ママ

「ママ| babyco (ベビコ)」に関する記事の一覧です。

ママになると、覚えないといけないことがたくさんあります。
産前産後にはどんなことが起こるの?体の変化は?母乳って?
そんな疑問を解決できるような『ママ』に関する記事をご紹介します♩
1つ1つの悩みを解決していきましょう♩

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ママのケアの記事

妊娠中・産後のむくみ
 妊娠中のむくみは、血行不良やホルモンの変化が主な原因です。妊娠8ヵ月頃から下半身のむくみを感じたり、痛みやだるさを伴う場合も…。産後は徐々に解消されるので問題はいりません。マッサージや食事など、セルフケアで解消しましょう。むくみの原因妊娠中はホルモンの影響で血液中の水分量が増えるため、皮下組織に水分が溜まります。おなかが大きくなると静脈を圧迫し血行不良により、代謝が下がり下半身がむくみます。産後は出産疲れや睡眠不足が原因でむくみが顔や手に出ることも。むくみの症状肌の表面を指で押したときに、しばらく跡が消えなければむくみのサイン。すね、ふくらはぎ、足首、足の甲などが症状の出やすい部分です。痛みやだるさを感じ、睡眠や休息をとっても解消されない、顔や手にもむくみが出るなどの症状が出た場合は受診を。むくみを解消するセルフケア① 減塩&代謝を良くする食事うす味を心がけて、水分の代謝を良くするカリウムを多く含む豆類、緑黄色野菜などを積極的に摂ると◎。② ホットドリンクで水分補給冷たい物や糖度の高い物は避けて、柑橘系やしょうが湯など、体温を上げる作用のある飲み物がおすすめです。③ ソックスや足湯で足腰の冷えを予防妊娠中はからだが火照ることもありますが、足湯、5本指ソックスやスパッツなどを履いて、夏でも冷え予防!④ 適度な運動で下半身の筋力アップウォーキングなどの適度な運動で下半身を筋力アップ&長時間同じ姿勢のときはストレッチを。⑤ セルフマッサージで刺激を与えて血行促進ふくらはぎの内側や、脚の内くるぶしから指4本分ほど上にある「三陰交のツボ」などを押してみましょう。坂田 清美(さかた きよみ)先生助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。イラスト:きどふみか
babyco編集部
産後の髪のトラブル
 ママの体に起こる変化のひとつに、髪の毛がたくさん抜けるという症状があります。妊娠中に多く分泌された女性ホルモンが、産後急激に減少することが大きな原因となり、髪に影響を及ぼします。最初は驚くかもしれませんが、毎日の生活に気をつけながら、ゆっくりと自然に治しましょう。原因妊娠中は女性モルモンが増加して髪の寿命が延び、抜ける頻度が落ちます。この女性ホルモンが出産と同時に減り、今まで抜けなかった髪が一気に抜けることで「急にたくさん抜けた!」と感じるのです。産後の疲労や寝不足、ストレス、急激なダイエットも原因のひとつです。症状シャンプーやブラッシングの際などに、髪の毛がごっそり抜けることがあります。産後2〜3ヵ月から抜け始め、半年頃がピークに。個人差はありますが、遅くても産後1年ほどで元の髪のボリュームに戻るでしょう。食べ物やシャンプー選びなど日頃から意識しましょう。発毛を手助けするセルフケア① 乾燥肌や、脂性肌など地肌のタイプはそれぞれです。自分の肌タイプに合うシャンプー剤を選び、朝よりも髪が生え変わる夜に洗髪をすることがポイント。② 食生活に気をつけ、ビタミンやミネラルが豊富な食材を取り入れることが重要。納豆や海藻、ナッツ類など、ビタミンA・B・E、亜鉛、ミネラル、たんぱく質を含む食材を積極的に摂ると◎。③ 疲れやストレスは大敵です。日頃の疲れやストレスによる自律神経の乱れは、頭皮の血行に悪影響。からだを休めつつ、ストレス発散で息抜きをしてください。坂田 清美(さかた きよみ)先生助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。イラスト:きどふみか
babyco編集部
妊娠中の風邪や体調不良①お薬の服用方法
