育児日記のすすめ

育児日記
2019/07/14 2023/07/24 babyco編集部 babyco編集部

監修
坂田 清美先生
坂田 清美

帝京平成大学 ヒューマンケア学部看護科准教授
看護師として2年間手術室で働いたのち助産師の免許取得。大学病院、個人病院、助産院で、2000を超える出産に立ち会う。地域の保健センターで乳幼児健診・新生児訪問を通し、子育てママをサポートする。現在は大学教員として、 助産師・看護師の育成に力を注ぐ。共著に『実習に役立つ!国家試験に使える!母性看護学』『産後ケア講座』(ヒューマンアカデミー)がある。2男1女の母。

健康管理や育児の助けに毎日の記録が便利

産後のママの毎日は目まぐるしく時間が過ぎていきます。

赤ちゃんの様子を後から思い出したくても、なかなか難しいもの。

そこで、日記に授乳、排泄、睡眠などの様子を簡単にでも記録していると、赤ちゃんの1日のリズムや体調管理、成長の様子を知る助けになります。

例えば「今日は授乳が頻繁だな」と、普段との違いに気付けたり、体調を崩したときに「いつから」「どんな風だったか」を確認できるので、医師の診察の際にも役立ちます。

また、下の子ができたときの育児の参考にもなるでしょう。

書くことが重荷にならない程度に、毎日ちょこっと簡単な記録からはじめてはいかがですか?

 

育児日記のつけ方のポイント

① 授乳、排泄

授乳が混合の場合は「母」(母乳)「ホ」(哺乳瓶)など略して記録しておくのも◎。

授乳の際の飲み方や量、偏の状態や量なども元気具合をみる指標になるので、メモしましょう。

 

② 睡眠

睡眠時間は矢印で時間帯を記しましょう。

③ おでかけ ④ お風呂

赤ちゃんにとってはおでかけやお風呂もちょっとした出来事なので、記しておくといいでしょう。 

⑤ ごきげん

赤ちゃんの機嫌も体調をみるのに役立ちます。気になるときは記しておきましょう。 

⑥ 今日のこと

発熱や病気は必ず記録。

体温や、予防接種の種類や回数なども記しておくと後から困りません。

また、いつもと違う事柄や印象的なエピソードを書くと、読み返したときに楽しいですよ。 

 

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