせ場所を工夫してみてくださいね。
浴室で待たせる場合は、バスチェアに座らせたり、洗い場に滑り止め付きのマットを敷いてあげるのもいいですね。
例え滑り止め加工が施されている床でも、マットが敷いてあると尻もちをついたときにもクッション性がありますし、座っているときにもあたたかいのでおすすめです。
赤ちゃんが安心しておもちゃで遊べると、ワンオペお風呂でも落ち着いて入浴させてあげられますよ。
また、浴槽の縁は意外に滑りやすいので気をつけましょう。
赤ちゃんが自分で浴槽に手を伸ばせるようになったからといって、湯船で待たせるのは絶対にやめましょう。
ほんの少しの水量でも、赤ちゃんにとっては危険です。
必ず安全な場所で待たせてあげてくださいね。
お風呂場の環境によっても異なりますが、動き回る時期の赤ちゃんとの基本的な入浴手順とポイントです。
□ タオルやおむつ、着替えを準備
□ サッと羽織れるママ用バスローブもあると便利
□ スキンケア用品もすぐ使えるように用意しておく
□ 動くようになると、脱衣所での待機が難しくなることも
□ 浴室や脱衣所で待たせる場合はドアを開けて目が届くように
□ ボディ&フェイスを一緒に洗える石けんや、リンスインシャンプーを使って時短化がおすすめ
□ 子どもにはおもちゃで遊んでいてもらう
□ 浴槽の縁につかまらせたり、ママの両脚の間に座らせて洗うのも良い
□ 泡が出るポンプ式のものを選ぶと泡立てる必要がなく手早く洗え、泡ぎれも良いのでラク
□ お湯の温度は低めに(夏は38℃、冬は40℃が目安)
□ 歌を歌ったり、お話ししたり、リラックスしながらスキンシップ!
□ 長湯はしない。1歳前後では5分以内を心がけて
□ 親子で一緒に上がる
□ 湯冷めしないよう赤ちゃんを手早く拭く。湯冷め防止に子ども用バスローブもおすすめ!
□ ママも軽く拭いたら、バスローブを着て湯冷め対策を
□ ママが先に上がり、バスローブを羽織ってから赤ちゃんをあげる方法もOK(目は離さない)
□ 子どもの保湿ケアをしてから服を着せる
□ スキンケア用品は、ポンプ式を選ぶとラクちん♪
□ 親子で使える保湿剤ならママのスキンケアも時短でできちゃう!
ママたちが実際に使っているおすすめバスグッズを教えてもらいました!
お風呂マットはクッション性があるので、ワンオペお風呂に限らず0〜1歳の子どもがいるご家庭にはおすすめです。
<メリット>
赤ちゃんのお尻を冷やさない:マットの上なら、お尻が冷たくならずに快適!
転倒防止::滑りやすい浴室でも、マットがあれば転倒のリスクを軽減できます。
<選び方のコツ>
乾きやすく、お手入れが簡単なものを選びましょう!
浴室の床用のものと、浴槽(バスタブ)用の両方を検討してみましょう!
赤ちゃんが動き回らないようにバスチェアに座らせておく先輩ママもいますよ。
<メリット>
安全性:転倒のリスクを減らせます。
快適さ:背もたれ付きのバスチェアなら、赤ちゃんもリラックスして入浴できます。
<選び方のコツ>
空気を入れるタイプだと軽くてあつかいやすく、使わなくないときはコンパクトにたためる。
バスチェアに座らせておもちゃで遊ばせている間に、自分や長男の体を洗っています!(なつきママ)
お風呂が苦手な赤ちゃんも、おもちゃがあれば喜んでお風呂に入ってくれるかもしれません。
誤飲しないような大きめサイズのスーパーボールや繰り返し使える水風船でも大喜び!(あやこママ)
ワンオペお風呂の成功の鍵は、いかに必要なケアを時短化できるか!
そんなときに便利なのが、まとめて洗えるソープ類。
例えば…
◆顔や体を1本でまるっと洗えるボディソープ
◆リンスインシャンプー
◆親子で一緒に使えるシャンプーやボディソープ
などを活用して時短できるといいですね。
ポンプ式のものなら泡立てる時間も短縮できて、片手でもさっと出して洗えるのでさらに便利ですよ!(ちかママ)
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ケアセラのボディウォッシュは保湿成分のセラミドが入っているので、洗いながら保湿ケアもできて一石二鳥です♪(みさとママ)
お風呂上がりをスムーズにするためにはバスローブがおすすめ! 湯冷め防止にもなりますよ。
拭くときに歩いて逃げようとするので、フード付きバスタオルを使ってます!(さなママ)
というママも。
赤ちゃんのお世話に夢中になっているとママ自身が湯冷めしてしまうこともあるので、ママ用バスローブもあると良さそうですね。
<選び方のコツ>
吸水性:お風呂上がりの水分を素早く吸収してくれる素材で快適に!