 健康管理に気をつけていても、風邪や体調不良はいつ起こるかわかりません。いざというときにあわてずに対応できるよう、薬の服用方法を知り、症状が悪化するのを防ぎましょう。覚えておけば安心!症状別 お薬の服用⚫︎咳・鼻水医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。妊娠前に普段から飲み慣れている薬がある場合も相談しておいた方が安心です。⚫︎頭痛日頃から偏頭痛もちなどで飲み慣れている頭痛薬があっても、妊娠中は使用できない場合があるので注意しましょう。まずは医師や薬剤師に相談をしてください。⚫︎発熱妊娠中も使用できる解熱剤はあるものの、熱の原因を解消するわけではないので、熱出たからといってすぐに解熱剤を服用するのはおすすめできません。⚫︎下痢下痢は腸に止めておくべきでないものを体外に出そうとしている状態なので、薬で無理に止めないほうが良い場合も。また、切迫流早産の徴候として下痢っぽいと感じることもあり、整腸剤・下痢止めの服用は医師や薬剤師に相談を。⚫腹痛妊娠中でも服用できる薬はありますが、おなかが張って切迫流早産になっている可能性もあるため、自己判断はNGです。坂田 清美(さかた きよみ)先生助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。イラスト:きどふみか
babyco編集部
妊娠中の風邪や体調不良②受診のタイミング
妊娠中の風邪は、十分な水分と栄養補給、休息が大切ですが、症状によっては受診したほうが早くラクになることも。受診のタイミングを知っておきましょう。 症状別 受診のタイミング ●せき せき込むたびにおなかに力が入るのでママにも赤ちゃんにも負担がかかります。せきが止まらず、なかなか治らない場合は受診をおすすめします。  ●鼻水 鼻がつまって息苦しかったり、発熱や倦怠感など別の症状がある場合は無理せず受診しましょう。  ●頭痛 休息をとっても治らない、妊娠中でも服用できる頭痛薬を飲んでも治らない、くり返し頭痛が起こるようであれば、すみやかに受診してください。 ●発熱 高熱が出たり、微熱が長引いたりする場合は受診しましょう。風邪の引きはじめで、休息と栄養をとって回復する程度であれば、まずは様子をみましょう。 ●腹痛 切迫流早産などの疑いもあるので、「ただの腹痛だし…」と自己判断せず、すみやかに受診してください。 ●下痢 水様便が何度も出る場合は、流行性の胃腸炎の疑いや、脱水症になる可能性もあるので受診を。いつもより便が少しゆるい程度で、すぐに治まるようであれば様子をみましょう。 受診時の注意点 まずは妊婦健診を受けている産婦人科や助産院に相談を。ほかの医療機関の受診をおすすめされたら、必ず医師に「妊娠中」と伝えてください。 <主な持ち物> ① 母子手帳・保険証 ② 症状経過を書いたメモ ③ お薬手帳 <医師に伝えること>  これまでの妊娠経過と、服用した薬の名前  坂田 清美(さかた きよみ)先生 助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。 イラスト:きどふみか
babyco編集部
冬の感染症にご注意①冬の感染症に注意
 冬の感染症にご注意!妊娠、授乳中のママは免疫力が落ちやすく、感染症にかかりやすくなっています。丁寧な予防でママや赤ちゃんの大切な体を守りましょう。寒くなると増えるウイルス感染冬は、気温が下がり、低温度を好むウイルスにとって大好きな季節。インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)、RSウイルス感染症など、怖い病気が流行します。ウイルスは咳やくしゃみにより様々なところに飛散・付着しています。そこに触れた手がウイルスを運び、鼻や口に触れると、粘膜から侵入し、接触感染を起こします。とにかく「予防」が大切!妊娠中、授乳中のママや赤ちゃんが、感染症にかかってしまうと薬が使えないことが多く、治療が難しいというのが現実です。外出を控えたり、手洗いをしたりして感染症の予防をしましょう。「しっかり手洗い」がとても重要!① 石鹸をよく泡立てて、手のひら同士をこすり合わせる。② 両手の甲を伸ばすようにしてこする。③ 指先や爪の間も念入りに④ 両指の股をこすり合わせ、指の間もよく洗う。