赤ちゃんとのキャンプはいつから?〜キャンプ歴6年ママキャンパーの失敗&成功談〜

赤ちゃんとのキャンプ
2022/02/04 2024/01/14 Megumi Megumi

キャンプブームが続く、昨今。
小さい赤ちゃんがいても「キャンプをしてみたい!」と思っているパパママも多いのではないでしょうか。
子どもが家以外の場所でちゃんと寝てくれるのか、周囲に迷惑がかかってしまわないか、心配や不安は多いと思います。
今回はそんなキャンプを始めてみたいけど一歩踏み出せないというパパママへ、
キャンプ歴6年となるママライターが
赤ちゃん連れでの失敗談から便利な持ち物リストなど、語らせていただきます!

赤ちゃん連れのキャンプはいつから?

はいはいする赤ちゃん
赤ちゃんとのキャンプっていつから行けるようになるの?

キャンプに行きたいなと考えているパパママには、気になる疑問ですよね。

キャンプスペシャリストなら、生後何ヶ月以上じゃないといけないといった決まりはないと思いますが(もちろん生後1ヶ月は赤ちゃんは外出できませんけれど)、我が家の “はじめてキャンプ” は生後8ヶ月でした。

わたしはキャンプ歴6年。
ある程度のキャンプ慣れはしていることと、生後8ヶ月ぐらいになればちょうど夜泣きが落ち着いて、夜寝てくれるようになるのでは?
と見通しを立てて、生後6ヶ月の頃にキャンプ場を予約しました。

夜泣きをいつ頃までするかなどもお子さんそれぞれでしょうけれど、娘の場合は生後8ヶ月頃でちょうどよかったなと感じています。

また、赤ちゃん連れのはじめてのキャンプは、月齢、年齢だけでなく、あまり寒すぎない時期を選ぶというのもポイントでしょう。

 

生後8ヶ月の赤ちゃんとのキャンプ体験

では、そんな8ヶ月の娘とのキャンプはどんなようすだったでしょう。

赤ちゃんを連れてキャンプに行くって、実際にどんな状況

まだ行ったことがない方にとっては心配や不安が大きいですよね。

やってみないとわからないことは、経験談を聞くと納得できること間違いなし!

我が家が体験した、失敗談・成功談をお伝えします。

キャンプ歴6年にもなるのに、やっぱり赤ちゃん連れだと想定外のことがたくさんありました。

はじめての赤ちゃん連れキャンプは失敗だらけ!

いざキャンプ当日!

それなりにキャンプ慣れしているにもかかわらず、この日ははじめての「赤ちゃん連れキャンプ」だったので、1泊2日のキャンプなのに子どもに必要であろう物を車へ大量に詰め込みました。

もしもの状況に備えて、これも必要になるかもしれない、あれも必要になるかもしれないと、車の中はキャンプの荷物や子どものグッズでギューギューに……。

子どもの支度をしながらの出発も、想像以上にバタバタでした。

そして、キャンプ場へ到着。

「まずはテントを設営せねば!」と夫婦で準備し始めたのですが、そのタイミングで娘が大泣きし始めました。

急いでミルクをあげるも、時すでに遅し。一向に泣き止む気配がありません。
挙げ句の果て、主人がひとりでテント設営、私が子どもを見ることにしたのですが、その日は強風が吹いていて、ひとりでテント設営するのがとても困難な天気。

しばらくして新品テントのポールが折れてしまい、テントにも穴が空いてしまいました。

結局、この日は宿泊するのを諦めて家に帰りました…。

ーーそうなんです!

キャンプ歴があっても、こんな失敗をしてしまうことがあるんです。

この日は本当に準備不足でした。

この失敗から学んだこと・・

①子どものための準備も少なくするよう心掛ける
②到着前に子どもの様子を見て、ミルクやおやつをあげるようにする
③キャンプ当日は早起きして余裕を持つ

今でも心掛けています!
これを見ると余計心配になる方もいるかもしれませんが、大丈夫。

こんな失敗をした我が家でも、今では赤ちゃん連れキャンプを何度もリピートしているので!

