“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
日頃ベビコにたくさんのメールやお便りをいただいています。その中の多くが、妊娠中や子育てに関するご質問。今回はその中から気になるものを、専門の先生たちにお伺いしてみました。
管理栄養士。東京生まれ。明治大学第二文学部卒業。3人の子育てをしながら栄養学を学ぶ。矢島助産院で日々、妊婦さんや産後ママのための食事を担当する傍ら、企業や雑誌などで離乳食の監修やママのための食に関する講演・講習会などを各地で行う。著書に『妊娠・授乳中の気になる症状改善レシピ200』(日東書院)ほか
園勤務など、保育士として長年、子どもたちと接するかわたら、自らも4人の子育てに奮闘。子どもの成長に沿った「育む保育」と、自らの経験を生かした「がんばり過ぎない子育て」をモットーに親子交流を続けている好奇心旺盛なベテラン先生。
私たちが子どもの冷えをチェックするのは、手足ではなくお腹を中心としたからだです。ちょっと寒いかな~と思ったら、衿の部分にガーゼを巻いたり、お昼寝から起きたらベストを着せるようにします。夏なら、肌がけのかわりに腹巻きをおすすめします。まあ、よほど寒い地域にお住まいでなければ、手足の冷えはあまり気にしなくても良いと思いますよ。裸足のほうが直接皮膚に感触が伝わりやすくなりますしね。(木下先生)
ママの指にガーゼを巻いて口の中を軽く拭くだけでOKです。また、歯が生えていない月齢の赤ちゃんも、甘いミルクを飲んだあとに、スプーン1~2杯の白湯や麦茶やほうじ茶でスッキリ流してあげると良いでしょう。これも歯磨きの準備段階になります。(木下先生)
赤ちゃんにもおしゃぶりが好きな子と嫌いな子がいます。もし、赤ちゃんが大泣きしておしゃぶりを口にして泣き止むようなら、おしゃぶりを活用してもいいと思います。それで、パパやママがほっとできるのなから、使ってみましょう。赤ちゃんの泣き声が原因で寝不足になったり、ストレスが溜るようでは困ります。赤ちゃんにやさしく接することができなくなってしまいます。ただ、おしゃぶりに頼るのではなく、どうしても、という場合だけに使うなど、工夫してくださいね。
(木下先生)
「テレビ」は子育てにおいて、けっして不要なものとは言い切れないと思うのです。もちろん、脳科学や心理学といった専門分野では別の答えを出しているかもしれませんが、日々、子育てと家事に追われているママにとっては、自然界の動物を観察できたり、楽しい歌を教えてくれたり、しつけを視覚で伝えたりと、子育てをサポートしてくれる頼もしい存在でもあるのです。親として、ちゃんと考えたいのは、番組の選び方と見せ方。常に子どもに声をかけながら、一緒に楽しむようにするのがポイントですよ。(木下先生)
新しい味や、スプーンに慣れるのが目的と、ゆったり構えて。母乳やミルクは、離乳食が終わってからあげてもいいですね。家族みんなで一緒に食べる環境を作って、楽しい雰囲気にすると食が進むという赤ちゃんもいます。まずは、お腹がすいて、楽しい気持ちになれる環境作りを。(岡本先生)