肌あたりの良さ:柔らかな肌にやさしいコットン素材などで肌への刺激を防ぎましょう。
フード付き:髪の毛の水分もオフできておすすめ。
赤ちゃんのお肌はデリケートなので、お風呂上がりのスキンケアは必須!
顔とボディの両方に使えてお肌のバリア機能を補えられるスキンケア用品を選びましょう。ローションや乳液、オイルなどいろいろなタイプがありますが、お風呂上がりなら乳液タイプがさっと伸びて塗りやすくておすすめです。
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親子で一緒に使えるものなら、さらに時短に!
子どもが2人以上いる場合のワンオペお風呂は大変ですが、工夫次第でスムーズに進めることができます。
3つのポイントをおさえておきましょう。
お風呂の準備は早めに済ませておきましょう。おもちゃやタオル、着替えなどをあらかじめ用意しておくと、慌てずに済みます。
2人以上の場合も転倒などの安全性に注意しましょう。お風呂マットを敷いたり、滑り止めシートを貼っておくことは一人育児のとき同様に有効ですよ。
1つで顔や体も洗えるポンプ式のボディソープやリンスインシャンプーなど、時短になるグッズを活用しましょう。
目を離すと危ないので、
方法1)3人一緒にお風呂に入るようにする
方法2)脱衣所で待たせる場合はドアを開けておく
などして、目が届くようにしましょう。
下の子は洗い場で待機:まずは上の子を洗い、ママが自分自身を洗っている間に、下の子は洗い場で待たせます。
上の子の年齢で調整:上の子が2歳半~3歳以上で、ある程度一人で待っていられる場合は、湯船で待たせておいても良いでしょう。
上の子は待機:ママと下の子が先に上がり、上の子は洗い場か湯船で待たせます。
ドアを開けて様子を見る:お風呂のドアは開けっ放しにして、上の子の様子を常に確認しましょう。
ここからは、ママたちから寄せられたワンオペお風呂のお悩みにお答えします!
うちも大抵お風呂に入るのを嫌がります!そんなときはフィギュアを入れた氷を渡したり、「今日は何色の粉いれる?」と入浴剤作戦で誘ってお風呂を楽しめるようにしてます♪(あおいママ)
ここ数ヵ月お風呂が面倒なのか拒否されるので、 100円ショップのおもちゃや入浴剤をまとめ買いして小出しにしています。(りなママ)
お風呂を嫌がる子どもには、ママたちはおもちゃや入浴剤などで興味づけをしているようです。
2歳前後はイヤイヤ期などでお風呂を嫌がる子もいるでしょう。でも、無理強いは禁物。ママたちにとっては忍耐が必要になるかもしれませんが、なるべく
「お風呂で〜〜してみよう!」
「〜〜が終わったら次はお風呂でアワアワね!」
と前向きになれるような声がけをしてみてくださいね。
日頃からお風呂のテーマソングなどを決めてお風呂まで歌いながら行進するのもいいですね。
お子さんのお世話で自分のことは後回しになってしまうママ。本当にお疲れ様です!
babycoママへのアンケートでは、とくに「髪の毛を乾かす時間がとれない」というママが多くいました。
入浴後はすぐに自分の髪を乾かすのが難しいため、乾きが速くなるヘアドライタオルを使っています。(さきママ)
というママも!
スキンケアは、親子が一緒に使える乳液を使えばお子さんの保湿ケアをしながら自分のケアもできますよ。
時間がなくてもママ自身のことも大切にできる工夫をしてみてくださいね。
「しんどいな…」というときは、たまにはサボっちゃってもOK!
シャワーだけでもいいですし、あたたかい濡れタオルで体を拭くだけの日があってもいいでしょう。それさえ面倒な日があっても仕方がないこと。
それぐらいの気持ちで乗り切ってくださいね。
大切なのは、完璧を目指さないこと!
少しでもラクになる工夫をしながら、赤ちゃんとのバスタイムを楽しんでみてくださいね。
「お風呂に入れて赤ちゃんが寝たら、自分ご褒美!」とスイーツタイムやリラックスタイムを過ごせたらいいですね。
毎日の育児の中で負担の大きなワンオペお風呂のアイディアをご紹介しました。
特につかまり立ちからよちよち歩きができるようになって赤ちゃんが自由に動き始めるようになると、今までとは違った工夫が必要になります。
手軽にすませるためには、いかに必要なケアを時短化できるかにかかってます。
今回ご紹介した時短の知恵袋は3つ。
①オールインワンアイテム: シャンプー、ボディソープ、リンスが一つになったアイテムを活用して、時間を短縮しましょう。
②ポンプ式: シャンプーやボディソープを片手で使えるポンプ式を選ぶと便利です。
③バスローブ: お風呂上がりの着替え時間を短縮できます。
赤ちゃんから目を離さず、転倒防止などの安全に配慮しながら「ラクちんワンオペお風呂」を目指してくださいね。
赤ちゃんとのスキンシップでママ自身が癒されますように♪
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