“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
絵本は、お子さんの成長や発達にとってとても大切な存在ですよね。
絵本は種類もたくさんあるので、どの年齢の子どもにどんな絵本がなのか、迷ってしまうこともあると思います。
対象年齢が書いてあるものもありますが、書いていない場合もありますし、年齢幅が広い絵本もあります。
そこで、年齢ごとにおすすめの絵本をご紹介しながら、それぞれの年齢に合った絵本の選び方について詳しくお伝えします。
この年齢の赤ちゃんは視覚や聴覚の発達が著しい時期です。
シンプルでカラフルな絵、リズムのある文章が赤ちゃんの興味を引きます。
簡単な言葉と繰り返しのリズムは、赤ちゃんの好奇心を引き立て、耳に心地よく響きます。
また「いないいないばあ♪」とママパパが赤ちゃんと一緒に遊ぶことで、赤ちゃんはこの上なく、しあわせを感じることでしょう。
文:松谷みよ子/絵:瀬川康男/出版社:童心社
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赤ちゃんにとって身近なものたちが、電車に乗ってくる、シンプルな展開の絵本。「がたん ごとん」のオノマトペの音が、楽しさを与えます。
列車が動く様子を描いた絵が視覚的にも楽しいですね。
作:安西 水丸/出版社:福音館書店
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累計340万部を超える「いっしょにあそぼ」シリーズの絵本。赤と黒と白の、見分けやすい3色を使ったシンプルなデザインで、赤ちゃんの視覚の発達を楽しく促します。
また、さまざまな形やパターンが出てくるので、色とともに形の違いやパターンの認識力を高めることができます。
え:かしわらあきお/出版社:Gakken
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鮮やかな果物の写実的なイラストがとても魅力的な絵本です。色や形を通じて、赤ちゃんの認識力を育てます。
果物の名前を覚えたり、色彩感覚を養ったりするのに最適です。
作:平山 和子/出版社:福音館書店
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詩的でリズミカルな言葉と、抽象的でカラフルなイラストが赤ちゃんの想像力を刺激します。具体的な物語やキャラクターに縛られないため、自分なりの解釈や物語を作り上げることができます。
視覚と聴覚の両方を楽しませてくれるので、よく、赤ちゃんが大好きな絵本に選ばれています。
作:谷川俊太郎/絵:元永定正/出版社:文研出版
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わかやまけんさんの絵本は、優しくて温かみのあるイラストが特徴で、親しみやすいキャラクターと色彩豊かな絵がこどもの目を引きます。
また、さまざまな食材や料理が登場することで、食べ物に対する興味や好奇心が刺激されます。野菜の名前を覚えるのにも役立ちそうですね。
作:わかやまけん/出版社:童心社
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1~3歳のお子さんは言葉の理解がどんどん進み、簡単なお話やキャラクターに興味を持つようになります。
この年齢の子には、触って楽しめる仕掛け絵本や、動物が出てくる絵本が特に人気です。
さらに、色鮮やかなイラストや繰り返しのリズムがある文章が、お子さんの興味を引きつけますよ。
「大好きな絵本」というママパパも多いですよね。シンプルで温かみのあるストーリーがこどもたちに大人気!
ぐりとぐらの冒険を描いたお話は、友だちとの協力や冒険心を育む内容になっています。こどもの興味や年齢に合わせて、見るところや読み方を変えてもいいでしょう。
作:なかがわ りえこ/絵:おおむら ゆりこ/出版社:福音館書店
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世界的に有名な絵本作家の、鮮やかなイラストと独特のコラージュ技法が美しい絵本です。数や曜日、食べ物の名前、そして蝶の成長過程(幼虫から蝶への変態)を楽しく学べる教育的な内容が含まれているのも特徴です。
作:エリック・カール/訳:もりひさし/出版社:偕成社
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夜空に浮かぶお月さまの表情や風景がていねいに描かれた絵の美しさに引き込まれます。色彩も穏やかで、夜の静かな雰囲気がよく表現されています。
やさしいイラストが夜寝る前の読み聞かせにぴったりです 。
作:林 明子/出版社:福音館書店
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主人公ノンタンは、いたずら好きで元気な子猫。ノンタンの可愛らしいキャラクターは、こどもたちにとって親しみやすく、等身大のキャラクターです。
ぶらんこに乗りたいノンタンの気持ちや、友だちとのやり取りに共感しやすく、楽しい気持ちにさせてくれます。
作:キヨノサチコ/出版社:偕成社
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だるまさんが転んだり跳んだりするシンプルなストーリーですが、そのユーモラスな展開がこどもたちに大ウケです。
ページをめくるたびに新しい動きや表情が登場するため、こどもたちは次に何が起こるのかを楽しみにしながら絵本を読み進めることができます。
