“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
妊婦さんのお悩みでかなり多いのが、腰痛です。
妊娠するとどうして腰痛がおきるのでしょうか。
妊娠の腰痛の原因は大きく分けて2つあります。
ひとつは、「ホルモンの影響」です。
骨盤の関節やじん帯が緩むため、それを支えるお尻や腰の筋肉に負担がかかること。
もうひとつは、「体の重心の変化」。お腹が大きくなることで体の重心が前方に移動するため、バランスをとろうとして背中の筋肉・関節に負荷がかかることです。
出産後はすぐに育児がはじまり、さらに腰への負担が増すので、妊娠中から悪化させないようにケアをすることが大切。
また、妊娠中は筋肉の疲労が蓄積しやすい状態です。寝ている姿勢から起き上がる、座った姿勢から立ち上がるなど、姿勢を変えるときに急に動くとぎっくり腰のようになる場合も。意識してゆっくり行動するようにしましょう。
寝るときの姿勢は横向きとうつ伏せの中間の姿勢(シムスの姿勢)が腰の負担を軽減させます。抱き枕やクッションを挟むと快適です。
固く張った背中・腰の筋肉をあたためてほぐすことで、痛みがやわらぎ、悪化を防ぎます。暑い日でも実はエアコンなどで身体が冷えているので、熱すぎない好みの温度の湯で入浴すると◎
骨盤が緩むため、程よくホールドしてくれる妊婦帯や腹帯の使用はおすすめ。ウエストやおなかのラインに巻くのではなく、太ももの付け根を締めるようなイメージです。
おなかが大きくなると背中を反ってバランスをとろうとしがち。その姿勢が腰痛を招くので、意識して『姿勢をよく』することが大切です。頭を意図で吊るされているイメージで、あごを軽く引き、おへそを気持ち引っ込める感じです。
産後6-8週は骨盤の引き締めをしっかり行う。 骨盤ベルトや引き締め体操がおすすめ。
●片側の足だけに重心をかける、片側の手だけで荷物を持つ、座ったときに足を組む、横座りする、など左右非対称になることは避けて。
●赤ちゃんの抱っこや、重い物を持つときは、中腰の姿勢から持ち上げるのを避け、ひざの屈伸を上手に使うように。
●赤ちゃんのお世話や授乳姿勢は前かがみになりがち。猫背にならないように気をつけて。