“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
病助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問等を経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
妊娠中は、ホルモンバランスの影響、血圧の上昇による眼圧の変化、つわり症状などにより、視力が落ちたと感じたり、目がかすむ、ぼーっとするなどの症状が現れます。
また、産後はホルモンバランスの影響に加え、出産時の体力消耗、育児による疲労、寝不足、ストレスなどで、妊娠中よりさらに目が疲れやすく、集中できなくなります。
これらの目の不調は一時的なもので、産後自然と回復しますが、眼精疲労は頭痛や肩こりも引き起こすので、体をいたわるのと同様に、目のケアも忘れないでください。
目を酷使せず、無理せず、休息をとること!
妊娠中は動くのが大変になり家で過ごすことが多くなりますが、小さい文字やパソコン、テレビ、スマートフォンなどは極力控えて。
遠くの景色をぼーっと眺めて目を休ませましょう。
にんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるビタミン類。
ブルーベリー、黒豆、ブドウなどの紫色の食物に含まれるアントシアニン。
サザエ、アサリ、イカ、タコなどの魚介類に含まれるタウリンを積極的に摂って。
こめかみ、目頭のツボを指で押してコリをほぐしましょう。
3~5秒程度、痛気もちいい程度の力加減で。
適温のホットタオルで目の周辺を覆い、リラックス。
目の緊張がとれてあたたまり、血行がよくなります。マッサージとセットで行うと◎。
A.『目の疲労=おなかが張る』とは一概に言えませんが、長時間同じ姿勢で画面を見ていたり、神経を張りつめ集中して目を使うような作業をしていると、身体的、精神的な疲労からおなかが張りやすくなることが考えられます。
A.東洋医学では、腎臓と目は関わりが深いという見方があります。母乳育児をしているママの腎臓は、母乳の素である血液をろ過したり体内の水分バランスを保つためにフルで働いていることから、このように言われています。
A.目薬程度であれば薬の量が少ないため、問題はないと思いますが、購入の際に薬剤師さんに相談してみるとよいでしょう。
目の疲労は、頭痛などの引き金にも。 妊娠中の薬の服用についてはこちらもチェック!
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A.妊娠中、産後の一時的な視力低下はよくあることですが、極端な視力低下、なかなか回復しない、目に違和感、その他にも症状があるときは受診しましょう。