作:かがくいひろし/出版社:ブロンズ新社
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3~5歳のお子さんは、物語を理解する力がどんどん育ち、自分でページをめくる楽しさも感じられるようになります。
この年齢のお子さんには、ストーリーがしっかりしている絵本やファンタジーの要素が強い本が特におすすめです。
ロシア民話として知られているおはなし絵本。家族が力を合わせて大きなかぶを引っこ抜くというシンプルなストーリーは、はじめての「おはなし(物語)」にぴったりです。
協力することの大切さを教えてくれ、「うんとこしょ どっこいしょ」の耳なじみの良い言葉とリズムを聞いて、つい真似をするこどもも多いでしょう。
再話: A・トルストイ/訳: 内田莉莎子/画: 佐藤忠良/出版社:福音館書店
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孤独だったゾウのぐるんぱが、自分の特技を活かして幼稚園で子供たちと楽しい時間を過ごすようになる心温まるストーリーです
ぐるんぱが作る大きな靴やお皿が、子どもたちの好奇心をくすぐります。
作:西内 ミナミ/絵:堀内 誠一/出版社:福音館書店
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小さな黒い魚スイミーが大きな海で冒険するお話。
勇気と団結の大切さを教えてくれます。
海の美しさや生き物の多様性が魅力的に表現されていて、ページをめくるたびに新しいビジュアルに、こどもたちも惹きつけられます。親子で感動的なストーリーを味わっていただきたい一冊です。
作:レオ・レオニ/訳:谷川俊太郎/出版社:好学社
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保育園の押し入れの中で繰り広げられるスリリングな冒険が描かれ、ワクワクする展開に引き込まれます。
また、友だちと協力することの大切さや、恐怖を乗り越える勇気など、こどもたちに重要な気持ちを伝えています。
作:ふるたたるひ、たばたせいいち/出版社:童心社
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▶︎『おいしれのぼうけん』について
主人公のミーちゃんが初めて一人でおつかいに行く様子を描いたストーリーです。こどもたちは、自分と同じような経験をするミーちゃんに共感し、成長の過程を追体験することができます。
成長と自立の大切さが描かれていて、実際の体験に基づいたリアルな描写が魅力です。
作:筒井頼子/絵:林明子/出版社:福音館書店
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この年齢のお子さんたちは、文字の読み書きができるようになり、もっと複雑なお話も楽しめるようになります。
自己肯定感を高める内容や冒険物語は特に喜ばれますよ。
楽しい物語を通じて多くの教訓や新しい単語を学べるので、教育的な価値もとても高いです。
エルマーの冒険物語は、冒険心をくすぐり、自己発見や友情の大切さを学ぶことができます。
エルマーや彼が出会う生き物たちも個性豊かで魅力的です。キャラクターたちのユーモラスなやり取りも、物語に楽しさを加え、子どもたちに大人気のクラシックなストーリーです。
作:ルース・スタイルス・ガネット/訳:わたなべ しげお/絵:ルース・クリスマン・ガネット/出版社:福音館書店
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主人公のピートが雨の日に外で遊べず、退屈しているところから始まります。
お父さんがピートを元気づけるために、ピートを「ピッツァ」に見立てて遊ぶというストーリーがとってもユーモラス。
このユーモアあふれるプロットは、子供たちに笑いや楽しさを提供し、読み聞かせに最適です。想像力豊かな物語で、読んでいて楽しい内容です。
作・絵: ウィリアム・スタイグ/訳: 木坂 涼/出版社: らんか社
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教育的な内容や冒険要素が豊富なため、親子で一緒に楽しむことができるシリーズの本。読み聞かせや共読を通じて、親子のコミュニケーションが深まり、共通の話題で会話が弾むこと間違いなしです。歴史や科学を冒険とともに楽しみながら学べるため、子どもたちにも大人気です。
『マジック・ツリーハウス 第1巻 恐竜の谷の大冒険』 著:メアリー・ポープ・オズボーン/訳: 食野 雅子/出版社: KADOKAWA/ISBNコード : 9784040664767
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小学校低学年の教科書にも載っている(すべての教科書ではありません)、カエルとヒキガエルの友情を描いたお話。
各章が短いので、小さなこどもにも理解しやすいでしょう。日常の些細な出来事をテーマにしているため、こどもたちは自分の生活に置き換えて共感しやすくなっています。作: アーノルド・ローベル/訳: 三木 卓/出版社: 文化出版局
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絵本は、お子さんの成長や興味に合わせて選ぶことが大切です。
絵本に書いてある「対象年齢」を参考に選べば、読書の楽しさを最大限に引き出し、豊かな想像力や表現力を育むお手伝いができます。
ご紹介した絵本を参考に、お子さんが楽しめるぴったりの一冊を見つけてください。