“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
妊娠期特有のお腹のはり。
「どんな感覚かよくわからない」というママも多いのでは?
はりは体からのSOSの可能性もあるので日頃からはりを意識しておきましょう。
病助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問等を経て、現在は帝京平成大学で看護学生・助産師学生の指導・育成にあたっている。
妊娠中は、子宮が収縮するとによりお腹がはります。 子宮の収縮は生理的なことなので通常は心配いりませんが、ときには切迫流産・早産のサインとなる可能性のサインとなる場合もあるので、はりの感覚を意識してつかんでおくことが大切です。
けれど、はりの感じや度合いは、「チクチクする」「生理みたい」「お腹が硬くなる」など人それぞれです。 はっていても気付かない人や、便秘やお腹の皮膚が引っ張られることで感じるはりと混同してしまう人もいます。 子宮の収縮は、医師や助産師の触診や胎児心拍モニターで確認できるので、”収縮したときの感覚”を覚えておくとよいでしょう。
・お腹(体)が冷えている。
・疲れている。
・きつい下着の着用などでお腹を締め付けている。
・便秘をしている。
・膀胱に尿がたまっている。
・赤ちゃんが激しく動いている。
・おっぱいマッサージをした。
体からのSOSの場合があるので、いつもと違うなと感じたら放置せず受診してください。
・横になってもおさまらない
・子宮が異常に痛い
・出血や痛みを伴う
・いつもより頻回にはる
・なんとなくいつもと違う
※妊娠10ヶ月の頃になると、夜寝るときに定期的なはりを感じることがあります。 これは「前駆陣痛」と言い、出産へお準備です。
お腹がはったらすぐに横になり安静にしましょう。椅子に深く腰かける姿勢は下腹部を圧迫するので、横になるか、背もたれの角度をゆるやかにしてリラックスしましょう。