妊娠線の予防&ケア

妊娠線 予防
2019/04/02 2023/07/24 babyco編集部 babyco編集部

監修
坂田 清美先生
坂田 清美

帝京平成大学 ヒューマンケア学部看護科准教授
看護師として2年間手術室で働いたのち助産師の免許取得。大学病院、個人病院、助産院で、2000を超える出産に立ち会う。地域の保健センターで乳幼児健診・新生児訪問を通し、子育てママをサポートする。現在は大学教員として、 助産師・看護師の育成に力を注ぐ。共著に『実習に役立つ!国家試験に使える!母性看護学』『産後ケア講座』(ヒューマンアカデミー)がある。2男1女の母。

産前・産後のボディケア対策

妊娠線ってなあに?

皮膚が急激な伸びに追いつかず、真皮が裂けて表皮に現れる赤紫色の線のこと。妊娠中は赤紫色、出産後は白っぽい色に変化します。ほとんどできない人から複数できる人と個人差があり、できる場所もお腹以外にも二の腕や胸、お尻、太ももとさまざまです。

妊娠線の予防ケアって?

肌の弾力を保つためには保湿ケアが大切です。出産前の1~2週間はとくに妊娠線ができやすいため、妊娠初期からはじめて、臨月に入っても忘れずにケアしましょう。お風呂上りなどに専用のクリームや美容液を妊娠線ができやすいところにぬり、やわらかくハリのある肌でいられるようやさしくマッサージ。お腹が大きくなったら見えにくいところのお手入れも忘れずに。

妊娠線のメカニズムを知っておきましょう

妊娠線のメカニズム

おなかが大きくなる2〜3ヵ月目から!なによりも保湿が大事!!

専用クリームで保湿マッサージがおすすめです

妊娠線予防

1 まずは、専用クリームをおなか全体にぬります。おへそを中心に、外側に向かって手のひら全体でゆっくりと10回ほどなでます。

2 下腹部から胸下あたりに向かって、手のひら全体でゆっくりと10回ほどなでます。

3 おへその周囲を、時計まわりに手のひら全体でゆっくりと10回ほどなでます。

ほかにもおすすめの部分マッサージ

◎太もも、おしり…ひざ裏からおしりの付け根までを、両手でゆっくりと10回ずつなで上げます。

◎背中…背骨を中心にして腰上に両手をおき、外側に向かって手のひら全体で10回ほどなでます。

 

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