babycoオンラインコンテンツディレクターであり、雑誌・書籍の編集者。カナダで短期大学、映画制作専門学校卒業後、新聞記者、ラジオDJ、TVドラマの編集など多様な分野の知識を得て帰国。帰国後は雑誌編集を中心に活動し、広告案件においても企画・コンセプト立てから担う。ライフスタイルを得意とし育児媒体には20年携わっている。
お腹に赤ちゃんがいると分かってから出産までの約10ヵ月間、ママの体は少しずつ、でも確実に変化していきます。
「これって普通のこと?」
「そろそろ何を準備すればいいんだろう?」
——そんな疑問に応えられるよう、月数ごとの体の変化と、そのころ知っておきたいこと・準備したいことをまとめました。
症状の出方や時期には個人差が大きく、ここに書いてあることが全員に当てはまるわけではありません。あくまで目安として、気になることがあれば妊婦健診の際に相談しましょう。
体の変化や症状の現れ方には個人差がありますが、ぜひ目安にご活用ください。
妊娠2ヵ月ごろは、生理の遅れなどをきっかけに妊娠に気づく人が出てくる時期です。つわりなど、体の変化を感じ始める人もいます。
妊娠2ヵ月ごろのポイント
体の変化
・眠気やだるさ、つわりを感じはじめる人もいる
・においに敏感になるなど、食べ物の好みが変わることがある
・胸の張りや頻尿、便秘などを感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・産婦人科を受診し、妊娠の経過を確認する
・自治体への妊娠の届出や母子健康手帳について確認する
・葉酸を食事からとることを意識し、必要に応じてサプリメントなども活用する
・服用中の薬や持病がある場合は、医師や薬剤師に相談する
<体の変化>
妊娠2ヵ月ごろは、生理の遅れなどをきっかけに妊娠に気づく人が出てくる時期です。
つわりや眠気、だるさ、においへの敏感さなど、体の変化を感じる人もいます。
一方で、ほとんど体調の変化を感じない人もいます。つわりが始まる時期や症状の程度にも個人差があります。
<確認しておきたいこと>
産婦人科を受診して妊娠の経過を確認しましょう。妊娠検査薬は、使用する時期によっては結果が出ない場合があります。製品の説明書を確認して使用しましょう。
自治体への妊娠の届出や、母子健康手帳を受け取る手続きについても確認しておきます。
妊娠初期は葉酸を十分にとることも大切です。葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減することが知られています。食事からとることを基本に、必要に応じてサプリメントなども活用しましょう。サプリメントを利用する場合は、表示されている摂取量を確認してください。
妊娠3ヵ月ごろは、つわりの症状が気になる人も多い時期です。体調に合わせて無理をしないことを心がけましょう。
妊娠3ヵ月のポイント
体の変化
・吐き気やむかつき、食欲の変化などが続くことがある
・においに敏感になったり、食べられるものが限られたりすることがある
・眠気やだるさを感じることがある
・お腹の張りや便秘などを感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・体調を優先し、無理をしない生活を心がける
・出産する施設や里帰り出産について情報を集め始める
・妊娠・出産にかかる費用や利用できる制度を確認する
・仕事をしている場合は、職場への報告時期や今後の働き方を考える
<体の変化>
つわりの症状には、吐き気やむかつきだけでなく、においに敏感になる、食べ物の好みが変わるなど、さまざまなものがあります。
症状の出方や続く期間には個人差があります。食事や水分がとれないなど、つらい症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。
<確認しておきたいこと>
出産する施設が決まっていない場合は、候補を探して、受診方法や分娩予約などを確認しておきましょう。里帰り出産を考えている場合も、早めに情報を集めておくと安心です。
仕事をしている人は、職場への報告時期や今後の働き方についても考え始める時期。利用できる制度についても確認しておきましょう。
妊娠4ヵ月ごろになると、つわりの症状が落ち着いてくる人もいます。少しずつお腹のふくらみが出てくるなど、体つきにも変化が表れ始めます。
妊娠4ヵ月のポイント
体の変化
・つわりの症状が落ち着いてくる人もいる
・少しずつお腹のふくらみが出てくる
・食欲が戻ってくるなど、食事の変化を感じることがある
・便秘などが気になることもある
