“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
赤ちゃんの動きが活発になってくると起きやすいのが「頭を打つ」、「鼻血」、「誤飲」などのトラブルです。
まず、ハイハイやつかまり立ちなどが始まると、ひっくり返ったり、転んだりして、頭を打ちやすくなります。
鼻血は、転んでぶつけたり、少しの刺激や気温の変化、乾燥で出ることも。
そして、手でつかむ→つまむ、という運動ができるようになると、誤飲・誤嚥が多くなります。
けがをしないように赤ちゃんの生活環境に気を配るのはもちろん、いざというときの対処法を知っておくことが大切です。
落ち着いて赤ちゃんの様子を見て対処しましょう。
・すぐに泣いてけろっとしていればひとまず安心。抱っこして様子を見る。
・その日は機嫌や食欲に気をつけ、入浴はひかえる。
・こぶができていたら冷やす。切り傷などで出血が少量の場合はしばらく押さえておく。
→こんなときは病院へ
・高いところから落ちた場合はすぐに受診。
・意識がぼんやりしている、ぐったりしている、吐く、顔色が悪いなど、様子に変化があったらすぐに救急へ。
・基本姿勢は頭を高くすること。たて抱っこや、お座りをさせる。
・ティッシュやタオルをあてて、小鼻をつまむようにして、5分くらい続ける。
・冷やしタオルや小さな保冷剤を鼻に当ててもOK
→こんなときは病院へ
・なかなか止まらない(目安は20分)、繰り返し頻繁に出る、量が多いなどの場合などは受診。その際、最初の受診は耳鼻科か小児科へ。
・飲んだものと、それが口の中にあるのか、飲み込んだのか、のどにつまっているのかを確認。
・吐いても危険でないものは吐かせる※。下向きに抱えて、背中の肩甲骨の間をドンドンと数回たたく。
※・尖ったものやボタン電池は病院で対応するので、何もせずに救急へ。
・たばこは食べたのが2cm以上であったり、吸い殻の入った液体を多量に飲んだ場合は受診しましょう。
→こんなときは病院へ
・呼吸が苦しそう、意識がぼんやりしている、顔色が悪い場合は救急へ。
・灯油や除光液、漂白剤、酸・アルカリ洗剤などは吐かせると危険なので注意。救急へ。