“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
赤ちゃんにとって、どんなお部屋のレイアウトが快適なのでしょうか。
実は暮らしの中には、大人では気づかないような危険なポイントがたくさん。
できるだけ危ないポイントを排除して、お部屋の安全対策をしておきましょう。
妊娠中のプレママさんも、赤ちゃんがくる前にパパと一緒に快適なお部屋づくりに挑戦してみてください。
リビングやキッチンなどお部屋での注意点を、0歳から2歳までの時期別にご紹介します。
赤ちゃんの部屋のレイアウトには、ねんねの頃から注意。生後半年くらいまでは寝ているだけだから……と安心するのは危険です。
【背の高いタンス、タンスの上のもの】
ものを乗せたり積んだりすると、地震などのときに落下してしまうかもしれません。ベビーベッドの近くには、ベッドよりも背の高い家具を配置しないように。
【ベビーベッドの柵】
寝返りを打ち始めたら、ベビーベッドの柵は必ず閉じて使用しましょう。
【開けっ放しの窓】
秋冬は、朝晩に冷たい風が吹くので風邪の原因にも。こまめに換気しつつ、窓は開けっ放しにしないように。
【エアコン】
エアコンのホコリや汚れはアレルギーの原因にも。季節の変わり目にきちんと掃除をするよう心がけましょう。
【メリー】
メリーがあるおうちは、赤ちゃんの頭上に設置すると落下の恐れがあるので、真ん中~足元のほうへ設置しましょう。
【ベビーベッドまわりのスペース】
何か起こったとき、すぐに赤ちゃんのもとへ駆けつけられるように、ベビーベッドの周囲のスペースを空けておきましょう。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せてちょっとの距離をおでかけするときも、必ずベルトを正しく装着してください。また、赤ちゃんを乗せているときは絶対にスピードを出さないでください。
慣れないだっこ紐の装着に一生懸命になるあまり、赤ちゃんを落としてしまう事故もあります。いすなどがあれば、落ち着いて赤ちゃんをしっかり抱えて、座りながら装着しましょう。
入浴時は、赤ちゃんから絶対に目を離さないように! 少し目を離した隙に浴槽へ頭からドボンと落ちてしまったり、足をすべらせてしまったりと、乳幼児の溺水事故はとても多いんです。特に注意したいのが、ひとりで立っちできる頃。歩き回る前なら、バスチェアに座らせましょう。あまりお湯をはっていないから大丈夫だろう…と気を抜くのがもっとも危険です。
寝返りの頃は、リビングにあるソファーやいすなど転倒しそうな場所に要注意です。
寝返りを打てるようになると、布団やベッドの上以外でも赤ちゃんは寝返りを打とうとします。ソファーや高いいすなどの家具から落下する事故は多発しているので、転落しそうなところに寝かさないように。
包丁などの刃物、調理中の火など、キッチンには赤ちゃんにとって危険がいっぱい。赤ちゃんをバウンサーなどに座らせて料理中のママのそばでお世話するのはやめましょう。
はいはいで移動する先の床や、手の届く棚の上のものに要注意です。
はいはいの時期は、手の届く棚の上のものをつかんで、くちにもっていくようになります。ポットなど、倒れてやけどの危険性があるようなものは、赤ちゃんの手が届きそうな棚の上に置かないように!
つかまり立ちをして手を伸ばした先にあるものは、なんでもつかみます。はさみやペンなどの先が尖った文房具、誤飲を起こしかねない小さなものは赤ちゃんの手の届かない場所に収納しておきましょう。
じゅうたんやタオル、クッションなどの上は、ぐらぐらと不安定なので赤ちゃんが触ったときに倒れる可能性も。ウォーターサーバーなどを使用して生活しているおうちは注意しましょう。
この頃になると赤ちゃんは棚の上のものに手を伸ばし、自分の意志で器用に動かせます。
赤ちゃんがつかまりやすいベビーチェアや低めのテーブルは、倒れないように固定するか手の届かない場所に置きましょう。つかまったもの自体が不安定だと、赤ちゃんも一緒に転倒してしまいます。
包丁に手を伸ばして抜き取ってしまうと大変危険です。また、扉に手を挟んでしまう可能性もあるので、シンク下の扉は開け閉め防止をしましょう。
スーパーの袋やポリ袋を自分でかぶってしまい、窒息するケースもあります。赤ちゃんの手の届かない場所に保管しましょう。
ひとり歩きができるようになり、自分で行きたい方向を決めます。
よちよち歩きの頃は歩き方のバランスが悪いので、尻もちをつきやすいです。スピードもコントロールできないので、なかなか止まることができずテーブルなどに衝突することも。
必ず大人がそばについていましょう。
立って階段を昇り降りしようとすると、ふらっとバランスを崩して後ろへ倒れてしまうことがあります。必ず赤ちゃんのおててをにぎって、大人がそばについていましょう。
小走りができるようになり、目を離した隙に視界から消えることも…。
成長して歩き方が安定してくると、小走りできるようになります。歩くことが楽しくなり、元気よく小走りしてテーブルの角に頭やおでこをぶつける危険性も! 鋭利な部分があるインテリアには角にカバーをつけて、けが対策をしましょう。
掃除機のホースや空気清浄機など、好奇心旺盛な赤ちゃんは穴や隙間を見つけると指や手を入れてしまうことも多いです。使用後は安全カバーをするなどの工夫をしましょう。