知っておきたい・準備したいこと
・体に合うマタニティウェアなどを検討する
・出産する施設や里帰り出産について具体的に確認する
・妊娠中に利用できる助成や制度を確認する
・必要に応じて職場への報告や今後の働き方について相談する
<体の変化>
つわりが落ち着き、食欲が戻ってくる人もいます。子宮が少しずつ大きくなり、お腹のふくらみが出始める時期です。
体調が変化するタイミングやお腹の大きさには個人差があります。つわりが続く人もいるため、周囲と比べすぎないようにしましょう。
<確認しておきたいこと>
お腹が少しずつ大きくなってくるため、締めつけの少ない服など、これからの体に合うものを検討しましょう。
出産施設や里帰り出産について、まだ決めていない場合は具体的な条件を確認しておきます。妊婦健診の予定や、自治体などから受けられる助成についても確認しておきましょう。
妊娠5ヵ月ごろになると、お腹のふくらみが少しずつ目立ってきます。胎動を感じ始める人もいます。
妊娠5ヵ月のポイント
体の変化
・お腹のふくらみが目立ってくる
・胎動を感じ始める人もいる
・腰や背中に負担を感じることがある
・体調や食欲が変化することがある
知っておきたい・準備したいこと
・自治体や医療機関の母親学級・両親学級などを確認する
・出産に向けて家族と希望や役割について話しておく
・体調に合わせて無理のない範囲で体を動かす
<体の変化>
お腹のふくらみが目立ってくる時期です。胎動を感じ始める人もいますが、感じる時期には個人差があります。
お腹が大きくなるにつれて、腰や背中などに負担を感じることもあります。体調に合わせて、無理のない範囲で過ごしましょう。
<確認しておきたいこと>
自治体や医療機関などで、妊娠・出産について学べる教室が開催されている場合があります。参加できるものがあるか確認してみましょう。
また、出産後の生活をイメージしながら、家族と家事や育児の分担について話しておくのもおすすめです。

妊娠6ヵ月ごろは、お腹がさらに大きくなり、腰や背中などへの負担を感じることがあります。便秘やむくみなどが気になる人もいます。
妊娠6ヵ月のポイント
体の変化
・お腹がさらに大きくなり、体への負担を感じることがある
・腰や背中の痛みが気になることがある
・便秘やむくみなどを感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・出産後の家事や育児について家族と話し合う
・出産後に頼れる人やサービスを確認する
・産後に利用できる自治体のサービスなどを調べる
・必要に応じて歯科健診を受ける
<体の変化>
お腹が大きくなるにつれて、腰や背中などに負担を感じることがあります。便秘やむくみが気になる人もいます。
長時間同じ姿勢を続けないなど、体調に合わせてこまめに休憩をとりましょう。気になる症状がある場合は、妊婦健診の際などに相談します。
<確認しておきたいこと>
出産後の生活を具体的にイメージし始めましょう。家事や育児を誰がどのように担うのか、家族で話しておくと、出産後の生活を考えるきっかけになります。
自治体の産後ケアなど、出産後に利用できるサービスについても早めに調べておきましょう。
妊娠7ヵ月ごろは、お腹の大きさが増して、動きにくさを感じることがあります。足のむくみや腰の負担などが気になる人もいます。
妊娠7ヵ月のポイント
体の変化
・お腹が大きくなり、動きにくさを感じることがある
・腰や背中への負担が増えることがある
・足などのむくみが気になることがある
・お腹の張りを感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・出産施設への入院方法や必要な準備を確認する
・里帰り出産をする場合は、移動時期や受診方法を確認する
・出産後の家事・育児をサポートしてくれる人を考えておく
<体の変化>
お腹がさらに大きくなり、歩く、立つ、寝返りをするといった動作がしづらく感じることがあります。腰や背中への負担、足のむくみなども気になる時期です。
お腹の張りを感じることもありますが、強い痛みや出血を伴うなど、気になる症状がある場合は医療機関に相談しましょう。
<確認しておきたいこと>
出産施設への入院方法や、入院時の連絡方法などを確認しておきましょう。
里帰り出産を予定している場合は、移動時期や里帰り先での受診方法などを確認しておきます。

妊娠8ヵ月ごろになると、お腹がかなり大きくなり、腰や背中の痛み、むくみなどを感じる人もいます。転倒などにも注意しながら、無理のない生活を心がけましょう。
妊娠8ヵ月のポイント
体の変化
