子どもの習い事は何歳から?何がいい?わが家の習い事はこんなかんじです!

習い事 お稽古 いつから

コロナ禍で急激にオンラインでのレッスンも増えましたね。子どもの初めての習い事、何をいつから学ばせるべきか悩むママ達に向けて、少し先に習い事について考え始めた5歳の娘を持つ先輩ママの体験談をわかりやすくご紹介!

習い事は何歳から何を、どうやって選んで決める?

見つめ合う親子

「娘の習い事はいつ頃から何をやらせよう?」と考える一方で、
どんなにいい先生や人気のある教室に通っても、本人にやる気がなければ続けても身にならない……と私自身が子ども時代の反省をふまえ、感じていました。

やる気がないと通っても時間と月謝をムダにするだけなのでは? と。

私自身は子どもの頃、
・エレクトーン
・英会話
・習字
などを習っていました。

けれどエレクトーンと英会話は自分がやりたくて入ったわけではなかったので、何年も通ったのにほとんど身になっていなくて、今に生かせていません。

習字は1年間しか通っていませんでしたが、自分でやりたいと言ってはじめたのでやる気があり、集中してちゃんと習ったことが吸収できていたように思います。

わが子に対しても、興味のあるものを習うのが一番いいと考えていました。
その反面、親の欲目であれもこれもできる方がいいのでは? と子どもの意思より先まわりして考えたくなることもあり、日々悩んでいました。

現在5歳の娘は、
スイミング
ダンス
自宅でできるタブレット学習教材
ピアノ
を習っています。

その経緯をご紹介していきたいと思います。
はじめた理由だけでなく、やめてしまった習い事についてもやめた理由などをお伝えしますね。

 

習い事をさせたいと思ったタイミングはいつ(何歳)ごろ?

会話ができるようになってきて、本人の意思を言葉で聞けるようになった頃から習い事を意識し始めたと思います。

本人の好きなこと・関心のあることがだんだんわかってくると興味のあるものを習わせてあげたい! と思うようになっていきました。

習い事を「いつから何を」させるのかは多くのパパママが悩むところだと思いますが、

わが家で実際に習い事をはじめたのは3歳からです。
テレ ビを見ながら曲に合わせて踊ることが好きだっ たので、ダンスを習わせてあげるといいのでは ? と思いはじめ、いろんな習い事を経て現在に至ります。

 

どんなことを調べたり体験させたりした?

電卓をたたく女性

スイミング、ダンス、ピアノ、自宅でできるタブレット学習教材、自宅で見る英語のDVD、毎月自宅に届く学習教材セット、市販のドリルなどを試しました。

ある程度やってやめたものもあれば、現在も楽しく続けているものもあります。

現在続いているものは…
・スイミング
・ダンス
・ピアノ
・自宅でできるタ ブレット学習教材
です。

残念ながらやめてしまったものは…
・自宅で見る英語のDVD
・毎月自宅に届く学習教材セット
・市販のドリル

です。

続けているものでも集中力が切れて飽きてしま ったり、イヤになってしまったりすることが今でもあります。状況はどんどん変化しているのでこの先も変わっていく予感…!

 

始める前に確認したのは

①費用
月謝や購入費、続ける上で今後かかってくる費用などの金額

②場所
習い事に通う場合は家から通いやすい場所かどうか

③先生
先生に対面で習う場合は、先生との相性や教室の雰囲気がいいか

の3つの点です。

 

費用の検討

<月謝以外の費用も含めた金額を把握して検討>
長く続けることになれば家計の定期的な出費になるので確認が大事ですね。
月謝だけで考えてしまいがちですが、発表会のある習い事や合宿、昇級・昇段試験、ユニフォームや衣装、各種道具の経費など、月謝以外に必要な経費も意外とあります。
「この時期に月謝以外の出費がこのくらいあります」といった情報を先に聞いておくと家計をやりくりするママパパとしては心構えができて助かりますね。

 

