“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
赤ちゃんや小さいお子さんとの絵本を楽しむ時間は、親子の信頼関係をつくるためにも大切なときです。絵本の読み聞かせで育まれる「ココロの成長」や「知育」にも注目したいですね。
絵本の読み聞かせをはじめたいけれど「子どもが楽しめて学べる絵本がよくわからない」「なにを選べばいいのかな?」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これを選べば間違いなし! 子どもがよろこぶベストセラーの定番作品をご紹介します!
大ヒット絵本の中から、とくにおすすめの12冊をランキング形式でご紹介します。
親子で一緒に楽しめる作品や、成長に役立つ教育的な要素を持つ作品まで、さまざまなジャンルの絵本をチェックしてみてください。
絵本の定番といえば、『いないいないばあ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今まで数えきれないくらいの絵本が誕生していますが、単品で累計700万部を越えているのは、『いないいないばあ』だけです。
ストーリーはシンプルで、ページをめくると、赤ちゃんたちも知っている動物たちが「いないいないばあ」をしている絵がつづきます。
そのシンプルさが、小さなこどもたちの心を引きつけています。
長さも短めで、小さなこどもが疲れないため、何度も読み返したくなる絵本です。
文:松谷みよ子/絵:瀬川康男/出版社:童心社
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うさぎさんが小さなイスを作り、ロバさんやクマさん、キツネさんなどが集まる、思いやりあふれる物語です。
ちょっとしたハプニングがありつつも、動物たちがお互いを思いやる姿に心温まります。
年齢を問わず、大切な思いやりの気持ちにふれあえる一冊です。
作:香山美子/絵:柿本幸造/出版社:ひさかたチャイルド
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シリーズの累計発行部数、2,000万部を超える大人気絵本が『ぐりとぐら』です。
野ねずみの双子、ぐりとぐらが森の奥へ食材を探しに行くというストーリーからはじまります。
大きな食材を運んだり、何を作るかを考えるぐりとぐらの様子にほっこり。
料理をつくるための考え方や大切さに気づくことができる絵本で、最後には、料理の香りに誘われて集まってくる動物たちへのやさしさも感じられます。
作:なかがわ りえこ/絵:おおむら ゆりこ/出版社:福音館書店
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おばけのイラストが特徴的な『ねないこだれだ』。
おばけが寝ていない子どもを不思議な世界へ連れていくストーリーで、少しホラーっぽい要素もありますが、全体的には小さな子どもでも楽しめる内容になっています。
貼り絵のイラストが特に温かみを感じさせ、何度でも読み返したくなる魅力があります。
作・絵:せなけいこ/出版社:福音館書店
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タイトルが非常にインパクトのある『100万回生きたねこ』。
物語は、タイトル通り100万回死んで100万回生きたねこのお話。いろんな時代の飼い猫として生きてきたねこは、100万回目で初めて野良猫となり、そこで1匹の白いうつくしいねこに出会うのですが……。
生死という深いテーマを扱っており、子どもだけでなくパパやママも考えさせられる絵本です。
作・絵:佐野 洋子/出版社:講談社
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おばあちゃんが作ったぬいぐるみ、こんの腕がほころびてしまったので、治してもらうためにあきと一緒におばあちゃんの家に行くというストーリーです。
はぐれたり、犬に連れ去られてしまったりと、向かう途中でさまざまなハプニングが起こります。
果たして、無事におばあちゃんの家にたどり着けるのか!
