子どもの習いごと、いつからやってる?babycoママ・パパ 733人にアンケート!

2021/12/16 2023/06/16 太田菜津美 太田菜津美

幼稚園や保育園での体験、学校のお勉強とは別に、子どもたちに「習いごと」をさせてあげたいと思うママ・パパは多いのではないでしょうか。

学びの土台をつくるために赤ちゃん教室へ通ったり、わが子の特技や個性につながったら…とワクワクしながら始めてみたり、習いごとは親の気持ちも前向きにさせてくれます。
その一方で、ママ友の子がやっているからうちの子も始めたほうがいいのかな?と焦ったり、子どもの習いごとを親が決めていいのだろうかと悩んだりするときも、きっとありますよね。

ママとパパの気持ち、そして習いごとをするお子さんの気持ちを大切にしながら、「どうして習いごとをさせてあげたいのか?」「いつから始めるか?」「どんな風に決めていきたいか?」などを考えていきましょう。babycoの先輩ママ・パパに聞いた習いごとの考え方をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの頃から習いごとをしているおうちはどのくらい?

習いごとをしていますか

babyco会員のママ・パパ 733名に、お子さんの習いごとについてアンケートを取りました♪

まずは、「習いごとをしているおうちがどのくらいいるのか?」を聞いてみたところ、83%のご家庭がお子さんの習いごとをしているようです。ママとパパ自身が子どもの頃に習いごとをしていて、例えばその経験が学校生活で役立ったり、自分の個性や特技につながっていたりする実感があると、お子さんにも習いごとをさせてあげたい!という気持ちになるのかもしれないですね。

残りの約2割のうち、12%は以前は習いごとをしていたが解約したようです。習いごとの内容や月の開催数に対して金額が見合わないと感じた方や、通わせてみたけれど子どもの反応がイマイチでやめたという方もいそうですね。この記事の後半で、お子さんの習いごとをやめたママ・パパの解約理由を紹介するので、詳しく見てみましょう。

6%は複数の習いごとをさせて、今はひとつだけ継続しているという結果に。生まれてから1年、2年、3年。本当にやりたいこと・好きなことは、これからいろいろな経験を積みながらゆっくり見つけていってほしいという気持ちもわかります。

 

子どもの習いごと、何歳からスタートした?

続いて、「お子さんが何歳のときから習いごとを始めているのか?」を聞いてみました。1ヵ月〜5歳以降の間で習いごとを始めた年齢を聞いたところ、とくに多かった年齢はこちら。

 

5歳以降(14%) 7ヵ月(2%)
4歳(14%) 5ヵ月(2%)
3歳(12%) 4ヵ月(2%)
1歳(10%) 3ヵ月(2%)
1歳半(9%) 11ヵ月(1%)
6ヵ月(9%) 10ヵ月(1%)
3歳半(8%) 8ヵ月(1%)
2歳半(4%) 2ヵ月(1%)
9ヵ月(4%) 1ヵ月(1%)
2歳(2%)  

 

babycoママ・パパの場合は、5歳以降、4歳、3歳くらいから始めた方が多いようです。

お子さんが幼稚園や保育園でおともだちと過ごすようになったり、体が成長してできる運動が増えたりすると「はじめましての子がいても一緒にがんばれるかも」「いろんなスポーツに挑戦させてあげたいな」と思うのかもしれませんね。また、言葉はつたなくても「やりたい」「やりたくない」と自分の気持ちを伝えられるようになれば、親子で話し合いながら決めることもできるのでいいですよね。

生まれてすぐからたくさん習いごとをさせるぞ!と力を入れている方は少なめですが、0歳のなかでは「6ヵ月」が一番多い結果に。

ベビースイミングなどは、赤ちゃんの首がすわった生後6ヵ月頃から通えるところもあるので、子どもひとりでというよりは、親子で通える習いごとを始める方が多いのかもしれません。

 

小さいうちから習いごとをさせている理由は?

習いごとって、一度は体験させてみないと子どもに合うか、続けてみたいと思えるかなんて、正直わかりません。babycoのママ・パパは、どうして子どもたちに習いごとをさせているのでしょうか? 理由を聞いてみました。

 

【1位】得意なことを増やしてあげたい

習いごとをさせている理由の第1位は、「得意なことを増やしてあげたい」。

子どもがどれに興味を持つかはわからないけれど、学び、運動、おえかき、音楽など、親が“体験”のきっかけをつくってあげるのは大事なことです。

家計の負担にならないように金銭面のことも考えつつ、将来この子の役にたつかも?と思うことを習わせてあげたいですね。これなら得意!と思えることが増えたら、自信にもつながるでしょう。習わせてみたら「あんまり好きじゃない…」という反応が返ってくるかもしれませんが、一度でも経験しておくと、大きくなってから始めるときに苦手意識が少ないと思います。

 

【2位】子ども自身が楽しんで(興味を持って)やっている

第2位は、「子ども自身が楽しんで(興味を持って)やっている」。

やっている本人が楽しいと思えるかどうかは、習いごとをする上でとても大切です。

トレーニングがきついけど、うまくなるために乗り越えるんだ!」「みんなに追いつけるように、人一倍がんばるんだ!」自分に勝つこと、まわりの子と助け合うことなど、習いごとは“気持ち”の面でも成長させてくれます。そうやってがんばれる強い心の根っこには、“楽しい”という気持ちがあるから。

せっかく習いごとをするなら、苦しい思いをして嫌々やるよりも楽しめたほうがいいですし、「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、楽しんでやれると“続ける力”にもつながるんですよね。続ける気持ちがあるということは、自分をよりよくしていきたい、成長したいと思っている気持ちの表れなのではないでしょうか。

