3歳と1歳の男の子のママ。出産を機に退職するまで栄養士・調理師として勤務。経験を活かして家庭でも頑張ろうと意気込むが、イヤイヤ期と食べず嫌いの壁にぶち当たり、子育て中の食の悩みの大変さを痛感。無理なく楽しい育児を心掛けている。
インスタグラム:@er1ka56
赤ちゃんが産まれてすぐの育児に慣れない時期だけでなく、イヤイヤ期など、子育て中のママやパパは悩みが尽きないですよね。
成長するにつれて、子どもにどのように接したらよいのかわからない、子どもにイライラしてしまうなど、誰もが一度は感じる気持ちと上手く付き合っていける考え方の一つ、マザーズコーチングをご存知ですか?
実際にマザーズコーチを学び、子育てに活かしている二児の母である私の体験をご紹介します。
マザーズコーチング(マザーズコーチ)とは、
という思いから誕生した、主体的な子どもを育てるためのスキルと関わり方を学び、効果的に周囲を導いてくれるコーチング。
子育ての悩みが解決し、子どもとの関係がより楽しくなるコツを、心理学などをベースにしたカリキュラムで習得し自分自身に変化をもたらしながら、親子の自己肯定感も高めるともいわれています。
そんなマザーズコーチを実際に取り入れてみてどんな変化がおこったかを具体的にご紹介していきますね。
私には3歳と1歳の息子がいます。下の子を出産してすぐ、兄弟育児の大変さを痛感してすっかり子育てに疲れてしまっていました。
長男に対してイライラすることが多く、正直あまりかわいいと思えなくなっていました。
このままではよくないと思っていた時に出会ったのがマザーズコーチでした。主人の知人の方が、マザーズコーチの講師をしていると聞いていたので、その方に連絡をとってもらい、体験コースを受けたことがきっかけでした。
マザーズコーチを受講して、日常の子育てシーンに役立てられることをたくさん学べました。
受講中に講師の人と話をしているうちに、問題の答えを自分で自然と導き出せていることも多く、客観的に子育て中に何に困っているのか考えることができました。
それによって、
と感じられるようになりました。
子どもの強みを見つけて、その強みを子ども本人に伝えるという課題がでたことをきっかけに子どものいいところ、できていることに目を向けるようになり、イライラするよりも、
ということに気付いたり、新たな子どもの一面を発見することが多くなりました。
また、子どもが話したくなる聴き方を知り、実際の生活でできるポイントをおさえるだけで、子どもの接し方が大きく変わってきたことがありました。
とても簡単なポイントばかりだったので、意識して実際に活用するのは慣れるまで大変でしたが困ったときこそ学んだことを思い出すようにしていきました。
ママのお願いや気持ちなど、子どもにメッセージを伝えたいときも、マザーズコーチの具体的な方法を知ることで
「どう話したらよいかな?」
というのが少しずつ解消されました。
メッセージの伝え方は、子どもだけではなく大人にも応用できるので、家族や職場にも使えるポイントだったので使い続けていくと自分もとても楽になりました。
受講期間に自分をみつめる時間が持てたことはとても有意義だったと感じています。
<子どもがどうして困った行動をするのか?>
行動の前後の状況など、ママやパパに自分を見て!というサインをしているのかもしれないという、あらゆる可能性を考えるようなクセも身に付いたように思います。
もちろん、このようなことがすべて一気にできるようになったわけではなく、少しづつ失敗と成功を繰り返し、そのたびに立ち止まって新しい方法を考える。いわばトライ&エラーを何度も経験しました。
学んだことがすぐ使えるようになるには、どんなことでも時間がかかりますね。
今では講座を受ける前よりも、子どもたちの気持ちと少し上手く付き合えるようになったように思います。
子育てに正解はないですが、自分なりに楽しく子どもたちとの関わり方を学ぶことができるので、
という気持ちになれました。
人からアドバイスされたことも、参考になることはもちろんありますよね。
ですが、自分で考えて解決策を試していくからこそ、自分で実現できる可能性も上がっていくように思います。
自分の性格にあった子育ての考え方などを学ぶことで、大変だけれど愛おしい、あっという間の乳幼児期を更に楽しむことに繋がるのではないかと感じました。
私がマザーズコーチを学んだのは「マザーズコーチ・ジャパン」というところでしたが、ほかにもさまざまな講座やスクールがあります。
マザーズコーチが気になった方は、以下のリンクからご自身にあったところを探してみてくださいね。
◆マザーズコーチ・ジャパン
内閣府NPO法人ポータルサイト「マザーズコーチ・ジャパン」
※私の体験は、「マザーズコーチ・ジャパン」で学んだものです。