ノーメイクの日でもクレンジングは必要?美肌を保つアイテム選びのコツ

ノーメイクでもクレンジング必要?
2024/03/23 2024/03/22 村田よしみ 村田よしみ

ノーメイクで1日を過ごしたあと、クレンジングをせずに洗顔していませんか?

実は美肌を保つためには、メイクをしていない日でもクレンジングしたほうがいいんです。
ですが、クレンジングにもさまざまな種類があり、肌質や肌悩みによってぴったりのアイテムは異なります。

そこで、ノーメイクの日にクレンジングをしたほうがいい理由と肌タイプに合わせたクレンジング選びのポイントを、日本化粧品検定特級のコスメコンシェルジュがお伝えします。

忙しい毎日を送りながらでも、ちょっとした工夫で美肌をゲットできますよ。

ノーメイクの日にクレンジングするメリット

育児に追われていて忙しい時や外出せずに1日家にいる時など、ノーメイクで過ごす日ってありますよね。

でも、「ノーメイクの日でもクレンジングをすべき」なのを知っていますか?
「知っているけれど実行できていない!」という場合も、ぜひこの記事を読んで毎日のルーティンを見直してみてください。

1日5分、自分を労る時間を持てますように。

笑顔の女性

ノーメイクの日にクレンジングをするメリットは大きく分けて3つあります。

メリット1)ほこりや化学物質を落として肌荒れを防ぐ

日常生活では、大気中に含まれるさまざまな物質が肌に付着します。

特に外出時には、排気ガスなどの大気中の汚染物質、ほこりや花粉などが肌に付着しやすく、これらが肌トラブルの原因となってしまうんです。

また、髪の毛が長い方は整髪料も顔につくことがあり、通常の洗顔料だけでは落としきれない場合も。

ノーメイクの日でもクレンジングをすることで、肌荒れの原因となる付着物を取り除くことができますよ。

 

メリット2)くすみケアをしながら肌のトーンアップを促進できる

肌に残った汚れや古い角質は、くすみの原因になるため、日頃からお手入れすることが大切です。

ノーメイクの日でもクレンジングすることで、肌のターンオーバーを正常に保ち、くすみにくい肌をキープできます。古い角質を取り除くだけでも、肌がワントーンアップした感覚を得られます。

\Point!/
”肌トーン”=”肌色”ではない?

「肌がトーンアップ」すると聞いて「肌が白くなる」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
ですが、”肌トーン”と”肌色”はまったくの別物です。
一般的に”肌色”というのは、肌内部のメラニン色素の量によって決まるもの。肌の色味と言い換えるとわかりやすいでしょう。
それに対して”肌トーン”は、メラニン色素の量のほか、乾燥や血行不良などさまざまな要素で決まるもの。単に肌の色味が薄いということではなく、明るく透明感のある肌のことを”トーンアップされた肌”と表現します。

“肌色”は肌の色味のこと、”肌トーン”は肌の印象のこと、と覚えておくといいでしょう。

 

メリット3)メイクのノリがよくなり化粧崩れを防げる

日頃からクレンジングで古い角質や毛穴汚れを落としておくと、肌表面がなめらかになり、メイクのりがよくなるというメリットも。

古い角質のない肌はスキンケア用品の保湿成分が浸透しやすく、うるおいのある状態をキープできるので、乾燥による化粧崩れを防ぐことができます。

ノーメイクの日のお手入れこそが、メイクをする日の仕上がりや化粧持ちを左右するとも言えるのです。

 

ノーメイクの日のクレンジングの選び方

いろいろなタイプのクレンジング

ノーメイクの日に使うクレンジングは、使う方の肌質やその日のコンディション、肌悩みに合わせて選ぶことが重要です。

ここでは

肌への負担を抑えたい人
保湿力が欲しい人
毛穴や角栓が気になる人

の3つのタイプに分けて、ノーメイクの日のクレンジングの選び方をご紹介します。

①肌への負担を抑えたい人向け〜ジェルタイプ・ミルクタイプ

肌への負担が少なく、優しい使用感が好みという方には、ジェルタイプやミルクタイプのクレンジングがおすすめです。

ジェルタイプとミルクタイプは、比較的洗浄力がマイルドで、肌への負担を最小限に汚れを落とすことができます。水分配合量が高く肌にスッと馴染むので、スキンケアのようなしっとり感を味わいながらクレンジングできる点も魅力です。

