一児のママ。大学卒業後、ワーキングホリデーでカナダへ。帰国後、ジュエリーショップ販売員などを経て、電話秘書代行会社にて勤務。現在は育休中。今春から復帰予定。ママの笑顔=家庭円満と考え、「まぁいいか」を心がけている。
毎日子育てや家事に追われて、息つく間もなく1日が終わるママたち。たまには肩の力を抜いて『私』に戻れる『自分時間』を確保しませんか?
そのためにはどんなことが必要でしょうか。
どんな風に過ごせたらいいでしょうか。
自分の時間がない……もっと『自分時間』があったらいいな……と思うママたちに、一児の母でもあるママライターがいくつかのアイデアをご紹介。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「自分時間ができたら何をしよう?」
待ち望んだ時間をうまく過ごすには準備も大切。時間の長さによってもできることは違ってきますよね。
そこで、一児のママである私の実体験も交えながらいくつかご紹介していきます!
「とにかく寝たい!」など、やりたいことが決まっているママもいれば「あれもしたい、これもしたい」とやりたいことが沢山あるママもいると思います。
いざ自分時間ができたときに、あれこれ欲張ってしまって、結局息抜きできなかった…とならないように、あらかじめどんなことができるか考えをまとめてメモしておきましょう。
短い時間だと、おうちの中でできることが中心になるかもしれません。だけどその分、時間をめいいっぱい使えるかもしれませんね。
<短い時間でできるこんなこと>
◆ヨガ
◆家事
◆睡眠(横になるだけでも)
◆家族や友達と電話
◆テレビやSNSを見る
◆音楽を聴く など
「自分時間なのに家事?」と思われたかもしれません。
私の体験ですが、一見息抜きにならなさそうな家事が息抜きに繋がることもありました。子どもを気にせず集中できるので、意外とリフレッシュでき、達成感があるのです。
ただし、せっかくの自分時間なので、頑張りすぎないことが大事ですよ。
もし、自分時間がまとまってもてるなら、おうち以外での息抜きもできるかもしれません。
ひとりで外出できるなんて、お子さんが小さなママにとっては夢のような時間ですよね。
<まとまった時間でできるこんなこと>
◆ひとりランチ、お茶
◆ショッピング
◆映画を観る
◆友だちなど誰かと会う
◆ドライブ
もしかしたら、やりたいことがいくつもできてしまうかもしれません。ママである自分から『私』に戻る貴重な時間ですね。
あとは、ついつい限りある自分時間をオーバーしてしまわないように、スマホなどでタイマーをかけておくのもオススメの方法です。
とっても忙しいママたち。
そんななか悩むのが、『自分時間』のつくり方ではないでしょうか。
そこで、いくつかのアイデアをご提案!ムリなく自分に合う“自分時間のつくり方”を見つけましょう!
たとえば朝、いつも子どもが起きる時間の1時間ぐらい前に起きる、もしくは夜、子どもが寝たあとに時間をつくるというのもいいかもしれません。
「朝なんて眠くてむり!」というママには、とても単純ですが、ママの寝る時間を少し早めてみるというのもアリではないでしょうか。
夜のうちにどうしてもしておかないといけないことだけをして、早めに寝る。
いつものルーティンでバタバタしていたことも、案外次の日ささっとすればオッケーだった、なんて気付くきっかけになるかもしれません。
子どもが寝たあとに自分時間をつくりたいときも、「こんなときに限って子どもがなかなか寝てくれない」なんてこともあるでしょう。
ママがこのあと、ああしてこうして…と巡らせていると、なぜか子どもがそれを察知して余計寝てくれない気がしてしまいます。ただそんなときは、こういうこともある! と割り切ることも大切です。
この時間までに寝てくれなければ今日はあきらめよう!と、決めて寝かしつけに入る。そんな潔さも必要かもしれません。
そしてそんなときは、「やっぱり自分時間なんてとれない…」と悲しまず、別の方法で息抜きできる時間を確保しましょう!
早起き、子どもが寝たあと、どちらにしてもママに無理のない範囲でできるといいですね。
1週間や1ヵ月前など、事前にパパや家族に、「◯月◎日に、自分時間がどれぐらいほしい」とつたえて、協力してもらうという方法もあります。
子育ては、全部ママがしないといけない! と思ってしまうがんばり屋ママは、パパや家族にお願いすることに引目を感じてしまうかもしれません。
だけど、ママが『息抜きしたい』『自分時間がほしい』と思っているということは、誰かの手を借りる必要があるときなのではないでしょうか。
それに、パパや家族も予定がまだ決まっていない少し先のことをお願いされることで、案外「いいよ」と言いやすいかもしれません。
そして、普段ママがどれだけ頑張っているか、子育てがどんなに大変かを共感できるいい機会になるかもしれませんよ。
『自分時間』確保のため、託児所での一時預りやファミリーサポートなど、外部サービスを利用して、子どもを預けるという方法も。
ただ、預ける前に面談があったり、預ける上での取り決めがあったりもするので、きちんと確認したうえで利用するようにしましょう。
また、費用や預かってもらう場所、送迎の有無などもしっかり把握し、パパとも相談しておくといいでしょう。子どもにとっても、ママやパパ以外の大人と接することで、いい刺激になるといいですね。
今回ご紹介したように、自分でつくる自分時間だけでなく、パパや家族、外部サービスに頼る方法、それ以外にもそれぞれのママに合った方法がきっとあると思います。パパたちが協力してくれたときはもちろん感謝を伝えましょう。
そして、パパが「こんなことがあった」「こんなことが大変だった」と話してくれたら、すごいね!ありがとう!助かったよ!と、恥ずかしがらずに伝えましょう。きっとパパも嬉しくなって、子育てもより協力的に、そして、ママの自分時間もよりスムーズに確保できるようになるかもしれませんよ。
さらに最後に、なかなかつくれない『自分時間』をつくれたママ自身にも、自分で拍手してあげましょう。子育ては何年にもわたるもの。たまには、ママの自分時間で息抜きしましょう。
ママが元気でいることが家族みんなのしあわせに繋がるはずです。