成功談

一度大失敗があったものの、その数ヶ月後にまたファミリーキャンプに挑戦しました。

テントも修理に出して、準備ばっちり!

失敗談から学んだことを意識していたので、この日は出発時から余裕がありました。

やはりキャンプは最高です!

子ども連れキャンプのメリットは

①親子ともにいつもと違う環境でリフレッシュする
②子どもの自然に対する興味関心がすごい!
③子どもの成長を感じる!
→最近では、キャンプでよく歩くようになりました。
④家族写真、動画が増える

キャンプで家族写真

今年の年賀状用の写真も、自分たちで撮影しました。

キャンプでは、自然の背景で素敵な写真がたくさん撮れます。

 

ファミリーキャンプの時に子どもに必要なもの+α

テントの中の赤ちゃんと犬

実際に赤ちゃんを連れて宿泊キャンプをした際に、用意している持ち物をご紹介します。

もちろん子どもひとりひとり必要なものは異なりますが、ぜひひとつの家族の体験として参考にしてみてください。

 

持ち物リスト

赤ちゃんキャンプ

ミルク
離乳食&おやつ
おもちゃ&絵本
着替え&おむつ
体温計
エアーベッド

・ミルク

子どもが1歳ちょっとで宿泊キャンプデビューした我が家では、

夜寝る前にミルクを飲むリズムが固定されていました。

多くてもだいたい1日2回しか飲むことがなかったため、

”既に作成したミルク”の入った哺乳瓶をボトル用の保温バッグに入れ、

後はお湯の入った保温ポット、翌朝お湯が冷めている場合はバーナーで沸かします。

※AC電源付きのサイトでは、ケトルをコンセントに繋いでお湯を沸かすことも可能。

(ケトルは電気を多く消費するので、キャンプ場のワット数の使用限度も確認しましょう!)

「液体ミルク」も便利でおすすめです。

母乳だけの方は授乳ケープを持って行く、

キャンプ場に「授乳室」に使えるようなスペースがあるか事前に確認をしてください。

ミルクを卒業している子には、お気に入りの紙パックのジュースをぜひ用意しましょう!

”お気に入り”というのがポイントです。

・離乳食、お菓子

離乳食は、パウチに入った市販のものを持っていきます。

湯煎できるので便利。

子どもが好きなパンやバナナ、お気に入りのお菓子も必須アイテム!

・おもちゃ、本

お気に入りのおもちゃや本は、荷物が許す限り持っていきます。

賛否両論あると思いますが、我が家はiPadも活用します。

もちろん見過ぎることは良くないですが、

テント設営時や撤去時、子どもが集中してほしいとき等とても役立ちます!

※電波の入らないキャンプ場もあるので注意。

・着替え、おむつ

テントや外で過ごすので、朝晩の寒暖差が心配となります。

夏でも羽織りものを持って行ったり、

昼間は汗をかくことも多いので、子どもの着替えは多めに持っていきます。

冬は特に気温が下がるので、いかに暖かく過ごせるか考えて準備してください。

夜間の温度差は夜泣きにも繋がるので、

いかに温度調整を上手くできるかが勝負です!

・体温計

小さい子供は熱を出しやすいため、キャンプに限らず外泊の際は体温計を持ち歩いています。

キャンプの場合、いつもと違う環境で興奮して熱を出してしまう場合も想定します。

・エアーベッド

空気を入れて膨らむエアーベッドは、子どもの寝やすさなどを考えて
初めてキャンプに取り入れました。

車に繋いでも、電源に繋いでも膨らむエアーベッドは、とても便利です!

地面からの冷えも防げ、子どもも居心地が良さそうです。

これは本当におすすめアイテム。

我が家の子どもは、エアーベッドでほとんどの時間を過ごしています。

 

子連れキャンプ中のリアルな悩み

慣れない環境下で過ごすことで不安が大きい子連れキャンプ。

実際に体験して浮上した、子連れキャンプならではの悩みと問題点をご紹介します!

