ダウンロードして遊ぼう【0さい・1さい】わくわくいっぱいワーク<色とモノの名前>
『babycoの0さい・1さいワーク』は、赤ちゃんの「しりたい!」「やりたい!」をママ・パパといっしょにやることで、赤ちゃんのワクワクする気持ちを高める好奇心いっぱいのワークです。
ダウンロードして親子で遊んでみてください。

0さい1さいワークのテーマ「色とモノの名前」
1『あかいろ なあに?』
2『くろいろ なあに?』
赤ちゃんの身の回りのモノの色をママやパパの声を通して知ることで、色とモノの名前を認識し、合致させることができます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、視覚がまだ不安定なので、白や黒、赤などメリハリがついた色に反応しやすく、「色」の違いを見分ける絵本なども人気です。

0さいは視覚を刺激する色を見る遊びがいいと思いますが、1さいになる頃は、色と関係の深いモノの名前も知ってもらいたいです。
私たちのまわりには豊かな色があふれていて、色はそのモノを象徴することがあるからです。赤ちゃんが毎日目にするモノにもたくさんの色がありますよね。
色だけで完結するのではなく、色からモノの名前、その使い方などを身につけていくのが、認識への自然な成りゆきです。
ワークのはじめのいっぽとして、色とモノの名前をママやパパのやさしい声で赤ちゃんに話しかけてみてください。
0さい1さいワークのポイント
このワークには、「おうちのかたへ」という遊び方と一緒に「赤ちゃんのワクワク(しりたい!やりたい力)の伸ばし方」がついています。
ただ書いてることだけを進めるのではなく、赤ちゃんの興味=「どうしたいのか・何が気になるのか」を見ながら遊びの展開をご紹介しています。
遊ぶ前に読んでから実践していただくことで、ママやパパが赤ちゃんの才能の土台づくりに携わることもできると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
「うちの子は興味がないみたい」というときは、無理にやらないようにしましょう。
大人だって、無理強いされて遊びたくはないですよね。赤ちゃんや小さな子どもはもっと嫌にちがいありません。
今日は興味がなくても、数週間後数ヶ月後に遊びたくなることもあります。
子どもが興味を示したときに、その示す方向性に伸ばしていくと、「しりたい!」「やりたい!」気持ちはグングンと伸びていきます。
いろワーク1「あかいもの なあに?」


はじめての色あそび
絵を見せて指をさしながら、お子さんに名前を言ってみましょう。
絵の下に、日本語名、英語、発音の読み方例をかたかなで入れています。
まずは、日本語名を正しく伝えましょう。
じゅんびするどうぐ

あかいクレヨン
※お子さんが口にいれないように、おうちの方が十分にご注意ください。
あそびかた

1 絵を見ながらモノと色の名前をお話ししましょう。
モノの名前は日本語と英語の2種類があります。まずは、正しい日本語で言いましょう。

2 月齢の高いお子さんとは、線だけの絵をあかいクレヨンでぬってみましょう。
「あかいりんご」など、モノの名前と色が合致できるように、声がけしてみましょう。
3 月齢の高いお子さんには、ほかの赤い色のモノを見せてみましょう。
りんごと同じ赤い色のモノを見せて指をさし、「おなじあかだね」と声がけしましょう。
おうちのかたへ
生まれたばかりの赤ちゃんの視覚は黒、白、赤などハッキリした色のほかは、まだぼんやりと見えている感じです。
赤ちゃんは、最初に見える色やシンプルな形を見ながら、動物や身の回りのものを少しずつ認識していきます。babyco の「0・1さいの いろワーク」は、0歳から1歳台くらいの赤ちゃんに身の回りのモノとその色を認識させるワークです。
クレヨンのもちかた
赤ちゃんがクレヨンを持つときに、多くのお子さんが手のひらでクレヨンを包み込んだ
「にぎりもち」になります。
赤ちゃんは色をぬる行為をまだ知りませんので、
おうちの方がお手本を見せたり、手を添えたりして体験させてみましょう。
絵の中からはみ出したり、きれいにぬれないのが赤ちゃんです。
できないのは当たりまえ!
できないことで叱ったり「違う!」と言うことのないようにしましょう。 色をぬることが楽しそう!と思えたら、いろいろな色のクレヨンを持たせて興味をひきだしてみてくださいね。
(画像はイメージです)
赤ちゃんのワクワクする気持ちをもっと伸ばそう!
絵本を見たり、おもちゃで遊んでいたり、何かを食べたりしているときにモノの名前と色を赤ちゃんに話してみましょう。
おうちの方のやさしい声から聞こえる色とモノの名前を、赤ちゃんはすぐに覚えますよ。
色の名前になれてきたお子さんには、同じ色のモノ探しっこ遊びなどをしてみたりしましょう。
子どもはあてっこ遊びが大好きです!

