妊娠中にからだが冷えるとどうなるの? 冷えが起こす影響と対策

妊娠 冷え
2019/02/28 2023/07/24 babyco編集部 babyco編集部

さまざまな症状を引き起こす妊娠中の「冷え」。
寒い冬はもちろんのこと、暑い夏の時期にも冷房などで体は冷えがち。
ママになったら、今まで以上に冷えは大敵です。

妊娠中にからだが冷えるとどうなるの?
お腹の張りは出てくるの?
と不安なママは多いはず。

そこで、妊娠中の冷えが引き起こす症状と対策方法をご紹介します。

監修
矢島助産院 矢島 床子先生
矢島助産院 矢島 床子

母と子のサロン矢島助産院名誉院長。院長兼助産師として30年間にとりあげた赤ちゃんの数はおよそ5000人以上。現在は名誉院長として、引き続き心と身体で感じる健康的なお産のサポートをおこなっている。

妊娠中は血液循環をよくすることが大事

妊娠中は血液循環を良くするのが大事。

冷えは、むくみや便秘など様々なトラブルを引き起こします。
とくに妊娠中は、たくさんの血液がおなかの赤ちゃんに送られるので、からだが冷えていると血の巡りが悪くなり、全身が疲れやすくなったり、おなかが張ったりと、赤ちゃんにも悪影響が及びます。
赤ちゃんのいる羊水をあたたかく快適に保つためにも、おなかや下半身はいつもあたたかくしておいてください。

春になってあたたかいからといって、からだを冷やす行為はNG!
オシャレをするときも、まずは赤ちゃんとママのことを考えて。

 

冷えが引き起こす症状ってなぁに?

では、妊娠中の冷えが引き起こす症状について詳しく解説していきます。

肩こり

結構がひどくなると肩こりになります。ひどくなると、頭痛を伴うことも。

 

便秘、おなかの張り

とくに妊娠後期はおなかが大きくなって血液の循環が鈍くなり、便秘になる人が続出。さらにおなかが冷えてくると張ってきます。

 

下半身のむくみ

むくみの原因も血流の滞り。むくみがひどくなると妊娠中毒症の原因になったり、なかなか眠れないことも。

 

こむら返り

下半身が冷えると筋肉が固くなり、こむら返りや足つりを引き起こしやすくします。

 

冷え性を予防するには?

妊娠中の冷えはさまざまな症状を引き起こすことがわかっていただけましたでしょうか。

ではここからは、冷え性を予防するための対策についてご紹介いたします。

 

冷たい物をとりすぎない

外はあたたかくても、冷たい物をとり過ぎると内臓が冷え、慢性的な冷え性になってしまうこともあります。できるだけあたたかい物を飲みましょう。

 

おなかと腰はしっかりカバー

大切なおなかは夏だって冷やしてはいけません。薄手の腹巻きなどをして常に冷え対策を心がけましょう。

 

足は常にあたためておくように

一番最初に冷えるのが下半身。足をあたためておくと、全身も冷え知らずです。できれば、足湯を日課にしたいものですね。

 

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