子どもの居場所問題

ちょうど8ヶ月〜1歳頃になるとハイハイができる子もいて、外に座らせていてもすぐに動き出してしまいます。

笑顔の赤ちゃん

実際のテント設営時の時のこと、こんな風にレジャーシートを敷いておもちゃを遊ばせていても、気がつけばシートの外へ。
(土の地面が面白ったようで、土を食べようとしていました娘です)

子どもを抱っこ紐に入れて設営したこともあります。

これまで地面が土のキャンプ場と芝生のキャンプ場で子連れキャンプをしましたが、子連れキャンプには断然「芝生」がおすすめです!

地面が砂や土のときよりも芝生の方が地面が柔らかく、石もないので、子どもが直に座っても安心できます。実際に、子どもも自由に動き回れて嬉しそうでした。

子どもが寝てくれない問題

子連れキャンプで一番心配なのが、子どもの夜泣き。

普段と異なる環境では、夜泣きしてしまう子どもは多いと思います。

夜泣きを必ず防ぐ!というのは難しいですが、少し不安を解消できることはあります。

①お隣のキャンパーさんへご挨拶をして、小さい子どもがいることをお伝えする。

②車をテントに横付けできるサイトへ宿泊し、夜泣きがひどい場合は車の中で過ごせるようにする。

子どもが泣くのは仕方ありません。

ただ周りの方への配慮は必要となるので、

事前にお伝えすることやいざとなった場合の手段を用意しておくと安心です。

 

1歳児連れのファミリーキャンプを通じて感じたこと 〜これからキャンプを初める方へ〜

キャンプをまだやったことがないパパママにとって、キャンプをするまでは「難しそう」「大変そう」という気持ちやさまざまな懸念点があると思います。

ただその魅力に気がつくと、家族での新たな発見があるはず!

これからキャンプを始めてみたいと思う方へ、ぜひお伝えしたいことがあります。

 

とにかく回数をこなす!

キャンプは、とにかく回数をこなせばこなすほど、余裕が出て、楽しめるようになります。そして、回数を重ねるごとにその魅力に気がつくことでしょう。

キャンプ場にもさまざまなタイプがあります。

まず初心者の方は、トイレや水道をはじめとする設備の整ったファミリーキャンプ場から探してスタートしてみてください。

テントで一夜を過ごすができれば、自信に繋がる!

キャンプでの大仕事「テント設営」。

初めてキャンプをする際は、いきなりテントを購入するのではなく、レンタルのテント設営をお手伝いしてくれるキャンプ場や、既にテントを立ててくれているキャンプ場を探してみることをおすすめします。

まずはテント設営よりも、テントで快適に過ごすということを意識してみてください!

無駄を省いたキャンプがおすすめ!

キャンプをする際にやりがちなことが以下の2点です。

食材を大量に買って余らせてしまう
凝った料理をして洗い物が大量に出る

これは、キャンプを大変にしてしまうポイントでもあります。

特に子連れの場合はいかに時間に余裕を持つか」がキャンプ成功への秘訣になるので、最初はシンプルでいいのです。
わざわざ作らなくても、キャンプをしながら食べるものは立派な「キャンプ飯」です!
外で食べるカップラーメンも一味違います。

 

親子ともにリフレッシュできるキャンプ、ぜひ体験を

寝袋で寝る家族

いかがでしたか?

普段と違う環境で、子供を連れて過ごすというのは、ハードルが高いものです。
私自身も子連れキャンプデビューをするまでは、心配しかありませんでした。

しかし、いざやってみると、いつもと違う環境で過ごすことで親子ともにリフレッシュでき、また行きたいなと思うようになりました。

キャンプを通じて、家族で不便さを楽しむことが可能になり、どんな些細なことも「幸せ」と感じられるように。

キャンプブームの昨今、キャンプを始めてみたいけど子どもが小さい…と諦めている方もいるかもしれません。

キャンプは生後いつからと決まりはないので、まずは荷物は最小限に(笑)して、やってみることから♪

ぜひお試しください!

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