いろワーク2「くろいもの なあに?」


はじめての色あそび
絵を見せて指をさしながら、お子さんに名前を言ってみましょう。
絵の下に、日本語名、英語、発音の読み方例をかたかなで入れています。
まずは、日本語名を正しく伝えましょう。
じゅんびするどうぐ

くろいクレヨン
※お子さんが口にいれないように、おうちの方が十分にご注意ください。
あそびかた

1 絵を見ながらモノと色の名前をお話ししましょう。
モノの名前は日本語と英語の2種類があります。まずは、正しい日本語で言いましょう。

2 月齢の高いお子さんとは、線だけの絵をくろいクレヨンでぬってみましょう。
「くろとしろのペンギン」など、モノの名前と色を合致できるように、声がけしてみましょう。
3 月齢の高いお子さんには、ほかの黒い色のモノを見せてみましょう。
からすと同じ黒い色のモノを見せて指をさし、「おなじくろだね」と声がけしましょう。
おうちのかたへ
あか・くろの色の認識をより深めるために、クレヨンで色をぬってみましょう。ねこは黒だけではありませんが、黒い色をぬって「くろねこ」と色と名前を伝えましょう。
はじめてクレヨンを持つお子さんは、「あそびかた」の解説イラストのように、クレヨンをつかみ持ちしながらぬるといいでしょう。
赤ちゃんのワクワクする気持ちをもっと伸ばそう!
月齢が高いお子さんには、色がたくさんあることを、クレヨンの箱を見せながら伝えましょう。

「○○ちゃんが大好きなバナナと同じきいろ」と、お子さんの知っているモノの名前を言って、興味を高めながらお話ししてみるといいですね。
色あそびは、0さい1さいの「知育あそび」の最初のいっぽです。
絵を見て、
「あかりんご。くまさんもぞうさんも だいすきだよね」
「○○○ちゃんの あかいくつした おなじあか」「いちごもあか おなじだね」
「みんなで あかいものをもって ピクニックへいこう!」
などいろいろなモノを登場させて、
お子さんの好きな遊びにつなげながら、色のイメージがふくらむようにおはなし遊びをするのもおすすめです。
お子さんが好きなこと、好きなものをたくさん登場させましょう。

イラスト/イシグロ フミカ
イラスト/にしやひさ
ワークのPDFダウンロード

こちらからPDFデータをダウンロードして印刷して使ってくださいね♪
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◆「あかいもの編」のみダウンロード
◆「くろいもの編」のみダウンロード
この記事を書いた人
書籍・雑誌の編集者であり、知育アドバイザー。絵本をはじめ子育て・知育・教育学習本などの企画から編集制作に携わる。
15年前にスタートした育児情報誌『babyco』を通して、上手な子育てには親の学びがとても大事! 親として学び途中なんだから失敗したっていい! と思うようになりました。知っていれば子育てで起こる様々な出来事について対処できます。突然何か起きても、知っていれば考えることもできます。学んで知って考ることで、子育てがもっと楽しく深くなっていくんじゃないかな〜と。さあ! 親が学べるbabyco、親育のためのコンテンツをたくさんつくっていきますよ。私たちも一緒に学んでいきます!