場所の確認

<家から通いやすい場所かどうか、送迎のシミュレーション>
未就学児の場合は、多くの場合、習い事に送迎がつきものですよね。
家から遠い場所へ送り迎えする場合には、家族も送迎に多めの時間を割くことになります。送迎する家族にとっても負担にならないか? 先に考えておくといいかもしれませんね。
娘の場合は遠くても片道15分ほどで行ける範囲に通っているので、私も送迎の負担はさほど感じていません。
徒歩か自転車や自動車か、公共交通機関を使うのかなども併せてシミュレーションしておくといいですね。
習い事に送った後に近所のスーパーで夕飯の買い物をして、夕飯を作り終わったらお迎えの時間にぴったり、なんてことも考えられますね。
パパが送り迎えできるか、近所のお友だちと協力しあって送迎ができるか、などもイメージしてみるといいですよ。

 

先生との相性

<先生との相性や教室の雰囲気をチェック>
本人が通いたいと思える雰囲気の教室か? 本人がうまくコミュニケーションを取れるような先生か? など、事前にわかっていると子どももママも安心できますね。
教室の見学や無料体験を利用してみると、入ってからのイメージがしやすいので、わが家も習い事をはじめる前に必ず見学や体験を利用していました。
見学や体験には、キャンペーンなどをやっているところもあるので、情報はこまめに収集してそうした機会を利用するのもおすすめです。

 

パパと相談したりした?

わが家では、習わせたいものをパパとしっかり話し合って決めるというより、ママ主体で体験させてあげたいものを選びました。
はじめる前に月謝や日程、大まかな説明などを伝えてパパに最終的なGOサインをもらう感じでやっています。女の子だったからというのもあるかもしれません。

もちろん、子どものことや教育に熱心で一緒に話し合って決めたい! というパパもいらっしゃると思います。
とくに初めての習い事は、パパとママがお互いの考えている教育方針を話し合うチャンスでもあります。一緒にいろいろ話し合ってみることって意外と大切ですよね。なかなか夫婦の話し合いをできていないパパママもこの時がチャンスです♪

 

スイミング、ダンス、ピアノ、タブレット教材が候補にあがった理由

泳ぐ子ども達

いろいろな習い事があるなかで、どうしてこの4種が娘のお稽古として候補に上がったのか、私が「いいな」と思ったポイントをお伝えします。

 

《スイミング》
娘は赤ちゃんの頃ぜんそく気味で、風邪をひくといつもひどく咳込んでいました。
スイミングは心肺機能を強くしながら体力をつけることができるので、ぜんそくの改善にいいと聞いたのが決め手のひとつです。
全身の筋肉や体幹を鍛え るのにも適していると聞きました。
また、自宅でできないこと(自宅にはプール設備がないの で)はとくに習う価値がある! とも感じまし た。

《ダンス》
テレビ番組を見ながらよく踊っていたように、娘がもともと関心をもっていたからです。
好きなこと・興味のあることを応援してあげた かったからです。

《ピアノ》
音楽のレッスンは、地道な練習を続けることで 大人になってからも必要なやり抜く力(グリッ ト)を鍛えることができ、ほかの分野にも生かせると、本を読んで知ったのでいいなと考えていました。
娘が安心して習える先生を探していたところ、 ちょうどいい先生に出会えたため習い始めまし た。
音楽的な感性を育めることには主人も賛同して いました。

《自宅でできるタブレット学習教材》
さまざまな分野の学習が自宅で楽しめる点がいいと思って始めました。
用紙に鉛筆で書いて問題を解くドリル形式より、ゲーム感覚でできるので子どもも興味をもちやすいと思ったからです。

 

決定した理由は?