⑤ 親指をもう一方の手で握り、ねじるようにして付け根から指先まで洗う。⑥ 手首も忘れずに。家族みんなで予防家族全員がウイルスから身を守るために、念入りに手洗いをすることがとても重要です。玄関でコートを脱いでから部屋に入るなどを習慣にし、できるだけウイルスを赤ちゃんに近づけないように心がけることが大切です。お部屋を適度に加湿しよう!感染症のウイルスは湿度を嫌います。適度な湿度と室温でウイルスの繁殖力は衰えるので、環境を整え、風邪やインフルエンザの予防をしましょう。予防のポイント● 理想的な室内温度は50〜55%● 理想的な室内温度は20〜23度● ときどき換気をすることも忘れずに!坂田 清美(さかた きよみ)先生助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。
babyco編集部
妊娠中の風邪や体調不良②受診のタイミング
妊娠中の風邪は、十分な水分と栄養補給、休息が大切ですが、症状によっては受診したほうが早くラクになることも。受診のタイミングを知っておきましょう。 症状別 受診のタイミング ●せき せき込むたびにおなかに力が入るのでママにも赤ちゃんにも負担がかかります。せきが止まらず、なかなか治らない場合は受診をおすすめします。 ●鼻水 鼻がつまって息苦しかったり、発熱や倦怠感など別の症状がある場合は無理せず受診しましょう。 ●頭痛 休息をとっても治らない、妊娠中でも服用できる頭痛薬を飲んでも治らない、くり返し頭痛が起こるようであれば、すみやかに受診してください。 ●発熱 高熱が出たり、微熱が長引いたりする場合は受診しましょう。風邪の引きはじめで、休息と栄養をとって回復する程度であれば、まずは様子をみましょう。 ●腹痛 切迫流早産などの疑いもあるので、「ただの腹痛だし…」と自己判断せず、すみやかに受診してください。 ●下痢 水様便が何度も出る場合は、流行性の胃腸炎の疑いや、脱水症になる可能性もあるので受診を。いつもより便が少しゆるい程度で、すぐに治まるようであれば様子をみましょう。 受診時の注意点 まずは妊婦健診を受けている産婦人科や助産院に相談を。ほかの医療機関の受診をおすすめされたら、必ず医師に「妊娠中」と伝えてください。 <主な持ち物> 母子手帳・保険証症状経過を書いたメモお薬手帳<医師に伝えること> これまでの妊娠経過と、服用した薬の名前 坂田 清美(さかた きよみ)先生 助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。 イラスト:きどふみか
babyco編集部
妊娠中の風邪や体調不良①お薬の服用方法
健康管理に気をつけていても、風邪や体調不良はいつ起こるかわかりません。いざというときにあわてずに対応できるよう、薬の服用方法を知り、症状が悪化するのを防ぎましょう。 覚えておけば安心! 症状別 お薬の服用 ⚫︎咳・鼻水 医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。妊娠前に普段から飲み慣れている薬がある場合も相談しておいた方が安心です。 ⚫︎頭痛 日頃から偏頭痛もちなどで飲み慣れている頭痛薬があっても、妊娠中は使用できない場合があるので注意しましょう。まずは医師や薬剤師に相談をしてください。 ⚫︎発熱 妊娠中も使用できる解熱剤はあるものの、熱の原因を解消するわけではないので、熱出たからといってすぐに解熱剤を服用するのはおすすめできません。 ⚫︎下痢 下痢は腸に止めておくべきでないものを体外に出そうとしている状態なので、薬で無理に止めないほうが良い場合も。また、切迫流早産の徴候として下痢っぽいと感じることもあり、整腸剤・下痢止めの服用は医師や薬剤師に相談を。 ⚫腹痛 妊娠中でも服用できる薬はありますが、おなかが張って切迫流早産になっている可能性もあるため、自己判断はNGです。 ★こんな記事も読まれています! 妊娠・授乳中に薬やカフェインは飲める?母乳育児の心配を解決! 坂田 清美(さかた きよみ)先生 助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。 イラスト:きどふみか
babyco編集部
尿もれ、もう悩まないで!
