“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
災害時の防災グッズを準備する際に意識しておきたいのが、「赤ちゃん用の備蓄」です。ママ・パパ用の備蓄のほか、赤ちゃんがいるおうちで備蓄品としてあると安心なものをご紹介します。
防災グッズには、懐中電灯やヘルメットなど“災害時にあると役立つもの”として特別に用意するものが多いと思います。ですが、非常時の食べものや飲みものに関しては、私たちが普段食べている常備品が備蓄品として命を救うことにつながります。
● 大人用も含めてストックしておくと安心な防災時の飲みもの・食材
● 赤ちゃんがいるおうちで備蓄品としてあると安心な赤ちゃん用の飲みもの・食材
● 調理器具や道具類
をリストアップしたので、お手元にある防災グッズを見直してみましょう。
↓準備ができたらcheck!
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地震、台風、大雨など、いつ何が起こるかわからない自然災害。避難先は家と違い、衛生面や落ち着いて食事ができる環境がととのっているとは限りません。そうした状況を想定しつつ、災害時には以下の点に気をつけながら赤ちゃんにごはんをあげましょう。
災害時の赤ちゃんごはんのポイント
● 赤ちゃんが脱水症状になるのを防ぐために、水分補給を優先します。
● 母乳育児中は、無理に離乳食をあげずとも母乳でもOK。
● 赤ちゃんがくちにする食べもの、道具、袋などは衛生的に扱うことを第一に考えます。レトルト食品などは中身に雑菌が入らないように注意しながらあげましょう。
● 食品は、加熱すべきものは十分に加熱しましょう。
● 食べ残して時間が経ったものはあげないでください。
離乳食期の赤ちゃんにとって食べ慣れている「おかゆ」は、災害時にも大切な栄養源になります。ガス・電気・水道などのライフラインに頼れない場面を予測した、非常時のおかゆレシピをご紹介します。
※定期的な備蓄品の入れ替えの際、災害時を想定して作ってみましょう。
レンチンおかゆ
材料と作り方
1.レトルトごはんと水を1:1〜2の割合で用意する(月齢によって水の量を調整する)。
2.大きめの耐熱容器に1を入れてフタを少しずらし(またはふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱する。取り出して混ぜ、フタまたはラップをして10分蒸らす。
防災アドバイス
多めに作り、ママやパパも一緒に食べてもよいでしょう。
ミルクバナナパンがゆ
材料と作り方
1.食品用の耐熱性ポリ袋に乾パン3個を入れて、袋の上から指先で砕く。大人用のカレースプーン約6杯分の液体ミルク、バナナ適量を入れて空気が入らないようにきつく結ぶ。
2.鍋に湯を沸かし、1を10分湯煎する。取り出して粗熱を取り、袋の上から指先でつぶす。
防災アドバイス
バナナは加熱すると甘みがアップ。大人が食べても甘くてホッとする味わいです。
乾パンがゆ
材料と作り方
1.食品用のポリ袋に乾パン3個を入れて、袋の上から指先で砕く。
2.砕けたら、1に大人用のカレースプーン約6杯分の水(または液体ミルク)を入れて、袋のくちを結ぶ。乾パンがふやけるまで20〜30分ほど置く。
防災アドバイス
液体ミルクだとさらに栄養価がアップするので、あれば使用をおすすめします。
トマトがゆ
材料と作り方
1.食品用のポリ袋にレトルトのおかゆ適量、おかゆに対し1/3程度の量のトマト缶を入れて、袋の上から指先でよくつぶす(あげるときは種や皮を除く)。
防災アドバイス
さば缶や大豆(水煮)を加えれば、ママに大事な栄養が摂れる大人ごはんに。
防災食のお話を伺った先生:
母子栄養指導士 式地 亜矢先生
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