作:林明子/出版社:福音館書店
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2008年に発売された比較的新しい絵本ですが、累計900万部を超える人気を誇っています。
短期間でこれほどまでの人気になったのは、「絵本を見た赤ちゃんが笑ってくれる!」という口コミが多いからではないでしょうか。
単調な繰り返しのフレーズが頭に残りやすく、だるまの丸いフォルムが赤ちゃんにとって心地良く感じるそうです。
親世代が知らない絵本だからこそ、子どもと一緒に楽しめますね。
作:かがくいひろし/出版社:ブロンズ新社
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水道の蛇口のイラストとタイトルが印象的な『じゃあじゃあびりびり』。
この絵本の人気の秘密は、シンプルなイラストと音の組み合わせがぴったり合っていることです。
水がじゃあじゃあ、犬がわんわんというように、パパやママが声で読み上げることで、赤ちゃんがそのシーンをしっかりとイメージできるようになっています。
初めての絵本を選ぶ際に迷ったら、『じゃあじゃあびりびり』のようなシンプルなものを選んでも良いですね。
作・絵:まついのりこ/出版社:偕成社
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しろくまちゃんがホットケーキを作り、みんなで食べて片付けるというストーリーです。
この絵本の魅力は、ホットケーキが焼けるまでの間に展開される豊かなストーリー。
子どもたちに「ホットケーキを作ってみたい」という気持ちを引き出します。
「ぷつぷつ」「ふくふく」「ぺたん」など、ホットケーキを作るオノマトペもリズミカルで楽しいですよ。
作:わかやまけん/出版社:こぐま社
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この絵本は世界中で愛され、絵本の他にもいろんなグッズ化がされています。
『はらぺこあおむし』が人気な理由の一つに、ページに穴が開いた仕掛けがあります。
あおむしが食べたものに穴が開いており、子どもたちはその穴を見たり、指で遊んだりできるようになっています。
食べ物のイラストもおいしそうで、より興味を引き立ててくれます。
作:エリック・カール/訳:もりひさし/出版社:偕成社
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おじいさんが雪の中でてぶくろを落としてしまい、それを見つけたネズミが住処にするところから始まります。
カエルやうさぎなどがネズミのもとへやってきて、仲間になりたいとお願いする、心温まる内容です。
てぶくろを住まいにしながら、快適に過ごすために試行錯誤する様子が面白く描かれています。
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ/訳:うちだ りさこ/出版社:福音館書店
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ロシアの昔話を題材にしたシンプルなストーリーで、かぶを植えて抜くという内容です。
おじいさんやおばあさんだけではかぶを抜くことができず、孫や犬、ねずみまで呼んで協力するところがとても面白い要素です。
みんなで協力して一つの目標を達成する喜びや大切さを子どもたちに伝える絵本です。
再話: A・トルストイ/訳: 内田莉莎子/画: 佐藤忠良/出版社:福音館書店
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編集部が厳選した「感性を育む赤ちゃん絵本」をご紹介します。
色とりどりのイラストやリズミカルな文章、手触りなど五感を刺激する絵本も!
ぴよちゃんシリーズは、小さな黄色いひよこのぴよちゃんが主人公の絵本です。
ぴよちゃんはとても好奇心旺盛で、毎日が小さな冒険です。
友達と一緒に公園で遊んだり、初めての雨に出会ったり、おばあちゃんの家にお泊まりに行ったりと、日々新しいことにチャレンジする!
ぴよちゃんと一緒に楽しい発見をすることで、子どもたちも日常の小さな出来事に喜びを見つけることができます。
作・絵:いりやまさとし/出版社:Gakken
♪あるこう あるこう? うたにあわせてページをめくり、どんどん進もう!
おとなも子どもも、みんな大好きなうた「さんぽ」を、人気イラストレーター杉浦さやかさんが描きます。
親子で楽しめるうたえほん!
絵:杉浦さやか/出版社:フレーベル館
親子のコミュニケーションを深めたいならカード遊びもおすすめ。
脳科学の研究結果に基づき制作した、“赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむ“リング付きカードです。
0~3歳までの成長に合わせて4つのStepで遊べるので、長い時間お子さまと一緒に楽しめます。
作:岡田浩之(玉川大学脳科学研究所教授)/イラスト:末益ひろ子/出版社:交通新聞社
▼紹介した絵本もラインナップに♪ プレゼントキャンペーン開催中!▼
絵本は数え切れないほどたくさん販売されているので、いざ選ぼうとすると迷ってしまいますよね。
まずはたくさんの人が手に取っている絵本を選んでみるのも手です。
ロングセラーになっている絵本はそれだけ人気があるということですし、間違いなく子どもや赤ちゃんだけではなく大人も楽しめるストーリーになっています。
お気に入りの一冊を見つけて、親子で楽しい読書タイムを楽しんでくださいね。