妊娠をきっかけに、尿もれに悩まされるママも少なくありません。 恥ずかしくて誰にも相談できずにいるママもいるようですが、出産前後は7割近くの女性が尿もれ経験があるというデータもあるほどですから、何も特別なことではありませんよ。  そもそも尿もれは、男性よりも女性の方がなりやすいもの。膀胱の位置も男性は直腸の前方、女性は子宮・膣の前方と違いがありますし、尿道の長さも15cm~20cmある男性に対して、女性は3~4cmと短く直線的です。 とくに、女性の骨盤底筋群は、骨盤の構造上の違いから、男性より弱い筋肉で、出産に伴う尿漏れ=腹圧性尿失禁の原因は、子宮の変化や骨盤底筋群のゆるみ、損傷が原因であることが大半です。  出産前に尿漏れが始まると、産後も尿漏れしやすくなるので、今から対策を知っておきましょう。  腹式呼吸を心掛けて  腹式呼吸は、横隔膜を刺激して、骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋などの尿道や膀胱周辺の筋力を高めてくれます。くしゃみや咳をするときにお腹を意識してみると、腹圧がかかるのがわかりますよね。その腹圧を高めつつ体に無理なく筋力をつけることができて、尿漏れ防止につながります。腹式呼吸をするとリラックス効果も期待できますよ。 骨盤底筋群の運動を 肛門と膣を閉めたりゆるめたりを意識的に繰り返して、尿道周辺の筋肉を刺激することで鍛えます。ただし、お腹のはりを感じたら、すぐにやめましょう。負担のない範囲で1日に数度繰り返します。 ほかにも、腰回りを冷やさない、水分は一気にとるのではなくこまめにとる。尿もれパッドなどを利用するなどしてみましょう。 妊娠期は、骨盤をゆるめるホルモンも働いているため、いつも以上に尿もれしやすいので、あまり重く捉えず、女性だから、と考えてくださいね。 坂田清美先生 帝京平成大学 ヒューマンケア学部看護学科、母性看護学・助産学准教授。看護師、助産師。看護師免許取得後看護師として2年勤務した後に、助産専攻科に進学し助産師免許取得。看護師・助産師として働きながら結婚し2男1女をもうける。大学病院、個人病院、助産所、行政での乳幼児健診、新生児訪問などを経て大学教員となる。
babyco編集部
誰もがなりうる産後うつ。ツラいなと思ったら、パパや家族に話して!
赤ちゃんが生まれてきてくれてうれしいはずなのに、最近なんだか気分が落ち込んだり、すぐにイラついたりしちゃうな……と感じているママはいませんか?   産後は、多くのママが情緒の不安を感じています。慣れない育児に戸惑っているというだけでなく、体が重く感じたり、パパのちょっとした言葉にイラっとしたりとさまざま。 これは、出産によるホルモンバランスの変化などによって気分の落ち込みが表れる「マタニティブルーズ」と呼ばれるもの。 一時的なものなので、時間の経過とともに自然に落ち着いてくるのが一般的です。 ただ、パパや周囲の人が、ママの体にはそうしたホルモンバランスの影響が表れることを知らないでいると、ママが落ち込んだり、イラっとしたときに、ママの言動を真に受けてさらに会話や関係がこじれたり、ケンカの原因になってしまうことがあります。 ですから、気持ちが落ち着いているときに、「産後はホルモンバランスが崩れていて、ちょっとしたことでイラついたりしちゃうらしいの。いつもの私とは違うかもしれないけれど、ホルモンのせいだから」と伝え、ママのホルモンバランスの変化について理解してもらえるようにするといいですね。  人によっては、出産直後は安定していたのに、1カ月以上たってから、情緒が不安定になる場合もあります。 このマタニティブルーズが2~3週間以上続いた場合は「産後うつ」の可能性も。ママ自身は、ベビーのケアを頑張りたいと思っているのに、心と体がついてこない状態になり、情緒が不安定になるだけでなく、食欲不振、睡眠不足といった症状も表れるでしょう。  そうしたときこそ、一人で頑張らないで、辛い状態をパパや周囲の人に打ち明けて、ゆっくりと過ごすようにしましょう。早めに保健師や助産師にも話を聞いてもらえるように、産後ケア施設の利用を検討しましょう。