“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
妊娠中のむくみは、血行不良やホルモンの変化が主な原因です。妊娠8ヵ月頃から下半身のむくみを感じたり、痛みやだるさを伴う場合も…。産後は徐々に解消されるので問題はいりません。マッサージや食事など、セルフケアで解消しましょう。
帝京平成大学 ヒューマンケア学部看護科准教授
看護師として2年間手術室で働いたのち助産師の免許取得。大学病院、個人病院、助産院で、2000を超える出産に立ち会う。地域の保健センターで乳幼児健診・新生児訪問を通し、子育てママをサポートする。現在は大学教員として、
助産師・看護師の育成に力を注ぐ。共著に『実習に役立つ!国家試験に使える!母性看護学』『産後ケア講座』(ヒューマンアカデミー)がある。2男1女の母。
妊娠中はホルモンの影響で血液中の水分量が増えるため、皮下組織に水分が溜まります。
おなかが大きくなると静脈を圧迫し血行不良により、代謝が下がり下半身がむくみます。産後は出産疲れや睡眠不足が原因でむくみが顔や手に出ることも。
肌の表面を指で押したときに、しばらく跡が消えなければむくみのサイン。
すね、ふくらはぎ、足首、足の甲などが症状の出やすい部分です。痛みやだるさを感じ、睡眠や休息をとっても解消されない、顔や手にもむくみが出るなどの症状が出た場合は受診を。
うす味を心がけて、水分の代謝を良くするカリウムを多く含む豆類、緑黄色野菜などを積極的に摂ると◎。
冷たい物や糖度の高い物は避けて、柑橘系やしょうが湯など、体温を上げる作用のある飲み物がおすすめです。
妊娠中はからだが火照ることもありますが、足湯、5本指ソックスやスパッツなどを履いて、夏でも冷え予防!
ウォーキングなどの適度な運動で下半身を筋力アップ&長時間同じ姿勢のときはストレッチを。
ふくらはぎの内側や、脚の内くるぶしから指4本分ほど上にある「三陰交のツボ」などを押してみましょう。
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イラスト:きどふみか