babycoオンラインコンテンツディレクターであり、雑誌・書籍の編集者。カナダで短期大学、映画制作専門学校卒業後、新聞記者、ラジオDJ、TVドラマの編集など多様な分野の知識を得て帰国。帰国後は雑誌編集を中心に活動し、広告案件においても企画・コンセプト立てから担う。ライフスタイルを得意とし育児媒体には20年携わっている。
抱っこと一言でいっても、いろいろです。 横抱き、対面抱き、前抱きに加えて、おんぶもあります。 どんなときも、赤ちゃんのお尻の位置がママやパパのおへそよりも上になる高さで抱くのが基本です。
安定しやすいので赤ちゃんが安心できますし、顔を近づけておでこやほっぺにキスできるぐらいの距離感を保つことでアイコンタクトやスキンシップなどのコミュニケーションがスムーズになります。
間違った抱っこ紐の使い方をしていると、赤ちゃんが落下してしまう事故にも繋がるので、サイズのあったものを選んで抱っこ紐ごとに正しい装着方法を必ず確認しましょう。 とくにスリングスタイルは、赤ちゃんがバランスを崩さないように気を付けましょう。
首が座る前の赤ちゃんは、横抱きが基本ですから、横抱きと縦抱きの2WAYができるものだとより便利。 縦抱きのときは、赤ちゃんの股関節に負担がかからないように、脚はM字にします。
おんぶスタイルは、近頃は外出先であまりみかけることはないかもしれませんが、ママが両手を使え、家事をしやすいといったメリットがあるので、家の中では人気です。
どんなシーンで抱っこ紐が必要になるか? 自分のライフスタイルにあわせて検討しましょう。
近頃は、インターネットショッピングも便利になったけれど、初めての赤ちゃんのためのものはなるべく自分の手に取って納得してから選びたいですよね。 とくに抱っこ紐は、パパと共用することも考え、パパとママとふたりで試着し、二人にとって使いやすいものをじっくり選びましょう。二人の体のサイズが違うなら、紐の長さなどを手軽に調整できると便利ですね。ママが抱きやすい抱き方、パパが抱きやすい抱き方が違うなら、2Wayスタイルができる抱っこ紐など、機能面も確認しましょう。
一人で装着できるかどうかも、選ぶうえで大切なポイントです。 とはいえ、この時期、ママはおなかが大きく、フィッティングしにくいかもしれません。そんなときは無理せず、パパが試着すればOKです。
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文:山田治奈