外出して受診するのが大変なら、自治体の子育て支援センターなども電話で相談にのってくれますよ。早期の治療が、早期の回復につながります。  7~10人に一人は産後うつになるとされていますから、誰にでもなりうるものです。一般的なうつと違い、一時的なものですから、あまり心配しないようにしましょう。パパもなれない育児を頑張りすぎて産後うつになる人もいるので、パートナーとしてお互いに気持ちを打ち明けられる関係でいられることが大切ですね。 一人で頑張ろうとしたり、完璧主義の性格の人はなりやすい傾向があります。 思った通りにいかないのが育児ですから、うまくいかないこと、パーフェクトにできないことがあっても、大目に見れるといいですね。 
babyco編集部
マタニティブルーが心配!ママのストレスの原因と予防と対処法
マタニティブルーってどんなもの? 「マタニティブルー」とは一般的に、妊娠中〜産後の期間に、気分の落ち込みやイライラ、マイナスの感情が出やすくなる症状をいいます。 妊娠すると女性ホルモンのバランスは一気に崩れ、産後は女性ホルモンの量が減り、授乳をする体に変化します。産前、産後とも体型の変化に加え、女性ホルモンが激変するために感情のコントロールがしにくくなってしまうのです。 加えて、出産というものは喜びも大きいのですが、生活の変化、お産や育児による疲れ、プレッシャー、不安、孤独など、環境や精神にも大きく影響します。 こういった妊娠や出産にまつわるさまざまな出来事や感情が、マタニティブルーのきっかけとなります。 多かれ少なかれ女性の多くがマタニティブルーを経験しますが、ほとんどの場合は産後の肥立ち(※)とともに自然と改善していきます。 事前に体や心の変化があることを知っておき、上手につきあいながら、周囲からサポートしてもらいましょう。できる範囲でストレスを軽減し、気分転換していくことが大切です。 ※産後の肥立ち…出産後の体が元に戻っていく経過のこと。 マタニティブルー予防策~ストレスをためないために なんとなく気持ちが落ち込んだり、気持ちが不安定になるとマタニティブルーかも、と心配になりますよね。まずはストレスフリーになることが、マタニティブルーにならないための一番のコツ。 ストレスをためてしまうと、そこからどんどんと気持ちが変化して、マタニティブルーになってしまうことも。だからこそ、自分ひとりで抱え込まずに、気持ちをラクにしておくことが大切なんです。 心と体の変化を周囲に話しておこう事前に妊娠中や産後の心や体の変化のことを、パパや実家のお母さんなど周囲の人たちに話しておきましょう。まわりからうまくサポートしてもらえると、育児はとても楽しめますよ。 産前に赤ちゃんとの生活をイメージ出産はゴールではなく、赤ちゃんとの生活のスタート。事前に赤ちゃんとの生活をイメージしておかないと、授乳や夜泣きなど、些細なこともストレスになってしまいます。 産後1ヵ月は赤ちゃんがメイン産後1ヵ月は、赤ちゃんのことの外は何もできない、赤ちゃんのそばにずっといる期間だと思って、赤ちゃんの生活リズムに合わせて一緒に過ごしましょう。 マニュアルを気にしない赤ちゃんには個性があり、3時間寝なかったり、泣き続けるのも当たり前。マニュアルどおりにはいかないものと理解して、ポジティブにとらえましょう。 産後の体型を知っておこう出産直後、すぐに元の体型に戻ると思っていると、産後の体型がストレスに。産後直後はまだお腹が大きく、ぷよぷよしている状態です。 マタニティブルーには、どんな症状があるの? マタニティブルーの症状としては疲労感があったり、イライラや不安がつのったり、落ち込んだり、悲観的になって涙もろくなったりと、人によってさまざまな症状があります。ひとつの症状だけでなく、いくつもの症状が重なってしまうこともあります。 人により不安やストレスの原因は異なりますが、女性ホルモンの変化で過敏になった精神状態に、さまざまな感情がきっかけとなり発症します。 