・お腹が大きくなり、体を動かしにくく感じることがある
・腰や背中の痛みが気になることがある
・足などのむくみを感じることがある
・動作の際にバランスをとりにくく感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・入院に必要なものを少しずつ準備する
・産休・育休など、職場で必要な手続きを確認する
・出産後の家事や育児の分担を具体的に決めておく
・産後ケアなど、利用できるサポートを確認する
<体の変化>
お腹が大きくなり、腰や背中への負担が増えてきます。足のむくみが気になったり、動作の際にバランスをとりにくく感じたりすることもあります。
転倒を防ぐため、足元に物を置かない、滑りにくい靴を選ぶなど、身の回りの環境を見直しておくとよいでしょう。
<確認しておきたいこと>
出産時の入院に必要なものを確認し、少しずつ準備を始めましょう。
仕事をしている場合は、産休・育休などの手続きについて職場に確認します。
また、出産後に家事や育児をサポートしてくれる人や、利用できるサービスについて、具体的に考えておきましょう。
妊娠9ヵ月ごろは、お腹がさらに大きくなり、体を動かすことや眠ることがつらく感じる人もいます。出産に向けた準備を少しずつ整えていきましょう。
妊娠9ヵ月のポイント
体の変化
・お腹が大きくなり、動きにくさを感じることがある
・腰や背中への負担が大きくなることがある
・むくみや疲れを感じやすくなることがある
・睡眠がとりにくく感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・入院バッグを準備し、必要なものを確認する
・出産施設への連絡方法や交通手段を確認する
・産後に利用するサービスやサポートを確認する
・出生後に必要な手続きについて調べておく
<体の変化>
お腹がかなり大きくなり、歩いたり、立ったり、寝たりすることが負担に感じられる場合があります。腰や背中の痛み、むくみ、疲れなどが気になることもあります。
体調に合わせて休息をとり、無理をしないようにしましょう。
<確認しておきたいこと>
入院バッグを準備し、必要なものがそろっているか確認しておきます。出産施設への連絡方法や、陣痛・破水などがあった場合の対応についても、あらかじめ確認しておきましょう。
出産後に利用できる産後ケアなどのサービスや、家族などのサポートについても、具体的に確認しておくと安心です。
妊娠10ヵ月ごろは、いつ出産が始まっても対応できるよう、準備を整えておきたい時期です。おしるしや破水など、出産が近づいたサインが現れることもあります。
妊娠10ヵ月のポイント
体の変化
・お腹の張りや痛みを感じることがある
・おしるしや破水など、出産が近づいたサインが現れることがある
・体の重さや疲れを強く感じることがある
知っておきたい・準備したいこと
・入院バッグや必要なものを最終確認する
・出産施設への連絡方法と連絡するタイミングを確認する
・家族など、出産時の連絡・サポート体制を確認する
・出生後に必要な手続きや届出について確認する
<体の変化>
妊娠10ヵ月は出産に向けて体が変化していく時期です。お腹の張りや痛みを感じることがあり、おしるしや破水などが起こる場合もあります。
ただし、出産の始まり方やサインには個人差があります。破水が疑われる場合や、強い痛み・出血など気になる症状がある場合は、出産施設に連絡しましょう。
<確認しておきたいこと>
入院バッグや必要なものを最終確認し、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。
出産施設への連絡方法や、どのような症状があったら連絡するのかを確認しておくことも大切です。家族などにも連絡方法を共有しておきましょう。
出産後に必要な出生届などの手続きについても、誰が担当するかを決めておくとスムーズです。
妊娠中の体の変化や症状の現れ方、時期には個人差があります。「○ヵ月だから必ずこうなる」と考えるのではなく、自分の体調を見ながら過ごしましょう。
妊婦健診を受け、気になる症状や不安なことがあれば、医師や助産師などに相談してください。
※妊娠週数は、最終月経の初日を「妊娠0週0日」として数えます。本記事では、1ヵ月を4週間として、妊娠2ヵ月(4〜7週)から10ヵ月(36〜39週)までを紹介しています。
※体の変化や妊娠の経過には個人差があります。気になる症状がある場合や、いつもと違うと感じた場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。