文房具メーカーに勤務後、結婚&退職と同時に生まれ育った大阪から関東へ。クイズ制作やリサーチャーとしてテレビ番組制作に携わった後、育児関連フリーペーパーの制作進行や執筆、編集を担当。現在はフリーランスでWEB記事など執筆中。
赤ちゃんをお迎えするにあたって、赤ちゃんもママも快適に過ごせるお部屋のレイアウトに変えてみませんか?
今までは夫婦ふたりだけで過ごしてきたおうち。赤ちゃんがくることで、環境を変えたほうがいい部分も出てくるんです。
大人だけの生活だと気づけない、赤ちゃんにとっての暮らしのポイント。
赤ちゃんが過ごしやすいお部屋づくり、レイアウトのポイントを寝室、リビング、キッチン、玄関とエリア別にご紹介します。
体調がいいときに、パパといっしょに赤ちゃんをお迎えする準備を始めていきましょう♪
生まれてすぐの赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごします。赤ちゃんを迎えるにあたり、まずは赤ちゃんの寝床をどうしたらよいのか考える方も多いのではないでしょうか。
ベビーベッド? お布団? それぞれどんなメリットがあるのでしょう?
● 高さがあるので、ママとパパがお世話をするときにかがまなくてよい。
● 床の冷えやほこりから赤ちゃんを守れる。
● ベッド下を収納スペースとしてできる。
● 添い寝ができる。
● ベッドのように高さがないので立ち上がる必要もなく、夜の授乳がラク。
※前提として、ママとパパが布団を床や畳に敷いている場合となります。
そのほか、ママとパパのお布団やダブルベッドの間に置くベッドインベッドもあります。今までのライフスタイルなども考慮して、じっくり考えましょう。
購入する前には、ベビーベッドまたはベビーお布団が、置く予定の場所に入るかどうかサイズ確認を忘れずに! また、赤ちゃんを寝かせる場所を考えるときには、エアコンの風が直接当たらない位置になるように工夫しましょう。
お布団の場合は床に近いので、低気温もしくは高気温になりがち。いつでも室温が分かるように温湿度計を事前に準備しておき、床の高さに設置しておきましょう。
大人にとっては当たり前のことでも、赤ちゃんにとっては目にするものすべてが未知との遭遇。触って取って、口に入れて「これはなぁに?」と確かめてみたいものだらけ!
赤ちゃんを危険な目に合わせないよう、お部屋のレイアウトあちこちに配慮が必要です。以下のポイントを参考に、家のエリアごとに工夫をしましょう。
● テーブルやテレビ台の角がとがっている場合、必ずコーナーガードクッションをつけておく。
● ほこりがたまりやすい場所(テレビ台など家具の周りは特に)は、こまめにそうじをする習慣をつけておく。
● コンセントやケーブルには、赤ちゃんがいたずらをしないようにコンセントカバーをつけておく。
● 遊ぶスペースにはプレイマットを敷いておくと、クッションにもなるし、汚してもウエットティッシュでサッとひとふき♪
● 赤ちゃんが外に出てしまわないように、必ずカギをかける癖をつけておく。
● 換気で窓を開けることを想定し、赤ちゃんが出られない幅で止めておけるストッパーを準備。
● 赤ちゃんがベランダに出た場合を考え、手すりによじのぼれる踏み台になるような物は置かない。
ハイハイや伝い歩きをするようになると、おうちのなかでの行動範囲も広がります。少し先のことになりますが、成長はあっという間。夫婦ふたりでのんびりできている今のうちから準備しておいてもいいかも?
キッチンと玄関で気をつけたいポイントをまとめました。
<● 赤ちゃんが勝手に入って来られないよう、必ず入り口に安全ゲートを設置!
● 炊飯器などの調理家電は、やけどの危険が。子どもには届きづらい高い位置に、今のうちから場所を変えておく。
● 刃物は、高さと奥行きのある、赤ちゃんの手が絶対に触れられない場所に収納する(シンク下の扉裏にある包丁差しは当面使わない方が安心ですが、使用する場合はドアロックをつけておきましょう)。
● 勝手に出ていかないよう、玄関前にも安全ゲートを設置しておくのがおすすめ。安全ゲートは一戸建ての場合、階段上下にも設置しておくとよい。
● 玄関のドアの蝶番には、指挟み事故防止のストッパーを。室内すべてのドアにつけておくと安心。
こうしてみると、今まで気にしたことがなかった!ということもあるのでは? 今はまだおなかにいる赤ちゃんが、おうちでとりそうな行動をパパといっしょに楽しみながら想像してみましょう♪
お部屋のインテリアを邪魔しない、おしゃれなデザインの赤ちゃん用グッズや家具もたくさん販売されています。赤ちゃんがやってくるその日を楽しみに、おうちの準備を工夫しながら今から進めておくとgood!