“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
ママに気になる情報をお届けする、ベビママ調査隊。今回は、花王株式会社の新ブランド発表会に行ってきました。そこで、お家の中の菌の状態を知るとんでもない調査結果を耳にしました。
花王が行なった20〜60代の既婚女性を対象の「普段のくらし・家事に関する調査」によると、「住まいの菌が気になる」方は89%。これは、10年前に比べて約1.5倍に増加しているんです。菌が気になる場所を聞くと、まな板やキッチンの調理台などの食品を扱うところと答えた人が約70%、トイレの床は60%の人が挙げています。また、小さな子どものいるおうちでは、食卓やダイニングの床といった子どもの手が触れる場所の菌が気になる方が多いみたいです。
では、実際に除菌を行なっているかという質問をすると、調理台の除菌していると答えた方は40%、トイレの床は37%、ダイニングの床は12%と、菌が気になると答えた方の約半数程度しか実際に除菌を行なっていないんです。確かに、気になってはいてもなかなかそこまで手が回らないのが現実…。
花王[くらしの現場レポート]菌汚染スポットと拭き方に注意!
キッチン・ダイニングの効果的な除菌方法より
除菌をしない理由について聞いてみると、1位が「菌を気にしてもキリがない」、つづいて「やり方がわからない」「面倒」「効果がわからない」などの理由がありました。菌をどうにかしたいという気持ちはあるものの、除菌に対する知識がまだまだ足りないようですね。
つぎに、花王は一般家庭90世帯を対象に「住まいの菌の実態大調査」を行いました。この調査は研究員が各家庭に向かって菌を採取するという大変な調査で、世界的にみてもかなりすごい調査のようです。この調査で、恐るべきおうちのなかの菌の状況が判明したんです。
花王[くらしの現場レポート]菌汚染スポットと拭き方に注意! キッチン・ダイニングの効果的な除菌方法より
ほとんどのお家で菌が多いとされたのはキッチンのスポンジ。どうしても水がきれていなかったりすることも多く、想像通りの結果ですよね。
驚きの結果は、台ふきん。実はキッチンの排水口と同じくらい菌が多いんです! 机の上をきれいにしようとしているはずが、実際は排水口と同じ量の菌を机に広げていると思うとゾッとしますね…。
しかも、冷蔵庫や調理台といった食べ物に直接触れる箇所が、トイレの床やダイニングの床と同じくらいの菌が多いというから驚きです。逆に、手でべたべた触るスマートフォンは菌が少ないという結果は意外に感じました。
また、各場所の菌の種類を調べると、冷蔵庫の野菜室と排水口から食中毒の原因菌が多く出たそうです。キッチンの排水口は、納得する方も多いと思いますが、野菜室に食中毒の菌が多いと聞くと、とっても怖いですね。野菜室の食中毒菌が多い理由としては、野菜についた土が原因の可能性があるそうです。実際に野菜室から食中毒の菌が出たおうちの半数が、土がついたままで野菜を保管しているようでした。
菌が増える3要素をご存知でしょうか。それは
●汚れ
●水分
●温度
この3つです。この菌の栄養となる「汚れ」と「水分」をなくすことが除菌の基本なんです。
さきほど紹介した通り、台ふきんは菌だらけ。なので、水洗いのみの台ふきん使って、水ぶきしているおうちでは菌が多く検出される傾向が。
対して、菌が少ないお家では、除菌ウェットシートや台ふきん+アルコールスプレーを使用していました。使い捨てのものだと衛生的な上にラクでいいですよね。
でも、除菌グッズを使っていてもしっかり拭けていなければ意味がありません。ここでおすすめの拭き方をご紹介します!
●手の大きさに折って使う
ふきんを丸めた状態や大きなサイズのままでは力が入りにくいため、“拭きムラ”が生まれてしまいます。力をかけてしっかり拭くことが大切です。汚れたら折り返して、綺麗な面を使って拭いていきましょう。
●「ヨコ!タテ!ヨコ!タテ!」の直角拭き
適当にジグザグに拭いていては、ちゃんと拭ききれず拭きムラが生まれてしまいます。きっちり端から端までを意識して拭いていくと拭き残しなくきれいに拭くことができます。
みなさんが食卓を拭くタイミングはいつですか? 花王の調査によると、食事の後に拭く人の割合の方が多いそうです。しかし、食中毒予防には食事前に拭くことが重要なんです。
また、食材を冷蔵庫に入れるときも気をつけましょう。土のついた野菜は土をしっかり落とし、袋やケースに入れて1つ1つ分けて保管することが大切です。
2019年11月23日に花王から新ブランド「Joan(ジョアン)」が発売されます! ジョアンはノンアルコールで99.9%除菌ができ、乳酸菌生まれの「発酵乳酸」配合なので24時間抗菌することができるそうです。素肌と同じ弱酸性なので、赤ちゃんやペットがいるおうちでも安心して使うことができるのはうれしいですよね。天然のローズマリー水を配合したスプレータイプと、無香料で赤ちゃんの手や口元の汚れ落としにも使えるシートタイプの2種類があります。
実際にいただいた製品を編集部でも使ってみました。
まずはスプレー。
手にかけてみてもアルコールが入っていないのでスースーすることなく、まるでお水のように手に馴染みました。ローズマリー水配合とのことで、よく嗅いでみるとほのかにさわやかな香りがして、香料つきが苦手な人でも使えちゃいそうです。
つづいて、シート。
15センチ角程度の大きさで使いやすい大きさ。やわらかく、のばしてもしっかりしているので簡単には破けず、とっても使いやすいです。ウェットシートにありがちなすぐかわいてしまうこともないので助かりますね♪
babyco編集部内の子育てママにも使ってみた感想を聞いてみると、
「生活に馴染みますよね。ノンアンルコールなのがありがたかったです! 赤ちゃんの口元もお尻もなんでも拭けちゃってラクでした。」
と好評でした。みなさんもぜひ、一度試してみてください!
今回、花王の新ブランド発表に行ってわかったことをまとめてみました!
机の上を拭くときには、水拭きではなくアルコールスプレーや除菌ウェットシートを使ってしっかり除菌してくださいね。
食中毒菌を一緒に冷蔵庫に入れないように、土には要注意です。
買い物前や食事前には、除菌を心がけましょう。拭くときは拭きムラにならないように丁寧にしっかり力をこめて拭いてくださいね。
以上のことに気をつけて、私も菌が増えない暮らしをしようと思います。
みなさんもぜひ気をつけてみてください!
ベビママ調査隊でした!
花王株式会社(Kao Corporation)
東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号
https://www.kao.com/jp/