歩きはじめたばかりの赤ちゃんのために〜親が気をつけるべき注意点とは?

歩きはじめの赤ちゃん 気をつけること
2021/03/13 2023/04/14 hinata hinata

赤ちゃんの成長ってとても早いと感じる瞬間はありませんか?
はいはいやつかまり立ちができるようになり、ひとりで歩けるようになると、行動範囲はぐんと広がって自分で行きたいところへどんどん歩いていってしまいますよね。
そんな楽しそうによちよち歩く我が子を見るのは、親としてはとっても幸せな時間のひとつではないでしょうか。
でも、気をつけないとケガをしたり事故が起こる可能性もあります。
ケガや事故を防ぐためにはどのような点に注意するとよいのか?
赤ちゃんの大切な命を守りながら楽しく過ごすための安全対策を紹介します。

赤ちゃんが歩くのはいつごろから?

うつ伏せの赤ちゃん

赤ちゃんが1歳に近づくにつれ、そろそろ歩きはじめるかな? と楽しみにしているパパやママもいらっしゃるのではないでしょうか。

私には4歳と1歳の子どもがいますが、我が子や友達の子、児童館で出会った子などを見ていると、赤ちゃんが歩きはじめるのはやはり1歳前後の子が多いようです。

早いと8ヵ月頃には、はじめての一歩を踏み出す子もいます。ただし、成長には個人差があるので、自分の子が1歳を過ぎてもまだ歩かないからといってあまり心配しすぎないでくださいね。

嫌がる赤ちゃんに無理に歩かせる練習をさせてしまうと、体に負担がかかってしまうこともあるので、パパやママは焦らずに見守ってあげましょう。

歩きはじめのころに多い事故って?

赤ちゃんがひとりで歩くようになると、行動範囲はぐんと広がりますね。
赤ちゃん自身が「おもしろそう」と思ったところに一直線に進んでいってしまうことも多いと思います。
でも、気をつけないとそれにともなって、家庭内でケガをしてしまうこともあります。

厚生労働省や消費者庁のデータ(※)によると、1〜4歳の子どもは窒息や転倒、転落、溺水などの不慮の事故が原因で命を落としてしまうことが多いそうです。

詳しい事故の内容は、

・ビニール袋による窒息

・たばこ、薬、電池などの誤飲 

・浴槽へ転落して溺れる 

・ベビーカーやソファ、椅子から落ちる 

・階段から落ちる 

・窓やベランダから落ちる 

・転んでテーブルの隅などにぶつける 

などです。赤ちゃんの命を守るためにお家の中でも十分な注意が必要になってきますね。

参照(※)子どもの事故の現状について(消費者庁資料H29年)

<こんな情報も参考にしてみよう!>
◆消費者庁 子どもの事故防止ハンドブックについて

赤ちゃんに「ダメ」と言う前に、自由に動き回れる環境を作ってあげよう

大人の腕につかまる赤ちゃん

赤ちゃんが歩きはじめるころは、「熱いから触らないでね」や「こっちに行くと危ないよ」などと言葉で伝えてもまだ理解するのが難しい時期ですね。好奇心たっぷりで動き回る赤ちゃんに「ダメ!」と言いながら行動を制限するのはパパやママも疲れてしまうと思います。そうなる前に、また、ケガや事故を防ぐために、赤ちゃんが自由に動き回れる環境やスペースを作ってあげましょう。具体的には、次のような対策をしてみてはどうでしょうか。

1、机やテレビ台、本棚などの四隅の角にクッション材をつける 

立ち上がり、歩くようになると、ハイハイの時には届かなかった家具にも届くようになり、頭をぶつけてしまうことがあります。また、歩きはじめたばかりの赤ちゃんはよく転ぶもの。転んだ時に角に頭や顔をぶつけることもあります。それを防ぐためにクッション材をつけましょう。クッション材は剥がれてしまうこともあるので定期的に点検をするとよいですね。

2、手の届くところに誤飲しやすいもの、熱いものを置かない

赤ちゃんは手に取ったものをお口に入れてしまうことがよくあります。薬や電池、タバコなどは小さいので誤飲しやすく、さらに、誤飲するととても危険なです。赤ちゃんの届かない場所に新たに置き場所を作るなどの対策をしましょう。

3、浴槽のお湯はその日のうちに捨てる

赤ちゃんがひとりでお風呂場へと歩いていってしまい、誤って転落してしまうことを防ぎましょう。赤ちゃんは数センチの水でも溺れてしまうこともあります。

4、ベランダの鍵は必ず閉める

ベランダからの転落を防ぐため、短時間その場を離れる時でも必ず鍵をしっかり閉めましょう。鍵が赤ちゃんの手に届いてしまう場合は、二重ロックをつけるなどすると安心ですね。

 

このような安全対策をこころがけ、赤ちゃんが歩き回って遊ぶのを見守ってあげましょう。

歩く練習を見守るママ

 

上の子がいる場合は?

上の子がいる場合、
上の子の遊んでいるおもちゃを誤飲してしまったり、
おもちゃの尖った部分でケガをしてしまう
こともあります。

それを防ぐためには、上の子が赤ちゃんに邪魔されずに遊べるスペースを確保してあげることが大切です。

誤飲してしまいそうな小さなおもちゃで遊ぶときは
テーブルの上で遊ぶ
落としたものは必ずすぐに拾う
お片づけをする
などと遊ぶ場所やルールを決めてみましょう。

上の子にばかり我慢をさせてしまわないように、ときにはパパに下の子をお散歩などに連れ出してもらい、思いっきり好きなおもちゃで遊べる時間の確保をするのもよいと思います。

気をつけていてもケガしてしまったら

子どもというのは、大人の予測のつかない行動を取るものですね。気をつけていても、一瞬目を離した隙にけがをしてしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、落ち着いて子どもの様子を観察しましょう。病院を受診したほうがいいか判断が難しい場合は、かかりつけの病院、または専門機関に電話して相談しましょう。

電話相談先 小児救急電話相談 #8000

親の機転で「先回りチェック」を欠かさずに

赤ちゃんの成長は目覚ましい変化の連続ですね。
赤ちゃんのよちよちとした歩き方はとてもかわいらしいですが、ケガも心配になってきます。
ケガを防ぐためにお家の中でいろいろな安全対策をして赤ちゃんと楽しく過ごせるといいですね。

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