つづいて、お稽古候補から決定した理由です。

 

《スイミング》
お友達のママがスイミングスクールの講師をしていて、お友達がそこで習い始めたからです。
内気なわが子のお稽古デビューにはうってつけの好条件! ここを逃したらどの習い事も人間関係で挫折しそう…! と感じたので迷わず入れました。

《ダンス》
見学へ行ってみて、同じくらいの年齢の女の子たちが習っている教室だったことと、先生や教 室の雰囲気もよかったことが決め手になりました。
ときどきある季節のイベントも通う楽しみ のひとつになったようです。

《ピアノ》
先生の人柄です。無料体験の前にも先生の考えや指導方法などを聞ける機会があったので、この先生に教えていただきたい! と直感が働きました。

《自宅でできるタブレット学習教材》
タブレット学習というと出費が心配でしたが、 予算的に思ったほど毎月の出費が掛からなかっ たため、わりと気軽に始めることができました。

 

実際にいつから通いだした?

《スイミング》
3歳6ヶ月からです。
スイミングによる効果がどのくらいあったのかはっきりとはわかりませんが、今は風邪をひくことが少なくなり、ひどい咳込みも減りました。 もちろん、娘自身が成長して体力がついたということも大きいと思いますが。

《ダンス》
4歳2ヶ月から始めました。
子どもがダンスを見ながら踊ることが好きだったので、私の判断でダンス教室のグループレッスンに入れました 。
けれど入った当初はまだ集中力が長く続かず 、好きな曲で踊れるわけでもなかったので、やめたいと言っていました。なんとか1年続けて 発表会も経験して、今は楽しく通っています。

《自宅でできるタブレット学習教材》
4歳4ヶ月からスタート。
はじめはもっとやりた いと言って真剣にやっていましたが、だんだんやらない日が増えてきたので、そういうときに は私が代わりにやっています。母親が代わりにやっているの?と驚かれるかもしれませんが、ママが興味をもっていると気になるようで、途中から交代して子どもが始める場合もありますし、そのまま私がやって終わる日もあります。
けれど無理にさせることはしていません。なぜなら以前、ひらがなを楽しく覚えようとしていた子どもに、書けない文字を無理やり練習させようとして嫌いにさせてしまったことがあるからです。それからは無理にさせないよう心掛けています。

※ピアノは現在、無料体験を予約中でまだ始めていないため、子どもの反応がわからない状況です。

 

続かなかった習い事。その訳は?

踊る子ども達

《自宅で見る英語のDVD》
ひと通り見て子どもも私も満足してしまい、繰り返してあまり見なくなってしまいました。テレビで英語の子ども向け番組を少し見るくらいのところで今は落ち着きました。

《毎月自宅に届く学習教材セットや市販のドリル》
ゲーム感覚で進められるタブレット学習教材への移行とともに購入を控えました。

 

私が感じた習い事選びのポイント

鉛筆を持つ女の子と女性

◆本人のやる気が大事

これに尽きると個人的には思います。やる気を引き出してくれる先生や仲間との出会いがあるといいですね。

◆お友達と一緒だと続けやすい

仲のよい子と一緒に習うと、習い事へ通うこと自体が楽しいから続くように思います。楽しい思い出が園や学校以外の場所でも増えて、より充実した生活が送られそうですね。

通ううちに習い事で出会った新しいお友達が増えることも、楽しい経験になると思います。

習い事で身につける知識やテクニックと同様に、お友達が増えるのはその子にとって貴重な財産になっていくと思います。

◆先生との相性

将来の進路を分けるきっかけにもなるかもしれない習い事。もしかしたら何を教えてもらうかより、誰に教えてもらうかが、時にはカギになるかもしれません。学校で好きな先生から教えてもらった教科は成績が良かったという経験をお持ちのママ、パパも多いのでは? 人生のターニングポイントのきっかけは意外と先生や仲間との出会いから見つかる場合もあるかもしれませんね。

 

いかがでしたか? わが家の体験がこれからお稽古を選びたいというパパママの参考になるとうれしいです。
ご家庭によってさまざまな事情や予算などから、必ずしもわが子の要望を全部聞けるとは限らないと思いますが、子どもの意思を尊重して親としてできる応援とサポートをしていきたいものですね。