babycoオンラインコンテンツディレクターであり、雑誌・書籍の編集者。カナダで短期大学、映画制作専門学校卒業後、新聞記者、ラジオDJ、TVドラマの編集など多様な分野の知識を得て帰国。帰国後は雑誌編集を中心に活動し、広告案件においても企画・コンセプト立てから担う。ライフスタイルを得意とし育児媒体には20年携わっている。
バースプランを立てるには、いろいろな視点から、何を優先させるか整理するといいですね。自分にとっての優先順位を考えながら考えてみましょう。
自然分娩や無痛分娩などの分娩方法に留まらず、
◆立ち会い出産をしたい
◆陣痛・分娩・回復を同じ部屋で過ごせるLDRがいい
など、希望する分娩スタイルを考えましょう。 無痛分娩を行っていない施設や立ち会い出産ができない施設もありますから、おのずと産院が決まってきます。
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入院中のママと赤ちゃんとの過ごし方は、産院によって大きくふたつに分けられます。
◆産後すぐに赤ちゃんと同室で過ごせるところ
◆赤ちゃんは別室で過ごし、授乳や決められた面会時間に親子で過ごすところ
です。
別室で過ごすことは、ママが自分の体をゆっくり休めることにつながりますし、同室で過ごすことでスキンシップをたくさんもてます。 それぞれの産院に、その体制にしている「考え」があるので、聞いてみるのもいいですね。
※コロナ感染対策のために、通常とは違う体制をとっている産院が多いので、「ココ」と決めてしまう前に、現在の体制を確認するようにしましょう。
一概には言えませんが、目安としては、
◆大学病院は35万円前後
◆総合病院では40万円前後
◆個人病院では、35万~100万円
と費用もさまざまです。 数人で過ごす大部屋なのか個室なのか、無痛分娩をはじめとする特別な分娩がいいのかなどによっても料金は変わりますから、かけられる予算も自分なりに目安を計算しておきましょう。
病産院には、定期的に通うことになりますし、陣痛はいつやってくるかわかりませんから、あまり遠くてはママの負担になってしまいます。
自分にとって分娩スタイルや料金、家からの距離などを比較して、何を優先するか考えてみましょう。
ほかにも、病院を選ぶポイントとして、高齢出産ならリスクに配慮して緊急時の対応、NICUについてや周産期母子医療センターについて調べてみるのもおすすめです。
ママにとっても大事なお産ですが、赤ちゃんの立場になって自分の希望よりも赤ちゃんの安全を第一にしながら、病産院を選んでくださいね。
病産院は、妊娠20週頃までに予約をするのが理想です。人気の産院は12週までに予約しなければならないところが多いので早めにしらべてみて!
里帰り出産を希望する場合は、里帰り先の病産院を検討し、今通っている病産院に紹介状を書いてもらうようお願いしてみましょう。
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