妊婦さんの場合の感情●つわりによる不快感 ●妊娠の継続に対する不安 ●出産への恐怖心 ●体系が変わることへの違和感 など 産後ママの場合の感情●育児への不安、プレッシャー ●夫との関係の変化 ●社会との関わりが減り、孤独感、疎外感 ●思いどおりに行動できないことへの焦り など マタニティブルーと上手につき合うコツは? ママは誰もがマタニティブルーになるもの!と思っていると、気持ちがラクになりますよ。まわりの人たちに、そのことを知ってもらっておくことも大切です。 妊娠、出産、産後はそれまでと違い、さまざまなことが思うようにいきません。そんな状況を自分自身が受け入れて、上手に折り合いをつけていく必要があります。 うまく折り合いをつけられるようになる4つのコツを! 話し相手を見つける特に産後は、一日中家にいて、赤ちゃんとだけ接していると、大人と話す機会が持てずに孤独になりがち。メールやSNSなどの文字だけで繋がるのではなく、直接人と会いおしゃべりするだけで、だいぶ心が軽くなりますよ。電話で話すだけでもOK! 完璧を目指さない仕事、家事、育児など、完璧を目指さず、良い意味で「まぁいいか!」と“適当”なところで良いと思えるようにしましょう。上手に手を抜くことを覚え、手を抜く自分を許すことができるようになれると随分と違いますよ。 家族やまわりの人のサポートほとんどの女性はマタニティブルーになるということを、周囲の家族に理解してもらうことが大切です。まわりの人たちはママが何をして欲しいかを上手に聞き出して、ママの望むサポートをしましょう。ふだんから家族間で、お互いがやって欲しいことを伝えるようにすると良いですね。 まわりの言うことはほどほどに聞いておくまわりは良かれと思って、あれこれアドバイスをしてくれますが、それがかえってプレッシャーになる場合も。人によって言うことも違うので混乱してしまいます。負担に思ったら、ある程度は聞き流すようにしましょう。気持ちがぐんとラクになりますよ! マタニティブルーと産後うつの違いは? マタニティブルーは一過性のものといわれていますので、焦らずにゆっくりとママの体調と心を整えていきましょうね。 そのためにもストレスをためないように、今回ご紹介したコツを生活に取り入れてみましょう。ホルモンバランスが安定してくるころ、産後なら2~3週間もすると、自然とマタニティブルーも治まってきますよ。 対して産後うつは、産後長期間にわたって気分の落ち込みが続くようなケースです。気分の落ち込みが長引いてしまっているなら、産後うつの可能性があります。 産後うつかもしれないと思ったら、早めにかかりつけ医に相談してみましょう。かかりつけの産婦人科医やメンタルクリニックなど、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。 ★監修横浜市「よしかた産婦人科」副院長/善方裕美先生日本産婦人科学会専門医、女性ヘルスケア専門医、日本骨粗しょう症学会認定医、新生児蘇生法(NCPR)インストラクター、母体救命法(J-CIMELS)インストラクター、マンモグラフィ読影認定医、横浜市立大学市民総合医療センター ヘルスケア外来専任医師、横浜市立大学産婦人科客員准教授 1993年高知医科大学を卒業後、神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママ。著書に『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など。 帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科准教授/坂田清美先生看護師、助産師、救急救命士 看護師として2年間手術室で働いたのち助産師免許取得。大学病院、個人病院、助産院と20年間助産師として2000を超える出産に立ち会う。さらに地域の保健センターで乳幼児健診・新生児訪問を通し、数多くの子育てママをサポートする。現在は大学教員として、助産師・看護師の育成に力を注ぐ。2男1女の母でもある。
babyco編集部
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