▼ジェルタイプのおすすめはこちら▼

 

②保湿力が欲しい人向け〜クリームタイプ

保湿力を重視する場合は、クリームタイプのクレンジングを選ぶといいでしょう。

クリームタイプは、ミルクタイプ・ジェルタイプよりも油分の配合量が多く、より洗浄後の肌をしっとりとさせてくれます。またクリームタイプはほどよく洗浄力もあるため、ミルクタイプ・ジェルタイプでは物足りないという方にもおすすめです。

 

③毛穴・角栓が気になる人向け〜オイルタイプ

毛穴の汚れや角栓が気になる方には、オイルタイプのクレンジングがおすすめです。

オイルタイプは、油分が多く含まれているため、毛穴の奥深くの汚れや角栓をしっかりと溶かして落としてくれます。クレンジングアイテムのなかでは洗浄力が1番高いタイプなので、肌の乾燥が気になる方は、ホホバオイルやスクワランオイルといった保湿成分が入っているものや、ダブル洗顔不要のアイテムを選ぶといいですよ。

▼オイルタイプのおすすめはこちら▼

▼赤ちゃんにも使えるタイプはこちら▼

 

ノーメイクの日のクレンジングのポイント

ノーメイクの日のクレンジングのポイント

ノーメイクの日でも、クレンジングをして肌を清潔に保つことは美肌への第一歩。
ただし、必要以上のクレンジングはかえって肌に負担をかけてしまう可能性も。

肌を守りながら効果的にケアするためには、下記の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

 

①敏感肌や肌荒れが気になるときは洗顔料のみでOK

ホルモンバランスの乱れや季節の移り変わりで、肌の状態が不安定になっているときは、できるだけ洗顔料のみで汚れを落とすことをおすすめします。洗顔料を選ぶ際も、肌に優しい成分でできているものを選び、肌をこすらずに優しく洗いましょう。

 

②日焼け止めの種類に合わせてクレンジングを変える

日焼け止めを使用した日は、日焼け止めのタイプに合わせてクレンジングアイテムも変えるようにします。

水や汗に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用した日は、オイルタイプのクレンジングを使ってしっかりと落としましょう。
それに対して、ジェルタイプなどの軽い使用感の日やけ止めであれば、ミルクタイプやジェルタイプでも十分に落とすことができます。

日やけ止めの成分が肌に残ってしまうと、肌荒れの原因になりますので、その日その日に合ったクレンジング選びを心がけましょう。

\ウォータープルーフも落とせる!/

 

③指の腹で優しくなでるように洗う

クレンジング方法とポイント

クレンジングするときは、摩擦が起こらないように指の腹を使って優しくなでるように洗うことがポイントです。

強くこすったり爪を立てたりすると、肌にダメージを与えてしまい、シミやしわの原因になることも考えられます。特に敏感肌の方は、強い力でクレンジングすると、肌が赤くなったり炎症が起きてしまったりします。

クレンジングを肌に優しく馴染ませたら、ぬるま湯で十分にすすぎ、肌をふわっと押さえるようにして水分を拭き取りましょう。

 

毎日のクレンジングが美肌への近道

ノーメイクで1日過ごした肌は、肌荒れやくすみの原因になる汚れや角質が溜まっている状態。毎日クレンジングでしっかりと汚れを落とすことが、美肌への近道といっても過言ではありません。

クレンジングにはさまざまな種類がありますので、その日のコンディションや肌悩みに合わせて、自分ぴったりのアイテムを見つけてくださいね。

 

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