“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
東京大学医学部卒業。医学博士。小児科医。日本子ども学会理事長。お茶の水女子大学名誉教授。小児神経学や発達心理学を専門とし、主に子どもの発達や発達障害に関する研究を行っている。著書も多数。
生後3ヵ月頃までは、まだ赤ちゃんは体と頭を直線状態に保つことができません。首がすわる3ヵ月半頃からまっすぐ保てるようになるので、だっこしてもしっかりとしていられます。
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生まれたての赤ちゃんは近視の状態で、20〜30cmの距離でうっすらと顔のりんかくが見えます。4〜5ヵ月頃で人が近くに来ると笑いますが、まだママと他人の顔の見分けはよくできません。
生まれてからしばらくの間、赤ちゃんは「把握反射」という反射が残っているので、手のひらに何かが触れると無意識につかむのです。
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赤ちゃんの睡眠時間の半分はレム状態(浅い睡眠の状態)。レム睡眠のときは半分覚醒した状態ですので、体をよく動かします。そのため、回転したりするんです。
イラスト:achaca