“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
さまざまな症状を引き起こす妊娠中の「冷え」。
寒い冬はもちろんのこと、暑い夏の時期にも冷房などで体は冷えがち。
ママになったら、今まで以上に冷えは大敵です。
妊娠中にからだが冷えるとどうなるの?
お腹の張りは出てくるの?
と不安なママは多いはず。
そこで、妊娠中の冷えが引き起こす症状と対策方法をご紹介します。
母と子のサロン矢島助産院名誉院長。院長兼助産師として30年間にとりあげた赤ちゃんの数はおよそ5000人以上。現在は名誉院長として、引き続き心と身体で感じる健康的なお産のサポートをおこなっている。
妊娠中は血液循環を良くするのが大事。
冷えは、むくみや便秘など様々なトラブルを引き起こします。
とくに妊娠中は、たくさんの血液がおなかの赤ちゃんに送られるので、からだが冷えていると血の巡りが悪くなり、全身が疲れやすくなったり、おなかが張ったりと、赤ちゃんにも悪影響が及びます。
赤ちゃんのいる羊水をあたたかく快適に保つためにも、おなかや下半身はいつもあたたかくしておいてください。
春になってあたたかいからといって、からだを冷やす行為はNG!
オシャレをするときも、まずは赤ちゃんとママのことを考えて。
では、妊娠中の冷えが引き起こす症状について詳しく解説していきます。
結構がひどくなると肩こりになります。ひどくなると、頭痛を伴うことも。
とくに妊娠後期はおなかが大きくなって血液の循環が鈍くなり、便秘になる人が続出。さらにおなかが冷えてくると張ってきます。
むくみの原因も血流の滞り。むくみがひどくなると妊娠中毒症の原因になったり、なかなか眠れないことも。
下半身が冷えると筋肉が固くなり、こむら返りや足つりを引き起こしやすくします。
妊娠中の冷えはさまざまな症状を引き起こすことがわかっていただけましたでしょうか。
ではここからは、冷え性を予防するための対策についてご紹介いたします。
外はあたたかくても、冷たい物をとり過ぎると内臓が冷え、慢性的な冷え性になってしまうこともあります。できるだけあたたかい物を飲みましょう。
大切なおなかは夏だって冷やしてはいけません。薄手の腹巻きなどをして常に冷え対策を心がけましょう。
一番最初に冷えるのが下半身。足をあたためておくと、全身も冷え知らずです。できれば、足湯を日課にしたいものですね。