好きなことを心の底から楽しめる瞬間ほど、幸せなことはありません。

 

【3位】子どもの特技になる

第3位は、「子どもの特技になる」。

特技というと、第1位の理由の得意よりも、もう一歩上を目指している感じがしますね。“自信を持ってできること”というよりも、“極めていること”というイメージでしょうか。

特技を極めていくと、例えば、将来オリンピックの代表選手になれたり、プロとして職業にできたりするかもしれませんよね。叶えられなかった親の夢を、子に託したい!というママ・パパもいらっしゃるかもしれません。

得意と少し似た話になりますが、小さい頃から自分のなかで極めてきたことがあると大きな自信につながります。

将来、学校で特技を発表するとき。就職活動で「ほかの人にはない、自分らしさを表現できるものってなんだろう?」と考えるとき。みなさんのお子さんにも、そんな機会が訪れるかもしれません。

そうした場面でお子さんが「ぼく・私は○○が特技です!」と堂々とアピールできたら、習いごとをさせてよかったなぁと思えますね。

 

【4位】体力アップにつながる

第4位は、「体力アップにつながる」。

小さい頃からスポーツの習いごとをしていると、腕や足の筋力、全身のバランス感覚、柔軟性、持久力など運動に大切な力がはぐくまれます。体がどんどん成長していく時期だからこそ、たくさん運動をしてお子さんの元気な体づくりを目指したいですね。

また、体力がないと体が疲れやすくなったり気力の低下につながったりすることがあるので、体と心の健康にもよい効果があるでしょう。

スポーツにはおともだちとの遊びの一環でできるものもありますが、プロの先生から本格的な指導を受けられるのも習いごとをさせるメリットのひとつです。

 

【5位】子どもの個性になる

第5位は、「子どもの個性になる」。

頭のよさや身体能力とはまた違った部分で伸ばしてあげたいのが、わが子“らしさ”。とくに、絵画・造形、ダンスなど「表現力」も発揮できる習いごとでは、子どもの個性が花開く瞬間があるでしょう。

「みんなで同じお花を描いても、色の選び方がカラフルで素敵だな。この子にこんな大胆な一面があったんだ」

「決して上手とはいえないけれど、音楽を聞いて自分が感じた気持ちを取り入れながら踊っているな」

習いごとを通じて子どもが何を感じ、自分らしさを見つけていく過程も、親としては見守っていて楽しいですね。

 

お子さんの習いごとをやめたママに質問。どうしてやめたの?

これまでは、お子さんの習いごとをしているbabycoママ・パパのご意見を紹介してきました。最後に、お子さんが習いごとをしていたけれどやめたbabycoママ・パパにも、その理由を聞いてみましょう。

1位 子どもが「やめたい」「休みたい」と言うようになった
2位 お金の負担が見合わないと感じた
3位 子どもが興味を持たなかった
4位 親に時間がない
5位 子どもの成長への効果が感じられなかった
6位 ほかの親や講師とのコミュニケーションがめんどうだと感じた
7位 子どもがほかの習いごとをしたいと言った
8位 子どもが自分とほかの子を比較してしまうようになった
9位 のびのびと育ててあげたいと思った
10位 伸びるタイミングでさせてあげるべきだと思った

習いごとをやめた理由の第1位は、「子どもが『やめたい』『休みたい』と言うようになった」というのが挙がりました。

親が習いごとをするわけではないので子どもの気持ちはわからないですし、子どもがちょっとでもつらいと感じて「やめたい」「休みたい」と言葉にしてくれたなら、その気持ちを尊重してあげたいですね。

とはいえ、親としては「ここでやめさせていいのか?」「すぐに諦める子になってしまわないか?」という葛藤を抱くママ・パパも、きっといらっしゃいますよね。子どもの興味はその時々で変わるものですし、もしかしたら、1年後や2年後に「またやりたい」と言い出すかも。まずは、そのときの子どもの気持ちに寄り添ってあげるのがいいかもしれません。

第1位に続いて、第2位、第3位には「お金の負担が見合わないと感じた」「子どもが興味を持たなかった」などの理由が挙がりました。せっかくお金を出すなら、内容の質や先生の雰囲気なども重視して選びたいのが、親としては正直な気持ちだと思います。

そのほかには、「子どもが自分とほかの子を比較してしまうようになった」などのご意見も。せっかく子どもが夢中になれることに出会えたと思ったのに、どんどん自信をなくしてしまったら悲しいですよね。

成長のためには切磋琢磨することも大事ですが、その比較が「ぼく・私もがんばるぞ!」と前向きなほうではなく、「ぼく・私はどうしてできないんだろう…」と後ろ向きなほうにいってしまうのなら、無理して続けなくてもいいのかもしれません。

 

 

習いごとをコツコツ続けていると、将来の学力に結びつく可能性があれば、職業に結びつく可能性もあります。唯一無二の個性、自慢できる特技にだってなります。

親以外の大人や年齢の違う子どもたちとふれあえるのも、習いごとのいいなと思うところです。先生がビシッと言ってくれた一言が子どもの一生の心の支えになるかもしれません。自分より年上の子を見て目標にしたり、年下の子を見てやさしく教えてあげられたりしたら、協調性も生まれます。

親のさせてあげたいことや子どものしたいこと以外に、習いごとから得られることなど、いろいろな方向から考えてみると、親子で納得し合いながら習いごとを決めていけるかもしれませんね♪

 

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